「 書評(さ行) 」 一覧
『痺れる』(沼田まほかる)_書評という名の読書感想文
2016/08/09 | 『痺れる』(沼田まほかる), 作家別(な行), 書評(さ行), 沼田まほかる
『痺れる』沼田 まほかる 光文社文庫 2012年8月20日第一刷 12年前、敬愛していた姑(はは)が失踪した。その日、何があったのか。老年を迎えつつある女性が、心の奥底にしまい続けてきた瞑い秘密
『自分を好きになる方法』(本谷有希子)_書評という名の読書感想文
2016/07/27 | 『自分を好きになる方法』(本谷有希子), 作家別(ま行), 書評(さ行), 本谷有希子
『自分を好きになる方法』本谷 有希子 講談社文庫 2016年6月15日第一刷 16歳のランチ、28歳のプロポーズ前夜、34歳の結婚記念日、47歳のクリスマス、3歳のお昼寝タイム、63歳の何もない
『推定脅威』(未須本有生)_書評という名の読書感想文
2016/06/30 | 『推定脅威』(未須本有生), 作家別(ま行), 書評(さ行), 未須本有生
『推定脅威』未須本 有生 文春文庫 2016年6月10日第一刷 - ごく簡単に紹介すると、こんなストーリーになります。 自衛隊戦闘機「TF-1」がスクランブル飛行中に墜落するという異常事態を受け
『青春ぱんだバンド』(瀧上耕)_書評という名の読書感想文
2016/06/21 | 『青春ぱんだバンド』(瀧上耕), 作家別(た行), 書評(さ行), 瀧上耕
『青春ぱんだバンド』瀧上 耕 小学館文庫 2016年5月12日初版 鼻の奥がツンとする爽快青春小説登場! 舞台は琵琶湖畔。高校3年生5人のバンドを巡る熱く切ないひと夏の物語。京都に近いが北陸にも近い
『桜の首飾り』(千早茜)_書評という名の読書感想文
2016/06/03 | 『桜の首飾り』(千早茜), 作家別(た行), 千早茜, 書評(さ行)
『桜の首飾り』千早 茜 実業之日本社文庫 2015年2月15日初版 あたたかい桜、冷たく微笑む桜、烈しく乱れ散る桜・・・・桜の季節に、人と人の心が繋がる一瞬を鮮やかに切り取った、感動の短編集。ス
『切羽へ』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2016/06/01 | 『切羽へ』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(さ行)
『切羽へ』井上 荒野 新潮文庫 2010年11月1日発行 かつて炭鉱で栄えた離島で、小学校の養護教諭であるセイは、画家の夫と暮らしている。奔放な同僚の女教師、島の主のような老婆、無邪気な子供たち
『純喫茶』(姫野カオルコ)_書評という名の読書感想文
2016/05/30 | 『純喫茶』(姫野カオルコ), 作家別(は行), 姫野カオルコ, 書評(さ行)
『純喫茶』姫野 カオルコ PHP文芸文庫 2016年3月22日第一刷 あれは、そういうことだったのか・・・・。なぜか鮮明に刻まれたこどもの頃の記憶。大人になった今だからこそ、本当の意味に気づくこ
『さみしくなったら名前を呼んで』(山内マリコ)_書評という名の読書感想文
2016/05/24 | 『さみしくなったら名前を呼んで』(山内マリコ), 作家別(や行), 山内マリコ, 書評(さ行)
『さみしくなったら名前を呼んで』山内 マリコ 幻冬舎 2014年9月20日第一刷 いつになれば、私は完成するんだろう - 。踊る14歳、孤高のギャル、謎めいた夫婦、地元を置いてきた女・・・・律儀に生
『生存者ゼロ』(安生正)_書評という名の読書感想文
2016/05/03 | 『生存者ゼロ』(安生正), 作家別(あ行), 安生正, 書評(さ行)
『生存者ゼロ』安生 正 宝島社文庫 2014年2月20日第一刷 北海道根室半島沖に浮かぶ石油掘削基地で職員全員が無惨な死体となって発見された。陸上自衛官三等陸佐の廻田と感染症学者の富樫らは、政府
『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2016/04/20 | 『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(さ行)
『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』中山 七里 講談社文庫 2013年11月15日第一刷 御子柴礼司は被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士。彼は十四歳の時、幼女バラバラ殺人を犯し少年院に収監されるが、名前
『それを愛とまちがえるから』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2016/04/12 | 『それを愛とまちがえるから』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(さ行)
『それを愛とまちがえるから』井上 荒野 中公文庫 2016年3月25日初版 ある朝、伽耶は匡にこう告げる。「あなた、恋人がいるでしょう」- 結婚15年、セックスレス。妻と夫の思惑はどうしようもなくす
『さよならドビュッシー』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2016/03/26 | 『さよならドビュッシー』(中山七里), 中山七里, 作家別(さ行), 作家別(な行)
『さよならドビュッシー』中山 七里 宝島社 2011年1月26日第一刷 ピアニストからも絶賛! ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遥、16歳。祖父と従姉妹とともに
『サンブンノニ』(木下半太)_書評という名の読書感想文
2016/03/15 | 『サンブンノニ』(木下半太), 作家別(か行), 書評(さ行), 木下半太
『サンブンノニ』木下 半太 角川文庫 2016年2月25日初版 銀行強盗で得た大金を山分けし、日本各地に潜伏していたシュウ、コジ、健さん。だが、3人とも〈川崎の帝王〉破魔翔に見つかり、連れ戻され
『死んでいない者』(滝口悠生)_書評という名の読書感想文
2016/03/07 | 『死んでいない者』(滝口悠生), 作家別(た行), 書評(さ行), 滝口悠生
『死んでいない者』滝口 悠生 文芸春秋 2016年1月30日初版 秋のある日、大往生をとげた男の通夜に親類たちが集まった。子ども、孫、ひ孫たち30人あまり。一人ひとりが死に思いをめぐらせ、互いを
『佐渡の三人』(長嶋有)_書評という名の読書感想文
2016/02/27 | 『佐渡の三人』(長嶋有), 作家別(な行), 書評(さ行), 長嶋有
『佐渡の三人』長嶋 有 講談社文庫 2015年12月15日第一刷 物書きの「私」は、ひきこもりの弟、古道具屋の父とともに佐渡への旅に出る。目的は、祖父母の隣家に住む「おばちゃん」の骨を、郷里の墓