「 作家別(あ行) 」 一覧
『庭』(小山田浩子)_書評という名の読書感想文
2021/01/13 | 『庭』(小山田浩子), 作家別(あ行), 小山田浩子, 書評(な行)
『庭』小山田 浩子 新潮文庫 2021年1月1日発行 庭(新潮文庫) 夫。どじょう。クモ。すぐそばにいる見知らぬ生き物。芥川賞作家の比類なき15編。私は夫と離婚をする。そのことを両親に報
『ナキメサマ』(阿泉来堂)_書評という名の読書感想文
2021/01/07 | 『ナキメサマ』(阿泉来堂), 作家別(あ行), 書評(な行), 阿泉来堂
『ナキメサマ』阿泉 来堂 角川ホラー文庫 2020年12月25日初版 ナキメサマ (角川ホラー文庫) 最後まで読んだ時、あなたの視界は恐怖に染まる。高校時代の初恋の相手・小夜子のルームメ
『密やかな結晶 新装版』(小川洋子)_書評という名の読書感想文
2020/12/30 | 『密やかな結晶 新装版』(小川洋子), 作家別(あ行), 小川洋子, 書評(は行)
『密やかな結晶 新装版』小川 洋子 講談社文庫 2020年12月15日第1刷 密やかな結晶 新装版 (講談社文庫) 記憶狩りによって消滅が進む島。人々は大切な物を、そして自分自身を、失っ
『ミセス・ノイズィ』(天野千尋)_書評という名の読書感想文
2020/12/18 | 『ミセス・ノイズィ』(天野千尋), 作家別(あ行), 天野千尋, 書評(ま行)
『ミセス・ノイズィ』天野 千尋 実業之日本社文庫 2020年12月15日初版 ミセス・ノイズィ (実業之日本社文庫) 大スランプ中の小説家・真紀は引っ越し早々、隣家の女・若田がベランダで
『角の生えた帽子』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文
2020/12/07 | 『角の生えた帽子』(宇佐美まこと), 作家別(あ行), 宇佐美まこと, 書評(た行)
『角の生えた帽子』宇佐美 まこと 角川ホラー文庫 2020年11月25日初版 角の生えた帽子 (角川ホラー文庫) 何度も同じような夢を見る。それはさまざまな女をいたぶり殺すことでエクスタ
『人間タワー』(朝比奈あすか)_書評という名の読書感想文
2020/11/27 | 『人間タワー』(朝比奈あすか), 作家別(あ行), 書評(な行), 朝比奈あすか
『人間タワー』朝比奈 あすか 文春文庫 2020年11月10日第1刷 人間タワー (文春文庫) 桜丘小学校の運動会で毎年六年生が挑んできた組体操 「人間タワー」。しかし危険性が取りざたさ
『かか』(宇佐見りん)_書評という名の読書感想文
2020/11/25 | 『かか』(宇佐見りん), 作家別(あ行), 宇佐見りん, 書評(か行)
『かか』宇佐見 りん 河出書房新社 2019年11月30日初版 かか 19歳の浪人生うーちゃんは、大好きな母親=かかのことで切実に悩んでいる。かかは離婚を機に徐々に心を病み、酒を飲んでは
『裏アカ』(大石圭)_書評という名の読書感想文
2020/11/20 | 『裏アカ』(大石圭), 作家別(あ行), 大石圭, 書評(あ行)
『裏アカ』大石 圭 徳間文庫 2020年5月15日初刷 裏アカ (徳間文庫) 青山のアパレルショップ店長、真知子。どこか満たされない日々のある夜、部下の何気ない言葉がきっかけで下着姿の写
『眠れない夜は体を脱いで』(彩瀬まる)_書評という名の読書感想文
2020/11/16 | 『眠れない夜は体を脱いで』(彩瀬まる), 作家別(あ行), 彩瀬まる, 書評(な行)
『眠れない夜は体を脱いで』彩瀬 まる 中公文庫 2020年10月25日初版 眠れない夜は体を脱いで (中公文庫) 自分の顔がしっくりこない男子高校生。五十過ぎに始めた合気道で若い男とペア
『サブマリン』(伊坂幸太郎)_書評という名の読書感想文
2020/11/04 | 『サブマリン』(伊坂幸太郎), 伊坂幸太郎, 作家別(あ行), 書評(さ行)
『サブマリン』伊坂 幸太郎 講談社文庫 2019年4月16日第1刷 サブマリン (講談社文庫) 『チルドレン』 から、12年。家裁調査官・陣内と武藤が出会う、新たな少年たちと、罪と罰の話
『地下鉄に乗って〈新装版〉』(浅田次郎)_書評という名の読書感想文
2020/11/02 | 『地下鉄に乗って〈新装版〉』(浅田次郎), 作家別(あ行), 書評(た行), 浅田次郎
『地下鉄に乗って〈新装版〉』浅田 次郎 講談社文庫 2020年10月15日第1刷 地下鉄に乗って 新装版 (講談社文庫) 浅田次郎の原点にして名作中の名作 『地下鉄 (メトロ) に乗って
『その愛の程度』(小野寺史宜)_書評という名の読書感想文
2020/10/26 | 『その愛の程度』(小野寺史宜), 作家別(あ行), 小野寺史宜, 書評(さ行)
『その愛の程度』小野寺 史宜 講談社文庫 2019年9月13日第1刷 その愛の程度 (講談社文庫) 職場の親睦会を兼ねたバーベキュー。娘の菜月が溺れるのを見て、とっさに川に飛び込んだ豊永
『入らずの森』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文
2020/10/23 | 『入らずの森』(宇佐美まこと), 作家別(あ行), 宇佐美まこと, 書評(あ行)
『入らずの森』宇佐美 まこと 祥伝社文庫 2016年12月31日第6刷 入らずの森 (祥伝社文庫) 陰惨な歴史が残る四国山中の集落・尾峨に赴任した中学教師・金沢には、競技中の事故で陸上を
『ボニン浄土』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文
2020/10/14 | 『ボニン浄土』(宇佐美まこと), 作家別(あ行), 宇佐美まこと, 書評(は行)
『ボニン浄土』宇佐美 まこと 小学館 2020年6月21日初版 ボニン浄土 刺客は、思わぬところからやって来た。1840年、気仙沼から出航した五百石船・観音丸は荒天の果てに、ある島に漂着