「 作家別(は行) 」 一覧
『純喫茶』(姫野カオルコ)_書評という名の読書感想文
2016/05/30 | 『純喫茶』(姫野カオルコ), 作家別(は行), 姫野カオルコ, 書評(さ行)
『純喫茶』姫野 カオルコ PHP文芸文庫 2016年3月22日第一刷 あれは、そういうことだったのか・・・・。なぜか鮮明に刻まれたこどもの頃の記憶。大人になった今だからこそ、本当の意味に気づくこ
『パトロネ』(藤野可織)_書評という名の読書感想文
2016/05/19 | 『パトロネ』(藤野可織), 作家別(は行), 書評(は行), 藤野可織
『パトロネ』藤野 可織 集英社文庫 2013年10月25日第一刷 同じ大学に入学した妹と同居することになった「私」。妹を追うようにして写真部に入った私は、顔に皮膚炎をわずらいながらも写真の魅力に
『偏愛読書館/つかみどころのない話』(林雄司)_書評という名の読書感想文
2016/05/14 | 『偏愛読書館/つかみどころのない話』(林雄司), 作家別(は行), 書評(は行), 林雄司
『偏愛読書館/つかみどころのない話』林 雄司 本の話WEB 2016年5月12日配信 http://hon.bunshun.jp/articles/-/4817 これは「本」ではありません。た
『隠し事』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文
2016/02/22 | 『隠し事』(羽田圭介), 作家別(は行), 書評(か行), 羽田圭介
『隠し事』羽田 圭介 河出文庫 2016年2月20日初版 すべての女は男の携帯を見ている。男は・・・女の携帯を覗いてはいけない! 同棲する彼女の携帯を軽い気持ちで盗み見たことから生まれた、ちいさ
『逃亡作法 TURD ON THE RUN(上・下)』(東山彰良)_書評という名の読書感想文
2016/02/17 | 『逃亡作法 TURD ON THE RUN(上・下)』(東山彰良), 作家別(は行), 書評(た行), 東山彰良
『逃亡作法 TURD ON THE RUN』(上・下)東山 彰良 宝島社文庫 2009年9月19日第一刷 死刑制度が廃止された近未来の日本。〈キャンプ〉と呼ばれる刑務所では囚人の自由が拡大される
『路傍』(東山彰良)_書評という名の読書感想文
2016/01/27 | 『路傍』(東山彰良), 作家別(は行), 書評(ら行), 東山彰良
『路傍』東山 彰良 集英社文庫 2015年5月25日第一刷 俺、28歳。金もなけりゃ、女もいない。定職にも就いてない。同い年の善彦とつるんでは行きつけのバーで酒を呑み、泥酔したサラリーマンから財
『爪と目』(藤野可織)_書評という名の読書感想文
2016/01/18 | 『爪と目』(藤野可織), 作家別(は行), 書評(た行), 藤野可織
『爪と目』藤野 可織 新潮文庫 2016年1月1日発行 はじめてあなたと関係を持った日、帰り際になって父は「きみとは結婚できない」と言った。 小説の始まりにあるこの文章、何気に読むと、読み終わっ
『御不浄バトル』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文
2016/01/16 | 『御不浄バトル』(羽田圭介), 作家別(は行), 書評(か行), 羽田圭介
『御不浄バトル』羽田 圭介 集英社文庫 2015年10月25日第一刷 僕が入社したのは、悪徳ブラック企業!? 過酷な労働と精神的負担で営業部員は半年で辞めていく中、事務職の僕は無難に仕事をこなし
『ミスター・グッド・ドクターをさがして』(東山彰良)_書評という名の読書感想文
2016/01/07 | 『ミスター・グッド・ドクターをさがして』(東山彰良), 作家別(は行), 書評(ま行), 東山彰良
『ミスター・グッド・ドクターをさがして』東山 彰良 幻冬舎文庫 2014年10月10日初版 医師の転職を斡旋する会社に勤めるいずみは32歳。クライアントは落ちこぼればかり。上司はやる気ゼロ。男に
『黒冷水』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文
2016/01/02 | 『黒冷水』(羽田圭介), 作家別(は行), 書評(か行), 羽田圭介
『黒冷水』羽田 圭介 河出文庫 2005年11月20日初版 兄の部屋を偏執的にアサる弟と、罠(トラップ)を仕掛けて執拗に報復する兄。兄弟の果てしない憎しみは、どこから生まれ、どこまでエスカレート
『盗まれた顔』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文
2015/12/23 | 『盗まれた顔』(羽田圭介), 作家別(は行), 書評(な行), 羽田圭介
『盗まれた顔』羽田 圭介 幻冬舎文庫 2014年10月10日初版 警視庁捜査共助課の白戸は指名手配犯たちの顔を脳に焼き付け、新宿の一角に立っていた。一日で100万もの〈顔〉が行き交う雑踏で、記憶
『昭和の犬』(姫野カオルコ)_書評という名の読書感想文
2015/12/12 | 『昭和の犬』(姫野カオルコ), 作家別(は行), 姫野カオルコ, 書評(さ行)
『昭和の犬』姫野 カオルコ 幻冬舎文庫 2015年12月5日初版 昭和三十三年滋賀県に生まれた柏木イク。気難しい父親と、娘が犬に咬まれたのを笑う母親と暮らしたのは、水道も便所もない家。理不尽な毎
『走ル』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文
2015/12/09 | 『走ル』(羽田圭介), 作家別(は行), 書評(は行), 羽田圭介
『走ル』羽田 圭介 河出文庫 2010年11月20日初版 なんとなく授業をさぼって国道4号線を北に走り始めただけだった・・・やがて僕の自転車は、福島を越え、翌日は山形、そして秋田、青森へと走り続
『不思議の国の男子』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文
2015/11/22 | 『不思議の国の男子』(羽田圭介), 作家別(は行), 書評(は行), 羽田圭介
『不思議の国の男子』羽田 圭介 河出文庫 2011年4月20日初版 年上の彼女を追いかけて、おれは恋の穴に落っこちた・・・男子校に通う高1の遠藤は、女子高に通う高3の彼女と、年下であることを隠し
『メタモルフォシス』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文
2015/11/13 | 『メタモルフォシス』(羽田圭介), 作家別(は行), 書評(ま行), 羽田圭介
『メタモルフォシス』羽田 圭介 新潮文庫 2015年11月1日発行 その男には2つの顔があった。昼は高齢者に金融商品を売りつける高給取りの証券マン。一転して夜はSMクラブの女王様に跪き、快楽を貪