「 作家別(は行) 」 一覧
『ブラックライダー』(東山彰良)_書評という名の読書感想文_その2
2015/11/09 | 『ブラックライダー』(東山彰良), 作家別(は行), 書評(は行), 東山彰良
『ブラックライダー』(その2)東山 彰良 新潮文庫 2015年11月1日発行 書評は二部構成です。 『ブラックライダー』(東山彰良)_書評という名の読書感想文_その1はこちら 〈六・一六〉によ
『ブラックライダー』(東山彰良)_書評という名の読書感想文_その1
2015/11/06 | 『ブラックライダー』(東山彰良), 作家別(は行), 書評(は行), 東山彰良
『ブラックライダー』(その1)東山 彰良 新潮文庫 2015年11月1日発行 ここは、地球の歴史が一度終わったあとに始まった、新しい世界。人を食糧とする者と許さない者。カウボーイと保安官。人と牛
『ミート・ザ・ビート』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文
2015/11/02 | 『ミート・ザ・ビート』(羽田圭介), 作家別(は行), 書評(ま行), 羽田圭介
『ミート・ザ・ビート』羽田 圭介 文春文庫 2015年9月10日第一刷 東京から電車で約1時間の地方都市。勉強とバイトに明け暮れる予備校生「彼」の日常は、中古車ホンダ「ビート」を手に入れてから変
『まぐだら屋のマリア』(原田マハ)_書評という名の読書感想文
2015/10/13 | 『まぐだら屋のマリア』(原田マハ), 作家別(は行), 原田マハ, 書評(ま行)
『まぐだら屋のマリア』原田 マハ 幻冬舎文庫 2014年2月10日初版 〈尽果〉バス停近くの定食屋「まぐだら屋」。様々な傷を負った人間が、集まってくる。左手の薬指がすっぱり切り落とされている謎め
『スクラップ・アンド・ビルド』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文
2015/09/17 | 『スクラップ・アンド・ビルド』(羽田圭介), 作家別(は行), 書評(さ行), 羽田圭介
『スクラップ・アンド・ビルド』羽田 圭介 文芸春秋 2015年8月10日初版 今回の芥川賞の選考は、どえらい騒ぎになりました。メディアはこぞってピース又吉を追いかけて、候補作品のみならず、彼が
『さいはての彼女』(原田マハ)_書評という名の読書感想文
2015/08/25 | 『さいはての彼女』(原田マハ), 作家別(は行), 原田マハ, 書評(さ行)
『さいはての彼女』原田 マハ 角川文庫 2013年1月25日初版 25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せてい
『なまづま』(堀井拓馬)_書評という名の読書感想文
2015/08/04 | 『なまづま』(堀井拓馬), 作家別(は行), 堀井拓馬, 書評(な行)
『なまづま』堀井 拓馬 角川ホラー文庫 2011年10月25日初版 激臭を放つ粘液に覆われた醜悪な生物ヌメリヒトモドキ。日本中に蔓延するその生物を研究している私は、それが人間の記憶や感情を習得する
『杳子・妻隠』(古井由吉)_書評という名の読書感想文
2015/06/29 | 『杳子・妻隠』(古井由吉), 作家別(は行), 古井由吉, 書評(や行)
『杳子・妻隠』古井 由吉 新潮文庫 1979年12月25日発行 古井由吉という名前は、昔から知っています。書棚を探せば、たぶんこの小説の他にも何冊かの単行本があるはずです。でも、すっかり忘れていま
『優しくって少しばか』(原田宗典)_書評という名の読書感想文
2015/04/28 | 『優しくって少しばか』(原田宗典), 作家別(は行), 原田宗典, 書評(や行)
『優しくって少しばか』原田 宗典 1986年9月10日第一刷 つい最近のことです。「文章が上手い」 といって人から褒められた、と息子が言いました。息子のブログを読んだ人が 「原田宗典か、リリー・フ
『ブエノスアイレス午前零時』(藤沢周)_書評という名の読書感想文
2015/03/25 | 『ブエノスアイレス午前零時』(藤沢周), 作家別(は行), 書評(は行), 藤沢周
『ブエノスアイレス午前零時』藤沢 周 河出書房新社 1998年8月1日初版 第119回芥川賞受賞作 舞台は、新潟の雪深い山間地にある一軒の温泉宿。カザマは東京の広告代理店に勤めるサラリーマンでし
『笑う山崎』(花村萬月)_書評という名の読書感想文
2015/03/19 | 『笑う山崎』(花村萬月), 作家別(は行), 書評(わ行), 花村萬月
『笑う山崎』花村 萬月 祥伝社 1994年3月15日第一刷 「山崎は横田の手を握ったまま、無表情に笑っている。無表情に笑うというのもおかしいが、山崎の笑いは、まさにそんな感じだった。」(「山崎の帰郷
『民宿雪国』(樋口毅宏)_書評という名の読書感想文
2015/02/09 | 『民宿雪国』(樋口毅宏), 作家別(は行), 書評(ま行), 樋口毅宏
『民宿雪国』樋口 毅宏 祥伝社文庫 2013年10月20日初版 『さらば雑司ヶ谷』なら随分前に読んでいたのですが、同じ作家だと気付かずにこの本を買いました。「小説界が驚倒した空前絶後、衝撃の大
『部長と池袋』(姫野カオルコ)_書評という名の読書感想文
2015/01/20 | 『部長と池袋』(姫野カオルコ), 作家別(は行), 姫野カオルコ, 書評(は行)
『部長と池袋』姫野 カオルコ 光文社文庫 2015年1月20日初版 最近出た、文庫オリジナルの短編集です。 ページをパラパラと捲ってみて、あぁこれなら読めそうだと思って買いました。実はこの人
『私が殺した少女』(原尞)_書評という名の読書感想文
2014/10/27 | 『私が殺した少女』(原尞), 作家別(は行), 原尞, 書評(わ行)
『私が殺した少女』 原 尞 早川書房 1989年10月15日初版 私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。