「 作家別(は行) 」 一覧

『政治的に正しい警察小説』(葉真中顕)_書評という名の読書感想文

『政治的に正しい警察小説』葉真中 顕 小学館文庫 2017年10月11日初版 飛ぶ鳥を落とす勢いの新鋭作家・浜名湖安芸 (はまなこ・あき) は、「ポリティカル・コレクトネス」 をコン

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『コクーン』(葉真中顕)_書評という名の読書感想文

『コクーン』葉真中 顕 光文社文庫 2019年4月20日初版 1995年3月20日、丸の内で起こった無差別乱射事件。カルト教団 『シンラ智慧の会』 による凶行の首謀者は、忌まわしき過

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『ロスト・ケア』(葉真中顕)_書評という名の読書感想文

『ロスト・ケア』葉真中 顕 光文社文庫 2015年4月20日第6刷 戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。その報を知ったとき、正義を信じる検察官・大友の耳の奥に響く痛ましい叫び

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『絶叫』(葉真中顕)_書評という名の読書感想文

『絶叫』葉真中 顕 光文社文庫 2019年3月5日第7刷 - 私を棄てたこの世界を騙す。奈落の先に待つ、あなたの 「自由」。 マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、

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『はんぷくするもの』(日上秀之)_書評という名の読書感想文

『はんぷくするもの』日上 秀之 河出書房新社 2018年11月20日初版 すべてを津波に流された者、 波の飛沫一滴すらかからなかった者 - 「私こそが正義であり、お前は悪なのだ

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『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文

『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』羽田 圭介 講談社文庫 2018年11月15日第一刷 ※コンテクストとは、文章などの前後の関係。文脈。事件や出来事にかかわる事情や背後関係のことをいい

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『ある男』(平野啓一郎)_書評という名の読書感想文

『ある男』平野 啓一郎 文藝春秋 2018年9月30日第一刷 [あらすじ] 弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」 についての奇妙な相談を受ける。宮崎に住んでいる里

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『いやしい鳥』(藤野可織)_書評という名の読書感想文

『いやしい鳥』藤野 可織 河出文庫 2018年12月20日初版 ピッピは死んだ。いや殺された。いや・・・・・・・だんだんと鳥に変身していく男と、その男に復讐を誓う 「俺」 の惨劇を描

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『ジャズをかける店がどうも信用できないのだが・・・・・・。』(姫野 カオルコ)_書評という名の読書感想文

『ジャズをかける店がどうも信用できないのだが・・・・・・。』姫野 カオルコ 徳間文庫 2016年3月15日初刷 ファンデーションは女性全員をブスにするのに、すっぴんに大騒ぎするのはおかしい。「おまえ

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『異邦人(いりびと)』(原田マハ)_書評という名の読書感想文

『異邦人(いりびと)』原田 マハ PHP文芸文庫 2018年3月22日第一刷 たかむら画廊の青年専務・篁一輝(たかむら・かずき) と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に

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『謎の毒親/相談小説』(姫野カオルコ)_書評という名の読書感想文

『謎の毒親/相談小説』姫野 カオルコ 新潮文庫 2018年11月1日初版 命の危険はなかった。けれどいちばん恐ろしい場所は 〈我が家〉 でした - 。母の一周忌があった週末、光世は数十年ぶりに文容堂

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『私のクラスの生徒が、一晩で24人死にました。』(日向奈くらら)_書評という名の読書感想文

『私のクラスの生徒が、一晩で24人死にました。』日向奈 くらら 角川ホラー文庫 2017年11月25日初版 教室で起こる猟奇殺人。五感を恐怖で震わせる衝撃のホラーサスペンス登場! 二年C組の問題の

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『呪文』(星野智幸)_書評という名の読書感想文

『呪文』星野 智幸 河出文庫 2018年9月20日初版 さびれゆく商店街の生き残りと再生を画策する男、図領。 彼が語る 「希望」 という名の毒は、静かに街を侵しはじめる。 「この本に書かれているの

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『彼女は頭が悪いから』(姫野カオルコ)_書評という名の読書感想文

『彼女は頭が悪いから』姫野 カオルコ 文藝春秋 2018年7月20日第一刷 (読んだ私が言うのも何なのですが) あなたは、はたしてこの物語を最後まで読み切ることができるでしょうか。読み終えて、その

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『暗幕のゲルニカ』(原田マハ)_書評という名の読書感想文

『暗幕のゲルニカ』原田 マハ 新潮文庫 2018年7月1日発行 反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの 〈ゲルニカ〉。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年

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『海神 (わだつみ)』(染井為人)_書評という名の読書感想文

『海神 (わだつみ)』染井 為人 光文社文庫 2024年2月20日

『百年と一日』(柴崎友香)_書評という名の読書感想文

『百年と一日』柴崎 友香 ちくま文庫 2024年3月10日 第1刷発

『燕は戻ってこない』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文

『燕は戻ってこない』桐野 夏生 集英社文庫 2024年3月25日 第

『羊は安らかに草を食み』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文

『羊は安らかに草を食み』宇佐美 まこと 祥伝社文庫 2024年3月2

『逆転美人』(藤崎翔)_書評という名の読書感想文

『逆転美人』藤崎 翔 双葉文庫 2024年2月13日第15刷 発行

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