「 書評(さ行) 」 一覧
『スイート・マイホーム』(神津凛子)_書評という名の読書感想文
2021/07/22 | 『スイート・マイホーム』(神津凛子), 作家別(か行), 書評(さ行), 神津凛子
『スイート・マイホーム』神津 凛子 講談社文庫 2021年6月15日第1刷 隙間風に苛まれる日々を脱すべく、念願の家を購入した賢二。愛する妻と娘と引っ越したそこは、暖かくて快適な、ま
『祝福の子供』(まさきとしか)_書評という名の読書感想文
2021/07/08 | 『祝福の子供』(まさきとしか), まさきとしか, 作家別(ま行), 書評(さ行)
『祝福の子供』まさき としか 幻冬舎文庫 2021年6月10日初版 親になること、その奇跡、その幸福 - その重圧。「私はこの子を愛せるだろうか」 虐待を疑われ最愛の娘と離れて
『スメル男 (新装版)』(原田宗典)_書評という名の読書感想文
2021/06/22 | 『スメル男 (新装版)』(原田宗典), 作家別(は行), 原田宗典, 書評(さ行)
『スメル男 (新装版)』原田 宗典 講談社文庫 2021年1月15日第1刷 「腐ったような臭いがし、吐き気を催す」 異臭はほぼ都内全域に漂い、風向きによっては千葉、埼玉などの周辺地域
『地獄への近道』(逢坂剛)_書評という名の読書感想文
2021/06/16 | 『地獄への近道』(逢坂剛), 作家別(あ行), 書評(さ行), 逢坂剛
『地獄への近道』逢坂 剛 集英社文庫 2021年5月25日第1刷 お馴染み御茶ノ水署生活安全課保安二係の迷コンビ、斉木&梢田がまたも駆け回る! 神保町に新たにできたバーに、見回りと称
『祝言島』(真梨幸子)_書評という名の読書感想文
2021/05/24 | 『祝言島』(真梨幸子), 作家別(ま行), 書評(さ行), 真梨幸子
『祝言島』真梨 幸子 小学館文庫 2021年5月12日初版第1刷 2006年に起きた 「十二月一日連続殺人事件」。死亡した三人の知人・七鬼紅玉は警察の取り調べ中に姿を消し、以来事件は
『JR高田馬場駅戸山口』(柳美里)_書評という名の読書感想文
2021/03/25 | 『JR高田馬場駅戸山口』(柳美里), 作家別(や行), 書評(さ行), 柳美里
『JR高田馬場駅戸山口』柳 美里 河出文庫 2021年3月20日新装版初版 夫は単身赴任中で、子どもと二人暮らしの母・ゆみ。幼稚園や自治会との確執、日々膨らむ夫への疑念、そして社会か
『JR品川駅高輪口』(柳美里)_書評という名の読書感想文
2021/03/04 | 『JR品川駅高輪口』(柳美里), 作家別(や行), 書評(さ行), 柳美里
『JR品川駅高輪口』柳 美里 河出文庫 2021年2月20日新装版初版 誰か私に、生と死の違いを教えて下さい - 電車の中、携帯電話の画面を見つめる少女、市原百音・高校一年生。形だけ
『死者のための音楽』(山白朝子)_書評という名の読書感想文
2021/03/01 | 『死者のための音楽』(山白朝子), 作家別(や行), 山白朝子, 書評(さ行)
『死者のための音楽』山白 朝子 角川文庫 2013年11月25日初版 [目次]教わってもいない経を唱え、行ったこともない土地を語る幼い息子 ・・・ 長い旅のはじまり逃げ込んだ井戸の底
『芝公園六角堂跡/狂える藤澤清造の残影』(西村賢太)_書評という名の読書感想文
2020/12/28 | 『芝公園六角堂跡/狂える藤澤清造の残影』(西村賢太), 作家別(な行), 書評(さ行), 西村賢太
『芝公園六角堂跡/狂える藤澤清造の残影』西村 賢太 文春文庫 2020年12月10日第1刷 落伍者には、落伍者の流儀がある。 何の為に私小説を書くのか。静かなる鬼気を孕みつつ
『殺人依存症』(櫛木理宇)_書評という名の読書感想文
2020/12/09 | 『殺人依存症』(櫛木理宇), 作家別(か行), 書評(さ行), 櫛木理宇
『殺人依存症』櫛木 理宇 幻冬舎文庫 2020年10月10日初版 息子を六年前に亡くした捜査一課の浦杉は、その現実から逃れるように刑事の仕事にのめり込む。そんな折、連続殺人事件が勃発
『JR上野駅公園口』(柳美里)_書評という名の読書感想文
2020/11/20 | 『JR上野駅公園口』(柳美里), 作家別(や行), 書評(さ行), 柳美里
『JR上野駅公園口』柳 美里 河出文庫 2017年2月20日初版 1933年、私は 「天皇」 と同じ日に生まれた - 東京オリンピックの前年、男は出稼ぎのために上野駅に降り立った。そ
『千の扉』(柴崎友香)_書評という名の読書感想文
2020/11/06 | 『千の扉』(柴崎友香), 作家別(さ行), 書評(さ行), 柴崎友香
『千の扉』柴崎 友香 中公文庫 2020年10月25日初版 五階建ての棟の先には、高層棟が見える。何階建てなのか、ぱっと見たところはわからない。以前住んでいた市営住宅にも五棟あった高
『サブマリン』(伊坂幸太郎)_書評という名の読書感想文
2020/11/04 | 『サブマリン』(伊坂幸太郎), 伊坂幸太郎, 作家別(あ行), 書評(さ行)
『サブマリン』伊坂 幸太郎 講談社文庫 2019年4月16日第1刷 『チルドレン』 から、12年。家裁調査官・陣内と武藤が出会う、新たな少年たちと、罪と罰の話。 偶然なのか、運
『その愛の程度』(小野寺史宜)_書評という名の読書感想文
2020/10/26 | 『その愛の程度』(小野寺史宜), 作家別(あ行), 小野寺史宜, 書評(さ行)
『その愛の程度』小野寺 史宜 講談社文庫 2019年9月13日第1刷 職場の親睦会を兼ねたバーベキュー。娘の菜月が溺れるのを見て、とっさに川に飛び込んだ豊永の腕の中にいたのは、娘では
『小説 ドラマ恐怖新聞』(原作:つのだじろう 脚本:高山直也 シリーズ構成:乙一 ノベライズ:八坂圭)_書評という名の読書感想文
2020/10/19 | 『小説 ドラマ恐怖新聞』(原作:つのだじろう 脚本:高山直也 シリーズ構成:乙一 ノベライズ:八坂圭), つのだじろう, 作家別(た行), 書評(さ行)
『小説 ドラマ恐怖新聞』原作:つのだじろう 脚本:高山直也 シリーズ構成:乙一 ノベライズ:八坂圭 角川ホラー文庫 2020年9月25日初版 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット 「オト