「 作家別(あ行) 」 一覧

『虫娘』(井上荒野)_書評という名の読書感想文

『虫娘』井上 荒野 小学館文庫 2017年2月12日初版 四月の雪の日。あの夜、シェアハウスで開かれたパーティーで、一体何があったのか? 「樅木照はもう死んでいた」という衝撃的な一行からこの物語は始

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『死にぞこないの青』(乙一)_書評という名の読書感想文

『死にぞこないの青』乙一 幻冬舎文庫 2001年10月25日初版 飼育係になりたいがために嘘をついてしまったマサオは、大好きだった羽田先生から嫌われてしまう。先生は、他の誰かが宿題を忘れてきたり授業

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『ロゴスの市』(乙川優三郎)_書評という名の読書感想文

『ロゴスの市』乙川 優三郎 徳間書店 2015年11月30日初版 至福の読書時間を約束します。乙川文学の新しい姿がここに!  昭和55年、弘之と悠子は、大学のキャンパスで出会う。翻訳家と同時通訳と

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『雨の夜、夜行列車に』(赤川次郎)_書評という名の読書感想文

『雨の夜、夜行列車に』赤川 次郎 角川文庫 2017年1月25日初版 「今夜、九時の列車よ - 」組織の金を盗んで命を狙われている逃走中の宮部は、自宅で彼を待ち続けている妻の亜紀子と、夜行列車で落ち

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『トワイライトシャッフル』(乙川優三郎)_書評という名の読書感想文

『トワイライトシャッフル』乙川 優三郎 新潮文庫 2017年1月1日発行 房総半島の海辺にある小さな街で生きる場所を探し、立ちつくす男と女。元海女、異国の女、新築に独り暮らす主婦、孤独なジャズピアニ

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『彼女は存在しない』(浦賀和宏)_書評という名の読書感想文

『彼女は存在しない』浦賀 和宏 幻冬舎文庫 2003年10月10日初版 平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める・・・・。同じ頃、

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『緋い猫』(浦賀和宏)_書評という名の読書感想文

『緋い猫』浦賀 和宏 祥伝社文庫 2016年10月20日初版 17歳の洋子は佐久間という工員の青年と恋に落ちる。だが仲間2名が殺害される事件が起き、犯人と疑われた彼は姿を消す。洋子は佐久間を追って故

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『赤へ』(井上荒野)_書評という名の読書感想文

『赤へ』井上 荒野 祥伝社 2016年6月20日初版 ふいに思い知る。すぐそこにあることに。時に静かに、時に声高に - 。 「死」を巡って炙り出される人間の“ほんとう”  直木賞作家が描く「死」を巡

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『四とそれ以上の国』(いしいしんじ)_書評という名の読書感想文

『四とそれ以上の国』いしい しんじ 文春文庫 2012年4月10日第一刷 高松の親戚にひきとられたきょうだいの一人が人形浄瑠璃に魅せられる。塩祭りの夜にきょうだいたちに何かが起こる。(「塩」)列車の

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『あひる』(今村夏子)_書評という名の読書感想文

『あひる』今村 夏子 書肆侃侃房 2016年11月21日第一刷 あひるを飼うことになった家族と学校帰りに集まってくる子供たち。一瞬幸せな日常の危うさが描かれた「あひる」。おばあちゃんと孫たち、近所の

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『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』(尾形真理子)_書評という名の読書感想文

『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』尾形 真理子 幻冬舎文庫 2014年2月10日初版 年下に片思いする文系女子、不倫に悩む美容マニア、元彼の披露宴スピーチを頼まれる化粧品会社勤務のOL・・

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『阿蘭陀西鶴』(朝井まかて)_書評という名の読書感想文

『阿蘭陀西鶴』朝井 まかて 講談社文庫 2016年11月15日第一刷 江戸時代を代表する作家・井原西鶴。彼の娘おあいは、盲目の身ながら、亡き母に代わり料理も裁縫もこなす。一方、西鶴は、手前勝手でええ

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『十一月に死んだ悪魔』(愛川晶)_書評という名の読書感想文

『十一月に死んだ悪魔』愛川 晶 文春文庫 2016年11月10日第一刷 売れない小説家「碧井聖」こと柏原育弥は、妻子に見限られて家を追われた上、やっかいな発作に悩まされていた。突然意識が遠のき、視界

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『なぎさホテル』(伊集院静)_書評という名の読書感想文

『なぎさホテル』伊集院 静 小学館文庫 2016年10月11日初版 「いいんですよ。部屋代なんていつだって」 東京での暮らしをあきらめ、逗子の海岸に立ち寄った若者を、家族のように温かく迎え入れた伝説

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『花や咲く咲く』(あさのあつこ)_書評という名の読書感想文

『花や咲く咲く』あさの あつこ 実業之日本社文庫 2016年10月15日初版 昭和18年、初夏。小さな温泉旅館の娘・三芙美は、女学校の友だちと、思いがけず手に入った美しい布でブラウスを縫い始める。お

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『マッチング』(内田英治)_書評という名の読書感想文

『マッチング』内田 英治 角川ホラー文庫 2024年2月20日 3版

『僕の神様』(芦沢央)_書評という名の読書感想文

『僕の神様』芦沢 央 角川文庫 2024年2月25日 初版発行

『存在のすべてを』(塩田武士)_書評という名の読書感想文

『存在のすべてを』塩田 武士 朝日新聞出版 2024年2月15日第5

『我が産声を聞きに』(白石一文)_書評という名の読書感想文

『我が産声を聞きに』白石 一文 講談社文庫 2024年2月15日 第

『朱色の化身』(塩田武士)_書評という名の読書感想文

『朱色の化身』塩田 武士 講談社文庫 2024年2月15日第1刷発行

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