「 奥田英朗 」 一覧
『コロナと潜水服』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2024/01/15 | 『コロナと潜水服』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(か行)
『コロナと潜水服』奥田 英朗 光文社文庫 2023年12月20日 初版1刷発行 ちょっぴり切なく、ほんのり笑えて、最後はやさしい人生が愛おしくなる “ささやかな奇跡“ の物語5編 奥田英朗のマ
『リバー』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2022/10/31 | 『リバー』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(ら行)
『リバー』奥田 英朗 集英社 2022年9月30日第1刷発行 同一犯か? 模倣犯か?人間の業と情を抉る 無上の群像劇×緊迫感溢れる 圧巻の犯罪小説! 十年前、渡良瀬川河川敷で
『罪の轍』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2019/09/18 | 『罪の轍』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(た行)
『罪の轍』奥田 英朗 新潮社 2019年8月20日発行 奥田英朗の新刊 『罪の轍』 を読みました。物語は北海道の北西部、稚内に近い日本海に浮かぶ二つある島の一つ、礼文島から始まります。
『真夜中のマーチ』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2019/08/09 | 『真夜中のマーチ』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(ま行)
『真夜中のマーチ』奥田 英朗 集英社文庫 2019年6月8日第12刷 自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる
『純平、考え直せ』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2018/09/10 | 『純平、考え直せ』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(さ行)
『純平、考え直せ』奥田 英朗 光文社文庫 2013年12月20日初版 坂本純平は気のいい下っ端やくざ。喧嘩っ早いが、女に甘くて男前。歌舞伎町ではちょっとした人気者だ。そんな彼が、対立する組の幹部の命
『泳いで帰れ』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2017/06/03 | 『泳いで帰れ』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(あ行)
『泳いで帰れ』奥田 英朗 光文社文庫 2008年7月20日第一刷 8月16日、月曜日。朝の品川駅はいつもどおりの通勤ラッシュであった。サラリーマンやOLたちが忙しそうに先を急いでいる。普段とちがう
『variety[ヴァラエティ]』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2017/05/09 | 『variety[ヴァラエティ]』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(は行)
『variety[ヴァラエティ]』奥田 英朗 講談社 2016年9月20日第一刷 迷惑、顰蹙、無理難題。人生、困ってからがおもしろい。脱サラで会社を興した38歳の社長、渋滞中の車にどんどん知らない人
『ナオミとカナコ』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2017/04/24 | 『ナオミとカナコ』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(な行)
『ナオミとカナコ』奥田 英朗 幻冬舎文庫 2017年4月15日初版 望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美は、あるとき、親友の加奈子が夫・達郎から酷い暴力を受けていることを知った。その顔にドス黒い
『向田理髪店』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2016/06/17 | 『向田理髪店』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(ま行)
『向田理髪店』奥田 英朗 光文社 2016年4月20日初版 帯に[過疎の町のから騒ぎ]とあり、[身に沁みて、心がほぐれる物語]とあります。 「向田理髪店」「祭りのあと」「中国からの花嫁」「小
『噂の女』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2015/06/09 | 『噂の女』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(あ行)
『噂の女』奥田 英朗 新潮文庫 2015年6月1日発行 糸井美幸は、噂の女 - 彼女は手練手管と肉体を使い、事務員を振り出しに玉の輿婚をなしとげ、高級クラブのママにまでのし上がります。高校まで
『我が家の問題』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2015/04/13 | 『我が家の問題』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(わ行)
『我が家の問題』奥田 英朗 集英社文庫 2014年6月30日第一刷 まず、この本に収められている6つの短編の冒頭の文章を読んでみてください。 第一話「甘い生活?」 【新婚なのに、家に帰りたく
『無理』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2015/04/01 | 『無理』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(ま行)
『無理』奥田 英朗 文芸春秋 2009年9月30日第一刷 〈ゆめの市〉は、「湯田」「目方」「野方」という3つの町を合併して誕生した人口12万人の地方都市で、ただ広いだけでこれと言った特徴のない
『沈黙の町で』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2015/03/07 | 『沈黙の町で』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(あ行)
『沈黙の町で』奥田 英朗 朝日新聞出版 2013年2月28日第一刷 川崎市の多摩川河川敷で、中学1年生の上村遼太君の刺殺体が発見されたのは、2月20日のことでした。事件に関する報道は過熱する一
『空中ブランコ』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2014/12/25 | 『空中ブランコ』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(か行)
『空中ブランコ』奥田 英朗 文芸春秋 2004年4月25日第一刷 『最悪』『邪魔』とクライム・ノベルの傑作の後に奥田英朗が書いたものは、それまでの作風とは全く違う趣きの小説でした。 『空中ブラン
『邪魔』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2014/12/05 | 『邪魔』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(さ行)
『邪魔』奥田 英朗 講談社 2001年4月1日第一刷 『最悪』と双璧をなす、奥田英朗のクライム・ノベルの傑作。第4回大藪春彦賞受賞作。 渡辺裕輔は高校2年生。既に高校を辞めた弘樹と洋平の3人でつ