「 綿矢りさ 」 一覧

『パッキパキ北京』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文

『パッキパキ北京』綿矢 りさ 集英社 2023年12月10日 第1刷 味わい尽くしてやる、この都市のギラつきのすべてを。パッキパキの駐妻、真冬の北京を大暴走! 著者自身の中国滞在経験とその観察

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『大地のゲーム』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文

『大地のゲーム』綿矢 りさ 新潮文庫 2016年1月1日発行 21世紀終盤。かの震災の影響で原発が廃止され、ネオン煌めく明るい夜を知らないこの国を、新たな巨大地震が襲う。第二の地震が来るという政

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『インストール』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文

『インストール』綿矢 りさ 河出書房新社 2001年11月20日初版 この小説が文藝賞を受賞したときは、それはそれは大騒ぎで、たくさんのニュースになりました。何せ17歳の女子高生の受賞ですから

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『夢を与える』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文

『夢を与える』綿矢 りさ 河出文庫 2012年10月20日初版 こんなシーンがあります。 主人公の夕子は、チャイルドモデルとしてのCM出演からスタートして、今や国民的アイドルになっています。

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『しょうがの味は熱い』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文

『しょうがの味は熱い』綿矢 りさ 文春文庫 2015年5月10日第一刷 結婚という言葉を使わずに、言いたいことを言うのは難しい。「私たちこれからどうするの」-いつも疲弊している絃と同棲して1年近

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『蹴りたい背中』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文

『蹴りたい背中』綿矢 りさ 河出文庫 2007年4月20日初版 これまでに幾度も書いているのですが、私が一番感心するのは、やはりこの人の「文章を書く才能」です。語彙が圧倒的に豊富であることはも

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『憤死』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文

『憤死』綿矢 りさ 河出文庫 2015年3月20日初版 「憤死」 この短編は、文字通り「憤死」とは如何なるものかについて、具体的な事例を挙げながら懇切丁寧に解説してくれる、いわば「正しい憤死」

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『ひらいて』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文

『ひらいて』綿矢 りさ 新潮社文庫 2015年2月1日発行 文庫の解説は、タレントの光浦靖子さんが書いています。この人テレビではとぼけたキャラでダメ女を演じていますが、ほんとは(失礼な言い方ですが

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『勝手にふるえてろ』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文

『勝手にふるえてろ』綿矢 りさ 文春文庫 2012年8月10日第一刷 最近彼女、結婚しましたね。旦那様は、国家公務員とのこと。イメージだけで失礼なことですが、ロックシンガーや俳優の卵(これまた

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『かわいそうだね?』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文

『かわいそうだね?』 綿矢 りさ 文春文庫 2013年12月10日第一刷 あっという間で、綿矢りさもすでに30歳の大人の女性になりました。 デビュー当時は17歳の高校生だったのですよ。マスコミに

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『作家刑事毒島の嘲笑』(中山七里)_書評という名の読書感想文

『作家刑事毒島の嘲笑』中山 七里 幻冬舎文庫 2024年9月5日 初

『バリ山行』(松永K三蔵)_書評という名の読書感想文

『バリ山行』松永K三蔵 講談社 2024年7月25日 第1刷発行

『少女葬』(櫛木理宇)_書評という名の読書感想文

『少女葬』櫛木 理宇 新潮文庫 2024年2月20日 2刷

『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』(麻布競馬場)_書評という名の読書感想文

『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』麻布競馬場 集英社文庫 2

『これはただの夏』(燃え殻)_書評という名の読書感想文

『これはただの夏』燃え殻 新潮文庫 2024年9月1日発行 『

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