『variety[ヴァラエティ]』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2017/05/09 | 『variety[ヴァラエティ]』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(は行)
『variety[ヴァラエティ]』奥田 英朗 講談社 2016年9月20日第一刷 迷惑、顰蹙、無理難題。人生、困ってからがおもしろい。脱サラで会社を興した38歳の社長、渋滞中の車にどんどん知らない人
2017/05/09 | 『variety[ヴァラエティ]』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(は行)
『variety[ヴァラエティ]』奥田 英朗 講談社 2016年9月20日第一刷 迷惑、顰蹙、無理難題。人生、困ってからがおもしろい。脱サラで会社を興した38歳の社長、渋滞中の車にどんどん知らない人
2017/05/07 | 『魂萌え! 』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(た行), 桐野夏生
『魂萌え! 』桐野 夏生 毎日新聞社 2005年4月25日発行 夫婦ふたりで平穏な生活を送っていた関口敏子、59歳。63歳の夫・隆之が心臓麻痺で急死し、その人生は一変した。8年ぶりにあらわれ強引に同
2017/05/04 | 『くっすん大黒』(町田康), 作家別(ま行), 書評(か行), 町田康
『くっすん大黒』町田 康 文春文庫 2002年5月10日第一刷 三年前、ふと働くのが嫌になって仕事を辞め、毎日酒を飲んでぶらぶらしていたら妻が家を出て行った。誰もいない部屋に転がる不愉快きわまりない
2017/05/02 | 『透明な迷宮』(平野啓一郎), 作家別(は行), 平野啓一郎, 書評(た行)
『透明な迷宮』平野 啓一郎 新潮文庫 2017年1月1日発行 深夜のブタペストで監禁された初対面の男女。見世物として「愛し合う」ことを強いられた彼らは、その後、悲劇の記憶を「真の愛」で上書きしようと
2017/04/30 | 『君の膵臓をたべたい』(住野よる), 住野よる, 作家別(さ行), 書評(か行)
『君の膵臓をたべたい』住野 よる 双葉社 2015年6月21日第一刷 主人公である「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本。それは「僕」のクラスメイトである山内桜良(やまう
2017/04/28 | 『ギッちょん』(山下澄人), 作家別(や行), 山下澄人, 書評(か行)
『ギッちょん』山下 澄人 文春文庫 2017年4月10日第一刷 四十歳を過ぎた「わたし」の目の前を去来する、幼なじみの「ギッちょん」の姿 - 子供みたいにさみしく、無垢な文章。そこには別の時間が流れ
2017/04/26 | 『スペードの3』(朝井リョウ), 作家別(あ行), 書評(さ行), 朝井リョウ
『スペードの3』朝井 リョウ 講談社文庫 2017年4月14日第一刷 有名劇団のかつてのスター〈つかさ様〉のファンクラブ「ファミリア」を束ねる美知代。ところがある時、ファミリアの均衡を乱す者が現れる
2017/04/24 | 『ナオミとカナコ』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(な行)
『ナオミとカナコ』奥田 英朗 幻冬舎文庫 2017年4月15日初版 望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美は、あるとき、親友の加奈子が夫・達郎から酷い暴力を受けていることを知った。その顔にドス黒い
2017/04/21 | 『ひゃくはち』(早見和真), 作家別(は行), 早見和真, 書評(は行)
『ひゃくはち』早見 和真 集英社文庫 2011年6月30日第一刷 地方への転勤辞令が出た青野雅人は、恋人の佐和子から意外なことを打ち明けられた。付き合い出すずっと前、高校生のときに二人は出会っていた
2017/04/19 | 『ただいまが、聞きたくて』(坂井希久子), 作家別(さ行), 坂井希久子, 書評(た行)
『ただいまが、聞きたくて』坂井 希久子 角川文庫 2017年3月25日発行 埼玉県大宮の一軒家に暮らす、和久井家。一見幸せそうに見える家族だったが、高2の次女は彼氏にフラれて非行に走り、ひきこもりの
2017/04/17 | 『サクリファイス』(近藤史恵), 作家別(か行), 書評(さ行), 近藤史恵
『サクリファイス』近藤 史恵 新潮文庫 2010年2月1日発行 ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと - 。陸上競技から自転車競技に転じた白石誓(ちかう)は、プロのロードレース
2017/04/14 | 『骨を彩る』(彩瀬まる), 作家別(あ行), 彩瀬まる, 書評(は行)
『骨を彩る』彩瀬 まる 幻冬舎文庫 2017年2月10日初版 十年前に妻を失うも、最近心揺れる女性に出会った津村。しかし罪悪感で喪失からの一歩を踏み出せずにいた。そんな中、遺された手帳に「だれもわか
2017/04/12 | 『リバース』(湊かなえ), 作家別(ま行), 書評(ら行), 湊かなえ
『リバース』湊 かなえ 講談社文庫 2017年3月15日第一刷 深瀬和久は平凡なサラリーマン。自宅の近所にある〈クローバー・コーヒー〉に通うことが唯一の楽しみだ。そんな穏やかな生活が、越智美穂子との
2017/04/10 | 『夜の谷を行く』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(や行), 桐野夏生
『夜の谷を行く』桐野 夏生 文芸春秋 2017年3月30日第一刷 39年前、西田啓子はリンチ殺人の舞台となった連合赤軍の山岳ベースから脱走した。5年余の服役を経て、いまは一人で静かに過ごしている。だ
2017/04/08 | 『果鋭(かえい)』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(か行), 黒川博行
『果鋭(かえい)』黒川 博行 幻冬舎 2017年3月15日第一刷 右も左も腐れか狸や! 元刑事の名コンビがマトにかけたのはパチンコ業界。出玉の遠隔操作、極道顔負けの集金力、警察との癒着・・・・。我欲
『海神 (わだつみ)』染井 為人 光文社文庫 2024年2月20日
『百年と一日』柴崎 友香 ちくま文庫 2024年3月10日 第1刷発
『燕は戻ってこない』桐野 夏生 集英社文庫 2024年3月25日 第
『羊は安らかに草を食み』宇佐美 まこと 祥伝社文庫 2024年3月2
『逆転美人』藤崎 翔 双葉文庫 2024年2月13日第15刷 発行