「 作家別(か行) 」 一覧
『坂の途中の家』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2018/12/26 | 『坂の途中の家』(角田光代), 作家別(か行), 書評(さ行), 角田光代
『坂の途中の家』角田 光代 朝日文庫 2018年12月30日第一刷 最愛の娘を殺した母親は、私かもしれない - 。虐待事件の補充裁判員になった里沙子は、子どもを殺した母親をめぐる証言
『水やりはいつも深夜だけど』(窪美澄)_書評という名の読書感想文
2018/12/19 | 『水やりはいつも深夜だけど』(窪美澄), 作家別(か行), 書評(ま行), 窪美澄
『水やりはいつも深夜だけど』窪 美澄 角川文庫 2017年5月25日初版 セレブママとしてブログを更新しながら周囲の評価に怯える主婦。仕事で子育てになかなか参加できず、妻や義理の両親
『アカガミ』(窪美澄)_書評という名の読書感想文
2018/11/30 | 『アカガミ』(窪美澄), 作家別(か行), 書評(あ行), 窪美澄
『アカガミ』窪 美澄 河出文庫 2018年10月20日初版 渋谷で出会った謎の女性に勧められ、ミツキは国が設立したお見合いシステム 「アカガミ」 に志願した。異性と話すことすらままならない彼女にとっ
『恋』(小池真理子)_書評という名の読書感想文
2018/11/07 | 『恋』(小池真理子), 作家別(か行), 小池真理子, 書評(か行)
『恋』小池 真理子 新潮文庫 2017年4月25日11刷 1972年冬。全国を震撼させた浅間山荘事件の蔭で、一人の女が引き起こした発砲事件。当時学生だった布美子は、大学助教授・片瀬と妻の雛子との奔放
『墓地を見おろす家』(小池真理子)_書評という名の読書感想文
2018/10/29 | 『墓地を見おろす家』(小池真理子), 作家別(か行), 小池真理子, 書評(は行)
『墓地を見おろす家』小池 真理子 角川ホラー文庫 2014年2月20日改訂38版 都心・新築しかも格安という抜群の条件のマンションを手に入れ、移り住んだ哲平一家。緑に恵まれたその地は、広大な墓地に囲
『愛がなんだ』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2018/10/22 | 『愛がなんだ』(角田光代), 作家別(か行), 書評(あ行), 角田光代
『愛がなんだ』角田 光代 角川 文庫 2018年7月30日13版 「私はただ、ずっと彼のそばにはりついていたいのだ」- OLのテルコはマモちゃんに出会って恋に落ちた。彼から電話があれば仕事中でも携帯
『夫のちんぽが入らない』(こだま)_書評という名の読書感想文
2018/09/28 | 『夫のちんぽが入らない』(こだま), こだま, 作家別(か行), 書評(あ行)
『夫のちんぽが入らない』こだま 講談社文庫 2018年9月14日第一刷 "夫のちんぽが入らない" 衝撃の実話 - 彼女の生きてきたその道が物語になる。 2014年5月に開催された 「文学フリマ」
『抱く女』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2018/09/12 | 『抱く女』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(た行), 桐野夏生
『抱く女』桐野 夏生 新潮文庫 2018年9月1日発行 女は男の従属物じゃない - 。1972年、東京、吉祥寺。ジャズ喫茶でアルバイトをする大学生の直子は、傷つけられ、社会へ憤りながら、同時に新左翼
『「いじめ」をめぐる物語』(角田光代ほか)_書評という名の読書感想文
2018/09/07 | 『「いじめ」をめぐる物語』(角田光代ほか), 作家別(か行), 書評(あ行), 角田光代
『「いじめ」をめぐる物語』角田 光代ほか 朝日文庫 2018年8月30日第一刷 いじめを受けた側、いじめた側、その友だち、家族、教師・・・・・・・「いじめ」には、さまざまな "当事者" たちがいる。
『よるのふくらみ』(窪美澄)_書評という名の読書感想文
2018/08/17 | 『よるのふくらみ』(窪美澄), 作家別(か行), 書評(や行), 窪美澄
『よるのふくらみ』窪 美澄 新潮文庫 2016年10月1日発行 以下はすべてが解説からの抜粋です。よくよく考えて、今回は尾崎世界観さんの文章こそを読んでほしいと思いました。(もちろん全文ではありま
『リアルワールド』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2018/08/15 | 『リアルワールド』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(ら行), 桐野夏生
『リアルワールド』桐野 夏生 集英社文庫 2006年2月25日第一刷 高校三年の夏休み、隣家の少年が母親を撲殺して逃走。ホリニンナこと山中十四子は、携帯電話を通して、逃げる少年ミミズとつながる。そし
『リリース』(古谷田奈月)_書評という名の読書感想文
2018/07/18 | 『リリース』(古谷田奈月), 作家別(か行), 古谷田奈月, 書評(ら行)
『リリース』古谷田 奈月 光文社 2016年10月20日初版 女性首相ミタ・ジョズの活躍の下、同性婚が合法化され、男女同権が実現した "オーセル国" 。精子(スパーム)バンクが国営化され、人々はもう
『あこがれ』(川上未映子)_書評という名の読書感想文
2018/07/09 | 『あこがれ』(川上未映子), 作家別(か行), 川上未映子, 書評(あ行)
『あこがれ』川上 未映子 新潮文庫 2018年7月1日発行 第1回 渡辺淳一文学賞受賞作品 まずは文庫の裏表紙にある解説を。 おかっぱ頭のやんちゃ娘ヘガティーと、絵が得意でやせっぽちの麦くん。ク
『泥濘』(黒川博行)_書評という名の読書感想文
2018/07/06 | 『泥濘』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(な行), 黒川博行
『泥濘』黒川 博行 文藝春秋 2018年6月30日第一刷 「待たんかい。わしが躾をするのは、極道と半グレと、性根の腐った堅気だけやぞ」 疫病神シリーズの名コンビ、桑原と二宮が帰ってきた! 今度の標的
『宇喜多の捨て嫁』(木下昌輝)_書評という名の読書感想文
2018/06/29 | 『宇喜多の捨て嫁』(木下昌輝), 作家別(か行), 書評(あ行), 木下昌輝
『宇喜多の捨て嫁』木下 昌輝 文春文庫 2017年4月10日第一刷 第一話 表題作より 「碁に捨て石という考えがありもうす。一石を敵に与えて、それ以上の利を得るというもの。あるいは将棋の捨て駒