「 作家別(ま行) 」 一覧
『消滅世界』(村田沙耶香)_書評という名の読書感想文
2018/08/13 | 『消滅世界』(村田沙耶香), 作家別(ま行), 書評(さ行), 村田沙耶香
『消滅世界』村田 沙耶香 河出文庫 2018年7月20日初版 世界大戦をきっかけに、人工授精が飛躍的に発達した、もう一つの日本(パラレルワールド)。人は皆、人工授精で子供を産むようになり、生殖と快楽
『過ぎ去りし王国の城』(宮部みゆき)_書評という名の読書感想文
2018/07/25 | 『過ぎ去りし王国の城』(宮部みゆき), 作家別(ま行), 宮部みゆき, 書評(さ行)
『過ぎ去りし王国の城』宮部 みゆき 角川文庫 2018年6月25日初版 中学3年の尾垣真が拾った中世ヨーロッパの古城のデッサン。分身(アバター)を描き込むと絵の世界に入り込めることを知った真は、同級
『ユートピア』(湊かなえ)_書評という名の読書感想文
2018/07/16 | 『ユートピア』(湊かなえ), 作家別(ま行), 書評(や行), 湊かなえ
『ユートピア』湊 かなえ 集英社文庫 2018年6月30日第一刷 第29回 山本周五郎賞受賞作 太平洋を望む美しい景観の港町・鼻崎町。先祖代々からの住人と新たな入居者が混在するその町で生まれ育った
『もう「はい」としか言えない』(松尾スズキ)_書評という名の読書感想文
2018/07/11 | 『もう「はい」としか言えない』(松尾スズキ), 作家別(ま行), 書評(ま行), 松尾スズキ
『もう「はい」としか言えない』松尾 スズキ 文藝春秋 2018年6月30日第一刷 主人公は初老のシナリオライター/俳優で、二度目の妻に浮気がバレて二十四時間監視状態の日々を送る羽目になる。彼はもう離
『伝説のエンドーくん』(まはら三桃)_書評という名の読書感想文
2018/06/27 | 『伝説のエンドーくん』(まはら三桃), まはら三桃, 作家別(ま行), 書評(た行)
『伝説のエンドーくん』まはら 三桃 小学館文庫 2018年6月11日初版 中学校の職員室を舞台に、14歳という繊細で多感な年齢の子どもたちと日々真剣に向きあう中学教師たちの、リアルな姿を描いた連作集
『いのちの姿/完全版』(宮本輝)_書評という名の読書感想文
2018/06/01 | 『いのちの姿/完全版』(宮本輝), 作家別(ま行), 宮本輝, 書評(あ行)
『いのちの姿/完全版』宮本 輝 集英社文庫 2017年10月25日第一刷 自分には血のつながった兄がいる。後年その異父兄を訪ね邂逅した瞬間を鮮やかに描く「兄」。十歳の時に住んでいた奇妙なアパートの住
『たった、それだけ』(宮下奈都)_書評という名の読書感想文
2018/05/13 | 『たった、それだけ』(宮下奈都), 作家別(ま行), 宮下奈都, 書評(た行)
『たった、それだけ』宮下 奈都 双葉文庫 2017年1月15日第一刷 「逃げ切って」。贈賄の罪が発覚する前に、望月正幸を浮気相手の女性社員が逃す。告発するのは自分だというのに - 。正幸が失踪して、
『羊と鋼の森』(宮下奈都)_書評という名の読書感想文
2018/04/04 | 『羊と鋼の森』(宮下奈都), 作家別(ま行), 宮下奈都, 書評(は行)
『羊と鋼の森』宮下 奈都 文春文庫 2018年2月10日第一刷 高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律に魅せられた外村は、念願の調律師として働き始める。ひたすら音と向き合い、人と向き
『アルテーミスの采配』(真梨幸子)_書評という名の読書感想文
2018/03/21 | 『アルテーミスの采配』(真梨幸子), 作家別(ま行), 書評(あ行), 真梨幸子
『アルテーミスの采配』真梨 幸子 幻冬舎文庫 2018年2月10日初版 出版社で働く派遣社員の倉本渚は、ある日AV女優連続不審死事件の容疑者が遺したルポ「アルテーミスの采配」を手にする。原稿は "僕
『太陽のパスタ、豆のスープ』(宮下奈都)_書評という名の読書感想文
2018/03/19 | 『太陽のパスタ、豆のスープ』(宮下奈都), 作家別(ま行), 宮下奈都, 書評(た行)
『太陽のパスタ、豆のスープ』宮下 奈都 集英社文庫 2013年1月25日第一刷 結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽(あすわ)。失意のどん底にいる彼女に、叔母のロッカさんが提案したのは "
『物語のおわり』(湊かなえ)_書評という名の読書感想文
2018/02/03 | 『物語のおわり』(湊かなえ), 作家別(ま行), 書評(ま行), 湊かなえ
『物語のおわり』湊 かなえ 朝日文庫 2018年1月30日第一刷 妊娠三ヶ月で癌が発覚した女性、父親の死を契機にプロカメラマンになる夢をあきらめようとする男性・・・・・・・ 様々な人生の岐路に立たされ
『凶宅』(三津田信三)_書評という名の読書感想文
2018/02/01 | 『凶宅』(三津田信三), 三津田信三, 作家別(ま行), 書評(か行)
『凶宅』三津田 信三 角川ホラー文庫 2017年11月25日初版 山の中腹に建つ家に引っ越してきた、小学四年生の日比乃翔太。周りの家がどれも未完成でうち棄てられていることに厭な感覚を抱くと、暮らし始
『往復書簡』(湊かなえ)_書評という名の読書感想文
2018/01/21 | 『往復書簡』(湊かなえ), 作家別(ま行), 書評(あ行), 湊かなえ
『往復書簡』湊 かなえ 幻冬舎文庫 2012年8月5日初版 高校教師の敦史は、小学校時代の恩師の依頼で、彼女のかつての教え子六人に会いに行く。六人と先生は二十年前の不幸な事故で繋がっていた。それぞれ
『オールド・テロリスト』(村上龍)_書評という名の読書感想文
2018/01/19 | 『オールド・テロリスト』(村上龍), 作家別(ま行), 書評(あ行), 村上龍
『オールド・テロリスト』村上 龍 文春文庫 2018年1月10日第一刷 「満州国の人間」を名乗る老人からのNHK爆破予告電話をきっかけに、元週刊誌記者セキグチは巨大なテロ計画へと巻き込まれていく。暴
『お引っ越し』(真梨幸子)_書評という名の読書感想文
2017/12/10 | 『お引っ越し』(真梨幸子), 作家別(ま行), 書評(あ行), 真梨幸子
『お引っ越し』真梨 幸子 角川文庫 2017年11月25日初版 内見したマンションはおしゃれな街のおしゃれな造り、環境も間取りも条件も申し分ない。ここに決めてしまおうか? しかし白い壁に小さな穴を見