「 作家別(た行) 」 一覧
『甘いお菓子は食べません』(田中兆子)_書評という名の読書感想文
2016/11/04 | 『甘いお菓子は食べません』(田中兆子), 作家別(た行), 書評(あ行), 田中兆子
『甘いお菓子は食べません』田中 兆子 新潮文庫 2016年10月1日発行 頼む・・・・僕はもうセックスしたくないんだ。仲の良い夫から突然告げられた妻の動揺。〈土下座婚活〉が功を奏して知り合った男性に
『二十歳の原点』(高野悦子)_書評という名の読書感想文
2016/10/27 | 『二十歳の原点』(高野悦子), 作家別(た行), 書評(な行), 高野悦子
『二十歳の原点』高野 悦子 新潮文庫 1979年5月25日発行 独りであること、未熟であることを認識の基点に、青春を駆けぬけていった一女子大生の愛と死のノート。学園紛争の嵐の中で、自己を確立しようと
『森の家』(千早茜)_書評という名の読書感想文
2016/09/07 | 『森の家』(千早茜), 作家別(た行), 千早茜, 書評(ま行)
『森の家』千早 茜 講談社文庫 2015年12月15日第一刷 自由のない家族関係を嫌う美里は、一回り年上の恋人と彼の息子が住む家に転がりこむ。お互いに深く干渉しない気ままな生活を楽しむ美里だったが、
『八番筋カウンシル』(津村記久子)_書評という名の読書感想文
2016/08/05 | 『八番筋カウンシル』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(は行), 津村記久子
『八番筋カウンシル』津村 記久子 朝日文庫 2014年4月30日第一刷 小説の新人賞受賞を機に会社を辞めたタケヤス。実家に戻り、家業を継ごうと考えはじめるヨシズミ。地元の会社に就職するも家族との折り
『ピンザの島』(ドリアン助川)_書評という名の読書感想文
2016/06/24 | 『ピンザの島』(ドリアン助川), ドリアン助川, 作家別(た行), 書評(は行)
『ピンザの島』ドリアン 助川 ポプラ文庫 2016年6月5日第一刷 アルバイトで南の島を訪れた涼介は、「ピンザ」と呼ばれるヤギの乳でチーズをつくる夢を追い始める。だが、その挑戦は島のタブーにふれ
『青春ぱんだバンド』(瀧上耕)_書評という名の読書感想文
2016/06/21 | 『青春ぱんだバンド』(瀧上耕), 作家別(た行), 書評(さ行), 瀧上耕
『青春ぱんだバンド』瀧上 耕 小学館文庫 2016年5月12日初版 鼻の奥がツンとする爽快青春小説登場! 舞台は琵琶湖畔。高校3年生5人のバンドを巡る熱く切ないひと夏の物語。京都に近いが北陸にも近い
『桜の首飾り』(千早茜)_書評という名の読書感想文
2016/06/03 | 『桜の首飾り』(千早茜), 作家別(た行), 千早茜, 書評(さ行)
『桜の首飾り』千早 茜 実業之日本社文庫 2015年2月15日初版 あたたかい桜、冷たく微笑む桜、烈しく乱れ散る桜・・・・桜の季節に、人と人の心が繋がる一瞬を鮮やかに切り取った、感動の短編集。ス
『あとかた』(千早茜)_書評という名の読書感想文
2016/04/28 | 『あとかた』(千早茜), 作家別(た行), 千早茜, 書評(あ行)
『あとかた』千早 茜 新潮文庫 2016年2月1日発行 実体がないような男との、演技めいた快楽。結婚を控え〈変化〉を恐れる私に、男が遺したもの(「ほむら」)。傷だらけの女友達が僕の家に住みついた
『カソウスキの行方』(津村記久子)_書評という名の読書感想文
2016/04/25 | 『カソウスキの行方』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(か行), 津村記久子
『カソウスキの行方』津村 記久子 講談社文庫 2012年1月17日第一刷 不倫バカップルのせいで、郊外の倉庫に左遷されたイリエ。28歳、独身、彼氏なし。やりきれない毎日から逃れるため、同僚の森川
『魚神(いおがみ)』(千早茜)_書評という名の読書感想文
2016/04/04 | 『魚神(いおがみ)』(千早茜), 作家別(た行), 千早茜, 書評(あ行)
『魚神(いおがみ)』千早 茜 集英社文庫 2012年1月25日第一刷 かつて一大遊郭が栄えた、閉ざされた島。独自の文化が息づく島で、美貌の姉弟・白亜とスケキヨは互いのみを拠りどころに生きてきた。
『死んでいない者』(滝口悠生)_書評という名の読書感想文
2016/03/07 | 『死んでいない者』(滝口悠生), 作家別(た行), 書評(さ行), 滝口悠生
『死んでいない者』滝口 悠生 文芸春秋 2016年1月30日初版 秋のある日、大往生をとげた男の通夜に親類たちが集まった。子ども、孫、ひ孫たち30人あまり。一人ひとりが死に思いをめぐらせ、互いを
『冷血(上・下)』(高村薫)_書評という名の読書感想文
2016/03/01 | 『冷血(上・下)』(高村薫), 作家別(た行), 書評(ら行), 高村薫
『冷血(上・下)』高村 薫 朝日新聞社 2012年11月30日発行 2002年、クリスマス前夜。東京郊外で発生した「歯科医師一家殺害事件」- 衝動のままATMを破壊し、通りすがりのコンビニを襲い
『谷崎潤一郎犯罪小説集』(谷崎潤一郎)_書評という名の読書感想文
2015/10/20 | 『谷崎潤一郎犯罪小説集』(谷崎潤一郎), 作家別(た行), 書評(た行), 谷崎潤一郎
『谷崎潤一郎犯罪小説集』谷崎 潤一郎 集英社文庫 2007年12月20日第一刷 表紙には、艶やかなリンゴ飴を口にした、物憂げで、何かもの言いたげな少女の姿が描かれています。見れば、谷崎潤一郎が