「 作家別(な行) 」 一覧
『護られなかった者たちへ』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2021/08/23 | 『護られなかった者たちへ』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(ま行)
『護られなかった者たちへ』中山 七里 宝島社文庫 2021年8月4日第1刷 連続 "餓死" 殺人事件の裏に隠された、あまりにも痛切な真実。号泣必至の社会派ミステリー! 仙台市
『夏の終わりの時間割』(長岡弘樹)_書評という名の読書感想文
2021/07/26 | 『夏の終わりの時間割』(長岡弘樹), 作家別(な行), 書評(な行), 長岡弘樹
『夏の終わりの時間割』長岡 弘樹 講談社文庫 2021年7月15日第1刷 小学六年生の祥と放火容疑をかけられた知的障害のある信。二人の少年の友情を綴る表題作はじめ、困難に直面した様々
『にらみ』(長岡弘樹)_書評という名の読書感想文
2021/02/04 | 『にらみ』(長岡弘樹), 作家別(な行), 書評(な行), 長岡弘樹
『にらみ』長岡 弘樹 光文社文庫 2021年1月20日初版 窃盗の常習犯・保原尚道が仮釈放中に保護司を殺害しようとして逮捕された。取り調べる片平成之は、以前、裁判で保原が供述を翻した
『芝公園六角堂跡/狂える藤澤清造の残影』(西村賢太)_書評という名の読書感想文
2020/12/28 | 『芝公園六角堂跡/狂える藤澤清造の残影』(西村賢太), 作家別(な行), 書評(さ行), 西村賢太
『芝公園六角堂跡/狂える藤澤清造の残影』西村 賢太 文春文庫 2020年12月10日第1刷 落伍者には、落伍者の流儀がある。 何の為に私小説を書くのか。静かなる鬼気を孕みつつ
『能面検事』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/12/16 | 『能面検事』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(な行)
『能面検事』中山 七里 光文社文庫 2020年12月20日初版 大阪地検一級検事の不破俊太郎はどんな圧力にも屈せず、微塵も表情を変えないことから、陰で 〈能面〉 と呼ばれている。新米
『ゴースト』(中島京子)_書評という名の読書感想文
2020/11/30 | 『ゴースト』(中島京子), 中島京子, 作家別(な行), 書評(か行)
『ゴースト』中島 京子 朝日文庫 2020年11月30日第1刷 風格のある原宿の洋館に出没する少女、激動の20世紀を生き抜いたミシン、少しぼけた曾祖父が繰り返す 「リョウユー」 の言
『笑え、シャイロック』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/11/11 | 『笑え、シャイロック』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(わ行)
『笑え、シャイロック』中山 七里 角川文庫 2020年10月25日初版 入行三年目の銀行員・結城が配属されたのは、日陰部署と囁かれる渉外部。落胆する結城はある日、上司である伝説の不良
『夜がどれほど暗くても』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/10/16 | 『夜がどれほど暗くても』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(や行)
『夜がどれほど暗くても』中山 七里 ハルキ文庫 2020年10月8日第1刷 追う側から、追われる側へ。絶望の淵で記者が掴んだ、真実。 志賀倫成は、大手出版社の雑誌 「週刊春潮」
『樽とタタン』(中島京子)_書評という名の読書感想文
2020/09/14 | 『樽とタタン』(中島京子), 中島京子, 作家別(な行), 書評(た行)
『樽とタタン』中島 京子 新潮文庫 2020年9月1日発行 今から三十年以上前、小学校帰りに通った喫茶店。店の隅にはコーヒー豆の大樽があり、そこがわたしの特等席だった。常連客は、樽に
『セイレーンの懺悔』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/09/07 | 『セイレーンの懺悔』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(さ行)
『セイレーンの懺悔』中山 七里 小学館文庫 2020年8月10日初版 不祥事で番組存続の危機に陥った帝都テレビ 「アフタヌーンJAPAN」。配属二年目の朝倉多香美は、里谷太一と起死回
『ドクター・デスの遺産』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/08/12 | 『ドクター・デスの遺産』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(た行)
『ドクター・デスの遺産』中山 七里 角川文庫 2020年5月15日4版発行 警視庁に入った1人の少年からの通報。突然自宅にやって来た見知らぬ医師に父親が注射を打たれ、直後に息を引き取
『逃亡刑事』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/07/08 | 『逃亡刑事』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(た行)
『逃亡刑事』中山 七里 PHP文芸文庫 2020年7月2日第1刷 単独で麻薬密売ルートを探っていた刑事が銃殺された。千葉県警刑事部捜査一課の高頭班が捜査にあたるが、事件の真相を知った
『サムのこと 猿に会う』(西加奈子)_書評という名の読書感想文
2020/06/19 | 『サムのこと 猿に会う』(西加奈子), 作家別(な行), 書評(さ行), 西加奈子
『サムのこと 猿に会う』西 加奈子 小学館文庫 2020年3月11日初版 そぼ降る雨のなか、様々なことが定まらない二十代男女5人が、突然の死を迎えた仲間の通夜に向かうところから始まる
『十九歳の地図』(中上健次)_書評という名の読書感想文
2020/06/17 | 『十九歳の地図』(中上健次), 中上健次, 作家別(な行), 書評(さ行)
『十九歳の地図』中上 健次 河出文庫 2020年1月30日新装新版2刷 「俺は何者でもない、何者かになろうとしているのだ」- 予備校生のノートに記された地図と、そこに書き込まれていく
『山中静夫氏の尊厳死』(南木佳士)_書評という名の読書感想文
2020/06/15 | 『山中静夫氏の尊厳死』(南木佳士), 作家別(な行), 南木佳士, 書評(や行)
『山中静夫氏の尊厳死』南木 佳士 文春文庫 2019年7月15日第2刷 生まれ故郷にみずからの墓を作り、苦しまずに死ぬことを願う末期癌患者。家族との妥協を拒み、患者本人との契約によっ