『起点』(塩田武士)_書評という名の読書感想文
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『起点』(塩田武士), 作家別(さ行), 塩田武士, 書評(か行)
『起点』塩田 武士 講談社文庫 2026年5月15日 第1刷発行
いつでも、ここから、名著に会える この面白さで550円! STORY IN POCKET

『罪の声』 『存在のすべてを』 著者の原点!
五十年前に書いた 『罪の声』 って小説について聞かせて - 。偏屈で人嫌いな私を、あるとき孫が訪ねてきた (「起点」)。著書が次々と映像化される人気作家が、笑いと涙、秘めた思いがつまった人生を謳い上げる。何者でもなかった出発点から、エンタメの最前線へ。著者初の作品集、すべて単行本未収録の文庫オリジナル! (講談社文庫)
◇目次
小さい上司
鈍い火
仮縫い
起点
断っておきますが、既に私はこの著者の長編を何冊も読んでいます。である身からすれば、この手の本は (きっとそう感じるだろうと思ってはいたのですが) 短い故に刺激がなくて、少々物足りません。やはり長編こそが著者の本分だろうと。ですから、ほんの “さわり“ のつもりで読んでみてください。
著者が書く長編はこんなものではありません。参考に、KADOKAWA Group カドブン から 「塩田武士を初めて読むならこの5冊!」 を紹介しましょう。
1.『罪の声』(講談社文庫)
圧倒的な取材と着想で、昭和最大の未解決事件を描いた傑作長編小説!2.『騙し絵の牙』 (角川文庫)
圧倒されるほどリアルな筆致で出版界の 〈光と闇〉 を描く!3.『デルタの羊』 (KADOKAWA)
制作委員会、制作会社、ゲーム、配信、中国、テクノロジー、コロナ後・・・・・・・これが日本のアニメの “リアル!
4.『存在のすべてを』 (朝日新聞出版)
本屋大賞3位&第9回渡辺淳一文学賞受賞 著者渾身の一冊
5.『踊りつかれて』 (文藝春秋)
第173回直木賞候補作! 傑作社会派小説
※初めての方は、(基本どれでもよいとは思いますが) できれば、私はやっぱり 『罪の声』 を読んでほしいと思います。惹き込まれ、夢中になるに違いありません。
この本を読んでみてください係数 80/100

◆塩田 武士
1979年兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。
作品 「盤上のアルファ」「女神のタクト」「拳に聞け! 」「罪の声」「歪んだ波紋」「朱色の化身」「崩壊」「存在のすべてを」「踊りつかれて」他多数
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