『トワイライトシャッフル』(乙川優三郎)_書評という名の読書感想文
2017/01/30 | 『トワイライトシャッフル』(乙川優三郎), 乙川優三郎, 作家別(あ行), 書評(た行)
『トワイライトシャッフル』乙川 優三郎 新潮文庫 2017年1月1日発行 房総半島の海辺にある小さな街で生きる場所を探し、立ちつくす男と女。元海女、異国の女、新築に独り暮らす主婦、孤独なジャズピアニ
2017/01/30 | 『トワイライトシャッフル』(乙川優三郎), 乙川優三郎, 作家別(あ行), 書評(た行)
『トワイライトシャッフル』乙川 優三郎 新潮文庫 2017年1月1日発行 房総半島の海辺にある小さな街で生きる場所を探し、立ちつくす男と女。元海女、異国の女、新築に独り暮らす主婦、孤独なジャズピアニ
2017/01/27 | 『去年の冬、きみと別れ』(中村文則), 中村文則, 作家別(な行), 書評(か行)
『去年の冬、きみと別れ』中村 文則 幻冬舎文庫 2016年4月25日初版 ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。
2017/01/25 | 『僕らのごはんは明日で待ってる』(瀬尾まいこ), 作家別(さ行), 書評(は行), 瀬尾まいこ
『僕らのごはんは明日で待ってる』瀬尾 まいこ 幻冬舎文庫 2016年2月25日初版 兄の死以来、人が死ぬ小説ばかりを読んで過ごす亮太。けれど高校最後の体育祭をきっかけに付き合い始めた天真爛漫な小春と
2017/01/23 | 『アレグリアとは仕事はできない』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(あ行), 津村記久子
『アレグリアとは仕事はできない』津村 記久子 ちくま文庫 2013年6月10日第一刷 万物には魂が宿る。ミノベの信仰にはそうある。万物に魂は宿る。母体の下の口から、あるいは殻を破り、あるいは分裂し
2017/01/20 | 『彼女は存在しない』(浦賀和宏), 作家別(あ行), 書評(か行), 浦賀和宏
『彼女は存在しない』浦賀 和宏 幻冬舎文庫 2003年10月10日初版 平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める・・・・。同じ頃、
2017/01/18 | 『GIVER/復讐の贈与者』(日野草), 作家別(は行), 日野草, 書評(か行)
『GIVER/復讐の贈与者』日野 草 角川文庫 2016年8月25日初版 雨の降り続く日、訪ねてきた女に俺は仰天する。彼女は数時間前、俺に殺され、浴室で冷たくなっているはずだ - 。過去に負い目を抱
2017/01/16 | 『森に眠る魚』(角田光代), 作家別(か行), 書評(ま行), 角田光代
『森に眠る魚』角田 光代 双葉文庫 2011年11月13日第一刷 東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通して心をかよわせるが、いつしかその関係性は変容していた。- あの人たちと離れればいい
2017/01/13 | 『喧嘩(すてごろ)』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(さ行), 黒川博行
『喧嘩(すてごろ)』黒川 博行 角川書店 2016年12月9日初版 「売られた喧嘩は買う。わしの流儀や」 建設コンサルタントの二宮は、議員秘書からヤクザ絡みの依頼を請け負った。大阪府議会議員補欠選
2017/01/09 | 『ハコブネ』(村田沙耶香), 作家別(ま行), 書評(は行), 村田沙耶香
『ハコブネ』村田 沙耶香 集英社文庫 2016年11月25日第一刷 セックスが辛く、もしかしたら自分は男なのではと思い、男装をするフリーターの里帆。そんな曖昧な里帆を責める椿は、暗闇でも日焼け止めを
2017/01/05 | 『緋い猫』(浦賀和宏), 作家別(あ行), 書評(あ行), 浦賀和宏
『緋い猫』浦賀 和宏 祥伝社文庫 2016年10月20日初版 17歳の洋子は佐久間という工員の青年と恋に落ちる。だが仲間2名が殺害される事件が起き、犯人と疑われた彼は姿を消す。洋子は佐久間を追って故
2017/01/03 | 『赤へ』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(あ行)
『赤へ』井上 荒野 祥伝社 2016年6月20日初版 ふいに思い知る。すぐそこにあることに。時に静かに、時に声高に - 。 「死」を巡って炙り出される人間の“ほんとう” 直木賞作家が描く「死」を巡
2016/12/30 | 『雪の鉄樹』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(や行), 遠田潤子
『雪の鉄樹』遠田 潤子 光文社文庫 2016年4月20日初版 母は失踪。女の出入りが激しい「たらしの家」で祖父と父に育てられた庭師の雅雪は、両親を失った少年、遼平の世話をしてきた。しかし遼平の祖母は
2016/12/28 | 『風葬』(桜木紫乃), 作家別(さ行), 書評(は行), 桜木紫乃
『風葬』桜木 紫乃 文春文庫 2016年12月10日第一刷 釧路で書道教室を営む夏紀は、認知症の母が呟いた、耳慣れない地名を新聞の短歌の中に見つける。父親を知らぬ自分の出生と関わりがあるのではと、短
2016/12/26 | 『マチネの終わりに』(平野啓一郎), 作家別(は行), 平野啓一郎, 書評(ま行)
『マチネの終わりに』平野 啓一郎 朝日新聞出版 2016年4月15日第一刷 物語は、中年にさしかかった天才的クラシック・ギタリスト、蒔野聡史(38)とフランスのRFP通信社で働く国際的ジャーナリス
2016/12/23 | 『静かな炎天』(若竹七海), 作家別(わ行), 書評(さ行), 若竹七海
『静かな炎天』若竹 七海 文春文庫 2016年8月10日第一刷 ひき逃げで息子に重傷を負わせた男の素行調査。疎遠になっている従妹の消息。依頼が順調に解決する真夏の日。晶はある疑問を抱く(「静かな炎天
『海神 (わだつみ)』染井 為人 光文社文庫 2024年2月20日
『百年と一日』柴崎 友香 ちくま文庫 2024年3月10日 第1刷発
『燕は戻ってこない』桐野 夏生 集英社文庫 2024年3月25日 第
『羊は安らかに草を食み』宇佐美 まこと 祥伝社文庫 2024年3月2
『逆転美人』藤崎 翔 双葉文庫 2024年2月13日第15刷 発行