「 作家別(た行) 」 一覧
『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』(滝口悠生)_書評という名の読書感想文
2018/04/23 | 『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』(滝口悠生), 作家別(た行), 書評(さ行), 滝口悠生
『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』滝口 悠生 新潮文庫 2018年4月1日発行 東北へのバイク旅行。美術準備室でのできごと。そしてジミヘンのギター。2001年の秋からいくつかの蛇行を経て20
『月桃夜』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2018/03/28 | 『月桃夜』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(か行), 遠田潤子
『月桃夜』遠田 潤子 新潮文庫 2015年12月1日発行 この世の終わりなら ふたりの全てが許される 奄美の海を漂う少女の元に、隻眼の大鷲が舞い降り、語り始めたある兄妹の物語。親を亡くし、一生を下
『ポースケ』(津村記久子)_書評という名の読書感想文
2018/02/21 | 『ポースケ』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(は行), 津村記久子
『ポースケ』津村 記久子 中公文庫 2018年1月25日初版 奈良のカフェ「ハタナカ」でゆるやかに交差する7人の女性の日常。職場の人間関係や、睡眠障害、元彼のストーカー、娘の就活、子供がいない・・・
『アンチェルの蝶』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2018/02/19 | 『アンチェルの蝶』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(あ行), 遠田潤子
『アンチェルの蝶』遠田 潤子 光文社文庫 2014年1月20日初版 大阪の港町で居酒屋を経営する藤太の元へ、中学の同級生・秋雄が少女ほづみを連れてきた。奇妙な共同生活の中で次第に心を通わせる二人だっ
『カラヴィンカ』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2018/02/13 | 『カラヴィンカ』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(か行), 遠田潤子
『カラヴィンカ』遠田 潤子 角川文庫 2017年10月25日初版 売れないギタリストの多聞は、音楽誌に穴埋めコラムを書いて生計を立てている。最近、離婚して、妻のつくった借金を抱えて困窮していた。ある
『蓮の数式』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2018/02/07 | 『蓮の数式』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(は行), 遠田潤子
『蓮の数式』遠田 潤子 中公文庫 2018年1月25日初版 35歳のそろばん塾講師・千穂は不妊治療を始めて10年。夫と義母からの度重なる嫌味に耐え続けてきた。ある日、夫の運転する車がひとりの男と接触
『劇団42歳♂』(田中兆子)_書評という名の読書感想文
2018/02/05 | 『劇団42歳♂』(田中兆子), 作家別(た行), 書評(か行), 田中兆子
『劇団42歳♂』田中 兆子 双葉社 2017年7月23日第一刷 大学で劇団を組んでいた5人の仲間。今は違う道を歩む彼らだが、卒業後20年の節目に「劇団42歳♂」を結成した
『宰相A』(田中慎弥)_書評という名の読書感想文
2017/12/20 | 『宰相A』(田中慎弥), 作家別(た行), 書評(さ行), 田中慎弥
『宰相A』田中 慎弥 新潮文庫 2017年12月1日発行 揃いの国民服に身を包む金髪碧眼の「日本人」に、武力による平和実現の大義を説く黒髪の首相A。母の墓参に帰郷したはずが、「日本国」の違法侵入者と
『スリーパー/浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニ』(竹内明)_書評という名の読書感想文
2017/11/09 | 『スリーパー/浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニ』(竹内明), 作家別(た行), 書評(さ行), 竹内明
『スリーパー/浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニ』竹内 明 講談社 2017年9月26日第一刷 母上様、あなたはどうして日本を捨て、北にやってきたのですか - 。 報道記者としても活躍する
『高架線』(滝口悠生)_書評という名の読書感想文
2017/10/31 | 『高架線』(滝口悠生), 作家別(た行), 書評(か行), 滝口悠生
『高架線』滝口 悠生 講談社 2017年9月27日第一刷 そうやって元のところに留まらないで、次々動いて移動していくようなものなんだな、人が生きるということは 風呂トイレつき、駅から5分で家賃3万円
『仮面病棟』(知念実希人)_書評という名の読書感想文
2017/10/23 | 『仮面病棟』(知念実希人), 作家別(た行), 書評(か行), 知念実希人
『仮面病棟』知念 実希人 実業之日本社文庫 2014年12月15日初版 強盗犯により密室と化す病院 息詰まる心理戦の幕が開く! 療養型病院に強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。事件に巻き
『螺旋の手術室』(知念実希人)_書評という名の読書感想文
2017/10/13 | 『螺旋の手術室』(知念実希人), 作家別(た行), 書評(ら行), 知念実希人
『螺旋の手術室』知念 実希人 新潮文庫 2017年10月1日発行 読書メーター読みたい本ランキング第1位。驚愕のどんでん返し!! 手術室での不可解な死。次々と殺される教授選の候補者たち。事件に秘
『犬婿入り』(多和田葉子)_書評という名の読書感想文
2017/10/07 | 『犬婿入り』(多和田葉子), 作家別(た行), 多和田葉子, 書評(あ行)
『犬婿入り』多和田 葉子 講談社文庫 1998年10月15日第一刷 多摩川べりのありふれた町の学習塾は〈キタナラ塾〉の愛称で子供たちに人気だ。北村みつこ先生が 「犬婿入り」 の話をしていたら本当に
『献灯使』(多和田葉子)_書評という名の読書感想文
2017/09/25 | 『献灯使』(多和田葉子), 作家別(た行), 多和田葉子, 書評(か行)
『献灯使』多和田 葉子 講談社文庫 2017年8月9日第一刷 大災厄に見舞われ、外来語も自動車もインターネットもなくなり鎖国状態の日本。老人は百歳を過ぎても健康だが子どもは学校に通う体力もない。義郎
『ウエストウイング』(津村記久子)_書評という名の読書感想文
2017/09/22 | 『ウエストウイング』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(あ行), 津村記久子
『ウエストウイング』津村 記久子 朝日文庫 2017年8月30日第一刷 女性事務員ネゴロ、塾通いの小学生ヒロシ、若手サラリーマンのフカボリ。ビルの物置き場で、3人は物々交換から繋がりができる。そんな