『あしたの寄り道』 (赤川次郎)_書評という名の読書感想文
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『あしたの寄り道』 (赤川次郎), 作家別(あ行), 書評(あ行), 赤川次郎
『あしたの寄り道』 赤川 次郎 講談社文庫 2026年4月15日 第一刷発行
いつでも、ここから、名著に会える この面白さで550円! STORY IN POCKET

学生時代からのライバルだった彼は、死に際に過去の決定的な分岐について告白をした (「十字路」)。1980年代から半世紀にわたって愛され続ける極上のショートショートミステリーは、わずかな寄り道のように、思いがけなく引きずり込まれる面白さ。特別書き下ろしを収録した、懐かしく新しいアンソロジー。(講談社文庫)
若かりし頃、そういえば私の奥さんが “赤川次郎“ をよく読んでいました。当時最もポピュラーで人気があった著者の作品は、わかりやすく、読み易かった。熱中して読んだという人も少なからずいるはずで、読書を始めるきっかけにはもってこいの本だろうと。
但し、いつまでもいつまでも “赤川次郎“ だけではうまくありません。たまには別の作家のまるで違う作品に触れ、比べてみるのもよいでしょう。そのうちいつか、“赤川次郎“ を超えて好きな作家が出てくるかもしれません。何人も何人も現れて、気づくと “赤川次郎“ がいることを忘れてしまうかもしれません。
「あとがき」 を全文
こんなことを考えたことはないだろうか。
いつも、学校へ、あるいは会社へ行くとき通る道。往きと帰りで辿る同じ道。
今日はちょっと違う道を通ってみようか。細い分かれ道を選んでみようか・・・・・・・。
それはきっと同じ所に出る、遠回りの道かもしれない。でも、もしかしたら、全然想像もしなかった風景がそこに広がっているかもしれない。
これは短いお話を集めた本である。
それこそ、ちょっとした寄り道をするくらいの時間で読み終えることができる。
一つだけ読んでも、二つ三つまとめて読んでも一向にかまわない。
ただ、その短いお話の中の光景が、ほんの少しの間でも読んだ人の瞼の裏に残像のように残ってくれたら、作者としてはとても嬉しい。
では - あしたはどの道を通って帰りますか?
全部で18話。すぐに読めてしまいます。
この本を読んでみてください係数 80/100

◆赤川 次郎 1948年福岡県生まれ。桐朋高等学校卒業。
作品 「幽霊列車」「三毛猫ホームズ」シリーズ、「天使と悪魔」シリーズ、「鼠」シリーズ、「ふたり」「雨の夜、夜行列車に」「涙のような雨が降る」「記念写真」他多数
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