「 作家別(ま行) 」 一覧
『告白』(湊かなえ)_書評という名の読書感想文
2016/09/19 | 『告白』(湊かなえ), 作家別(ま行), 書評(か行), 湊かなえ
『告白』湊 かなえ 双葉文庫 2010年4月11日第一刷 「愛美は死にました。しかし、事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」 我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルーム
『自分を好きになる方法』(本谷有希子)_書評という名の読書感想文
2016/07/27 | 『自分を好きになる方法』(本谷有希子), 作家別(ま行), 書評(さ行), 本谷有希子
『自分を好きになる方法』本谷 有希子 講談社文庫 2016年6月15日第一刷 16歳のランチ、28歳のプロポーズ前夜、34歳の結婚記念日、47歳のクリスマス、3歳のお昼寝タイム、63歳の何もない
『田舎の紳士服店のモデルの妻』(宮下奈都)_書評という名の読書感想文
2016/07/22 | 『田舎の紳士服店のモデルの妻』(宮下奈都), 作家別(ま行), 宮下奈都, 書評(あ行)
『田舎の紳士服店のモデルの妻』宮下 奈都 文春文庫 2013年6月10日第一刷 東京から夫の故郷に移り住むことになった梨々子。田舎行きに途惑い、夫とすれ違い、恋に胸を騒がせ、変ってゆく子供たちの成長
『家系図カッター』(増田セバスチャン)_書評という名の読書感想文
2016/07/15 | 『家系図カッター』(増田セバスチャン), 作家別(ま行), 増田セバスチャン, 書評(か行)
『家系図カッター』増田 セバスチャン 角川文庫 2016年4月25日初版 料理もせず子育てに無関心の母。秘密裏に離婚届を出し愛人と出来ちゃった再婚した父。常に情緒不安定な妹。凄絶な家庭に育ち荒れ
『ブータン、これでいいのだ』(御手洗瑞子)_書評という名の読書感想文
2016/07/04 | 『ブータン、これでいいのだ』(御手洗瑞子), 作家別(ま行), 御手洗瑞子, 書評(は行)
『ブータン、これでいいのだ』御手洗 瑞子 新潮文庫 2016年6月1日発行 クリーニングに出したセーターの袖は千切れているし、給湯器は壊れてお湯が噴出するし、仕事はまったく思い通りに運ばない。「
『推定脅威』(未須本有生)_書評という名の読書感想文
2016/06/30 | 『推定脅威』(未須本有生), 作家別(ま行), 書評(さ行), 未須本有生
『推定脅威』未須本 有生 文春文庫 2016年6月10日第一刷 - ごく簡単に紹介すると、こんなストーリーになります。 自衛隊戦闘機「TF-1」がスクランブル飛行中に墜落するという異常事態を受け
『みんな邪魔』(真梨幸子)_書評という名の読書感想文
2016/06/09 | 『みんな邪魔』(真梨幸子), 作家別(ま行), 書評(ま行), 真梨幸子
『みんな邪魔』真梨 幸子 幻冬舎文庫 2011年12月10日初版 少女漫画『青い瞳のジャンヌ』をこよなく愛する〈青い六人会〉。噂話と妄想を楽しむ中年女性たちだったが、あるメンバーの失踪を機に正体
『嵐のピクニック』(本谷有希子)_書評という名の読書感想文
2016/05/11 | 『嵐のピクニック』(本谷有希子), 作家別(ま行), 書評(あ行), 本谷有希子
『嵐のピクニック』本谷 有希子 講談社文庫 2015年5月15日第一刷 第7回(2013年)大江健三郎賞受賞作 「アウトサイド」-[優しいピアノ教師が見せた一瞬の狂気] ある日、「私」がい
『異類婚姻譚』(本谷有希子)_書評という名の読書感想文
2016/03/21 | 『異類婚姻譚』(本谷有希子), 作家別(ま行), 書評(あ行), 本谷有希子
『異類婚姻譚』本谷 有希子 講談社 2016年1月20日初版 子供もなく職にも就かず、安楽な結婚生活を送る専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く。「俺は家では
『高校入試』(湊かなえ)_書評という名の読書感想文
2016/03/18 | 『高校入試』(湊かなえ), 作家別(ま行), 書評(か行), 湊かなえ
『高校入試』湊 かなえ 角川文庫 2016年3月10日初版 県下有数の公立進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす! 」と書かれた貼り紙を見つける。迎えた
『グ、ア、ム』(本谷有希子)_書評という名の読書感想文
2016/03/11 | 『グ、ア、ム』(本谷有希子), 作家別(ま行), 書評(か行), 本谷有希子
『グ、ア、ム』本谷 有希子 新潮文庫 2011年7月1日発行 北陸育ちの姉妹。長女は大学を出たもののバイト生活を送る、いわゆる「ワーキングプア」。そんな姉を反面教師にした次女は、高卒で信用金庫に
『望郷』(湊かなえ)_書評という名の読書感想文
2016/03/09 | 『望郷』(湊かなえ), 作家別(ま行), 書評(は行), 湊かなえ
『望郷』湊 かなえ 文春文庫 2016年1月10日第一刷 暗い海に青く輝いた星のような光。母と二人で暮らす幼い私の前に現れて世話を焼いてくれた〈おっさん〉が海に出現させた不思議な光。そして今、私
『生きてるだけで、愛。』(本谷有希子)_書評という名の読書感想文
2016/02/24 | 『生きてるだけで、愛。』(本谷有希子), 作家別(ま行), 書評(あ行), 本谷有希子
『生きてるだけで、愛。』本谷 有希子 新潮文庫 2009年3月1日発行 あたしってなんでこんな生きてるだけで疲れるのかなあ。25歳の寧子は、津奈木と同棲して3年になる。鬱から来る過眠症で引きこも
『ぬるい毒』(本谷有希子)_書評という名の読書感想文
2016/02/17 | 『ぬるい毒』(本谷有希子), 作家別(ま行), 書評(な行), 本谷有希子
『ぬるい毒』本谷 有希子 新潮文庫 2014年3月1日発行 あの夜、同級生と思しき見知らぬ男の電話を受けた時から、私の戦いは始まった。魅力の塊のような彼は、説得力漲る嘘をつき、愉しげに人の感情を
『鸚鵡楼の惨劇』(真梨幸子)_書評という名の読書感想文
2016/01/07 | 『鸚鵡楼の惨劇』(真梨幸子), 作家別(ま行), 書評(あ行), 真梨幸子
『鸚鵡楼の惨劇』真梨 幸子 小学館文庫 2015年7月12日初版 1962年、西新宿。十二社の花街に建つ洋館「鸚鵡楼」で惨殺事件が発生する。しかし、その記録は闇に葬られた。時は流れて、バブル全盛