「 作家別(あ行) 」 一覧
『人間タワー』(朝比奈あすか)_書評という名の読書感想文
2020/11/27 | 『人間タワー』(朝比奈あすか), 作家別(あ行), 書評(な行), 朝比奈あすか
『人間タワー』朝比奈 あすか 文春文庫 2020年11月10日第1刷 桜丘小学校の運動会で毎年六年生が挑んできた組体操 「人間タワー」。しかし危険性が取りざたされ中止に!? 強硬なタ
『かか』(宇佐見りん)_書評という名の読書感想文
2020/11/25 | 『かか』(宇佐見りん), 作家別(あ行), 宇佐見りん, 書評(か行)
『かか』宇佐見 りん 河出書房新社 2019年11月30日初版 19歳の浪人生うーちゃんは、大好きな母親=かかのことで切実に悩んでいる。かかは離婚を機に徐々に心を病み、酒を飲んでは暴
『裏アカ』(大石圭)_書評という名の読書感想文
2020/11/20 | 『裏アカ』(大石圭), 作家別(あ行), 大石圭, 書評(あ行)
『裏アカ』大石 圭 徳間文庫 2020年5月15日初刷 青山のアパレルショップ店長、真知子。どこか満たされない日々のある夜、部下の何気ない言葉がきっかけで下着姿の写真を自撮りし、Tw
『眠れない夜は体を脱いで』(彩瀬まる)_書評という名の読書感想文
2020/11/16 | 『眠れない夜は体を脱いで』(彩瀬まる), 作家別(あ行), 彩瀬まる, 書評(な行)
『眠れない夜は体を脱いで』彩瀬 まる 中公文庫 2020年10月25日初版 自分の顔がしっくりこない男子高校生。五十過ぎに始めた合気道で若い男とペアを組むことになった会社員。恋人の元
『サブマリン』(伊坂幸太郎)_書評という名の読書感想文
2020/11/04 | 『サブマリン』(伊坂幸太郎), 伊坂幸太郎, 作家別(あ行), 書評(さ行)
『サブマリン』伊坂 幸太郎 講談社文庫 2019年4月16日第1刷 『チルドレン』 から、12年。家裁調査官・陣内と武藤が出会う、新たな少年たちと、罪と罰の話。 偶然なのか、運
『地下鉄に乗って〈新装版〉』(浅田次郎)_書評という名の読書感想文
2020/11/02 | 『地下鉄に乗って〈新装版〉』(浅田次郎), 作家別(あ行), 書評(た行), 浅田次郎
『地下鉄に乗って〈新装版〉』浅田 次郎 講談社文庫 2020年10月15日第1刷 浅田次郎の原点にして名作中の名作 『地下鉄 (メトロ) に乗って』 を読みました。 永田町の地
『その愛の程度』(小野寺史宜)_書評という名の読書感想文
2020/10/26 | 『その愛の程度』(小野寺史宜), 作家別(あ行), 小野寺史宜, 書評(さ行)
『その愛の程度』小野寺 史宜 講談社文庫 2019年9月13日第1刷 職場の親睦会を兼ねたバーベキュー。娘の菜月が溺れるのを見て、とっさに川に飛び込んだ豊永の腕の中にいたのは、娘では
『入らずの森』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文
2020/10/23 | 『入らずの森』(宇佐美まこと), 作家別(あ行), 宇佐美まこと, 書評(あ行)
『入らずの森』宇佐美 まこと 祥伝社文庫 2016年12月31日第6刷 陰惨な歴史が残る四国山中の集落・尾峨に赴任した中学教師・金沢には、競技中の事故で陸上を諦めた疵があった。彼の教
『ボニン浄土』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文
2020/10/14 | 『ボニン浄土』(宇佐美まこと), 作家別(あ行), 宇佐美まこと, 書評(は行)
『ボニン浄土』宇佐美 まこと 小学館 2020年6月21日初版 刺客は、思わぬところからやって来た。 1840年、気仙沼から出航した五百石船・観音丸は荒天の果てに、ある島に漂着
『犯罪調書』(井上ひさし)_書評という名の読書感想文
2020/10/07 | 『犯罪調書』(井上ひさし), 井上ひさし, 作家別(あ行), 書評(は行)
『犯罪調書』井上 ひさし 中公文庫 2020年9月25日初版 白い下半身を剥き出しにした娘が横たわっている。麻酔薬を嗅がされているらしく身動きひとつしない。娘の、高く盛り上がった胸が
『愚者の毒』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文
2020/10/05 | 『愚者の毒』(宇佐美まこと), 作家別(あ行), 宇佐美まこと, 書評(か行)
『愚者の毒』宇佐美 まこと 祥伝社文庫 2017年9月10日第4刷 1985年、上野の職安で出会った葉子と希美。互いに後ろ暗い過去を秘めながら、友情を深めてゆく。しかし、希美の紹介で
『死体でも愛してる』(大石圭)_書評という名の読書感想文
2020/10/02 | 『死体でも愛してる』(大石圭), 作家別(あ行), 大石圭, 書評(さ行)
『死体でも愛してる』大石 圭 角川ホラー文庫 2020年8月25日初版 台所に立っていると落ち着く。料理をすると心が凪いでいく。だからわたしは、最愛の夫が死んだ今日も包丁を握る。「彼
『るんびにの子供』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文
2020/09/25 | 『るんびにの子供』(宇佐美まこと), 作家別(あ行), 宇佐美まこと, 書評(ら行)
『るんびにの子供』宇佐美 まこと 角川ホラー文庫 2020年8月25日初版 近づくのを禁止された池で、4人の園児たちは水から上がってくる少女を茫然と見つめていた。後にその女の子を園で
『魯肉飯のさえずり』(温又柔)_書評という名の読書感想文
2020/09/18 | 『魯肉飯のさえずり』(温又柔), 作家別(あ行), 書評(ら行), 温又柔
『魯肉飯のさえずり』温 又柔 中央公論新社 2020年8月25日初版 ママがずっとわたしの恥部だった - 「もしも、あたしが日本人ならと思う」 就活に失敗し、逃げるように結婚を選んだ