「 作家別(あ行) 」 一覧
『夜をぶっとばせ』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2016/05/20 | 『夜をぶっとばせ』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(や行)
『夜をぶっとばせ』井上 荒野 朝日文庫 2016年5月30日第一刷 どうしたら夫と結婚せずにすんだのだろう - 。「35歳・主婦・水瓶座。いいことがひとつもありません。誰か助けに来てください」。
『ぶらんこ乗り』(いしいしんじ)_書評という名の読書感想文
2016/05/09 | 『ぶらんこ乗り』(いしいしんじ), いしいしんじ, 作家別(あ行), 書評(は行)
『ぶらんこ乗り』いしい しんじ 新潮文庫 2004年8月1日発行 ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子。声を失い、でも動物と話ができる、つくり話の天才。もういない、わたしの弟。- 天使み
『生存者ゼロ』(安生正)_書評という名の読書感想文
2016/05/03 | 『生存者ゼロ』(安生正), 作家別(あ行), 安生正, 書評(さ行)
『生存者ゼロ』安生 正 宝島社文庫 2014年2月20日第一刷 北海道根室半島沖に浮かぶ石油掘削基地で職員全員が無惨な死体となって発見された。陸上自衛官三等陸佐の廻田と感染症学者の富樫らは、政府
『それを愛とまちがえるから』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2016/04/12 | 『それを愛とまちがえるから』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(さ行)
『それを愛とまちがえるから』井上 荒野 中公文庫 2016年3月25日初版 ある朝、伽耶は匡にこう告げる。「あなた、恋人がいるでしょう」- 結婚15年、セックスレス。妻と夫の思惑はどうしようもなくす
『トリツカレ男』(いしいしんじ)_書評という名の読書感想文
2016/04/01 | 『トリツカレ男』(いしいしんじ), いしいしんじ, 作家別(あ行), 書評(た行)
『トリツカレ男』いしい しんじ 新潮文庫 2006年4月1日発行 ジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。何かに夢中になると、寝ても覚めてもそればかり。オペラ、三段跳び、サングラス集め、潮干狩り、
『ことり』(小川洋子)_書評という名の読書感想文
2016/02/13 | 『ことり』(小川洋子), 作家別(あ行), 小川洋子, 書評(か行)
『ことり』小川 洋子 朝日文庫 2016年1月30日第一刷 人間の言葉は話せないけれど、小鳥のさえずりを理解する兄と、兄の言葉を唯一わかる弟。二人は支えあってひっそりと生きていく。やがて兄は亡く
『結婚』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2016/02/11 | 『結婚』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(か行)
『結婚』井上 荒野 角川文庫 2016年1月25日初版 東京の事務員・亜佐子、佐世保の歌手・マユリ、仙台のOL・鳩子。彼女たちには忘れたくても忘れられない男がいる。結婚を匂わせ金銭を預けた途端に
『ノボさん/小説 正岡子規と夏目漱石』(伊集院静)_書評という名の読書感想文
2016/02/01 | 『ノボさん/小説 正岡子規と夏目漱石』(伊集院静), 伊集院静, 作家別(あ行), 書評(な行)
『ノボさん/小説 正岡子規と夏目漱石』(下巻)伊集院 静 講談社文庫 2016年1月15日第一刷 「シ、キ、と読む。時鳥(ほととぎす)のことじゃ。あしはこの初夏から名前を正岡子規とした。5月の或
『ノボさん/小説 正岡子規と夏目漱石』(伊集院静)_書評という名の読書感想文
2016/01/30 | 『ノボさん/小説 正岡子規と夏目漱石』(伊集院静), 伊集院静, 作家別(あ行), 書評(な行)
『ノボさん/小説 正岡子規と夏目漱石』(上巻)伊集院 静 講談社文庫 2016年1月15日第一刷 正岡子規と夏目漱石 - まさかこの二人を知らないなどという人はいないと思います。日本人ならおお
『地獄行きでもかまわない』(大石圭)_書評という名の読書感想文
2016/01/25 | 『地獄行きでもかまわない』(大石圭), 作家別(あ行), 大石圭, 書評(さ行)
『地獄行きでもかまわない』大石 圭 光文社文庫 2016年1月20日初版 冴えない大学生の南里遼太郎は、合コンで出会った夕紀の眩しいまでの美貌が忘れられなかった。彼女の歓心を買うために吐いた、た
『まずいスープ』(戌井昭人)_書評という名の読書感想文
2016/01/23 | 『まずいスープ』(戌井昭人), 作家別(あ行), 戌井昭人, 書評(ま行)
『まずいスープ』戌井 昭人 新潮文庫 2012年3月1日発行 父が消えた。アメ横で買った魚で作ったまずいスープを残し、サウナに行くと言ったきり忽然と。以来、母は酒浸りになり、おれの日常もざわつき
『脊梁山脈』(乙川優三郎)_書評という名の読書感想文
2016/01/15 | 『脊梁山脈』(乙川優三郎), 乙川優三郎, 作家別(あ行), 書評(さ行)
『脊梁山脈』乙川 優三郎 新潮文庫 2016年1月1日発行 上海留学中に応召し、日本へ復員する列車の中で、矢田部は偶然出会った小椋に窮地を救われる。帰郷後、その恩人を捜す途次、男が木地師であるこ
『暗いところで待ち合わせ』(乙一)_書評という名の読書感想文
2015/12/28 | 『暗いところで待ち合わせ』(乙一), 乙一, 作家別(あ行), 書評(か行)
『暗いところで待ち合わせ』 乙一 幻冬舎文庫 2002年4月25日初版 視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合せた。
『夏目家順路』(朝倉かすみ)_書評という名の読書感想文
2015/12/25 | 『夏目家順路』(朝倉かすみ), 作家別(あ行), 書評(な行), 朝倉かすみ
『夏目家順路』朝倉 かすみ 文春文庫 2013年4月10日第一刷 いつもだいたい機嫌がよろしい元ブリキ職人の夏目清茂・74歳。ある日清茂は若い友人とスナックで一杯やっていたところ突然脳梗塞の発作
『さようなら、オレンジ』(岩城けい)_書評という名の読書感想文
2015/12/21 | 『さようなら、オレンジ』(岩城けい), 作家別(あ行), 岩城けい, 書評(さ行)
『さようなら、オレンジ』岩城 けい ちくま文庫 2015年9月10日第一刷 オーストラリアに流れてきたアフリカ難民サリマは、精肉作業場で働きつつ二人の息子を育てている。母語の読み書きすらままなら