「 書評(は行) 」 一覧

『廃墟の白墨』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文

『廃墟の白墨』遠田 潤子 光文社文庫 2022年3月20日初版 今夜 「王国」 に男たちが集められる  ここは牢獄か、それとも楽園か? 和久井ミモザは、死の床にある父親に届いた

続きを見る

『プラスチックの祈り 上』(白石一文)_書評という名の読書感想文

『プラスチックの祈り 上』白石 一文 朝日文庫 2022年2月28日第1刷 「これは一体何なんだ」 鬼才があなたの日常と常識を揺さぶる大長編、開幕! 妻の 「死」 以来、作家

続きを見る

『Blue/ブルー』(葉真中顕)_書評という名の読書感想文

『Blue/ブルー』葉真中 顕 光文社文庫 2022年2月20日初版1刷 ※本作は書下ろし作品です。この物語は平成30年間の文化・風俗を俯瞰しながら、児童虐待、子供の貧困、無戸籍児、モ

続きを見る

『歩道橋シネマ』(恩田陸)_書評という名の読書感想文

『歩道橋シネマ』恩田 陸 新潮文庫 2022年4月1日発行 ありふれた事件 - 銀行立てこもり事件の関係者が証言する想像を絶する事実。 今年の春の連休直前に、とある地方の県庁所在

続きを見る

『飛族』(村田喜代子)_書評という名の読書感想文

『飛族』村田 喜代子 文春文庫 2022年1月10日第1刷 むかしは漁業で繁栄していたけれど、いまは衰退して、たったふたりの女性が島に残っていた。ここは日本海のはずれ、朝鮮との国境近

続きを見る

『ビオレタ』(寺地はるな)_書評という名の読書感想文

『ビオレタ』寺地 はるな ポプラ文庫 2017年4月5日第1刷 「何歳までに結婚 みたいなのって、くだらねぇよな! と思いながら書きました」(著者より) 婚約者から突然別れを告

続きを見る

『犯人は僕だけが知っている』(松村涼哉)_書評という名の読書感想文

『犯人は僕だけが知っている』松村 涼哉 メディアワークス文庫 2021年12月25日初版 謎の連続失踪が殺人を呼ぶ。僕らは誰に殺される? 過疎化する町にある高校の教

続きを見る

『ヒポクラテスの試練』(中山七里)_書評という名の読書感想文

『ヒポクラテスの試練』中山 七里 祥伝社文庫 2021年12月20日初版第1刷 自覚症状もなく、MRIでも検出できない・・・・・・・ 法医学の権威・光崎教授をうろたえさせた未知なる感

続きを見る

『光まで5分』(桜木紫乃)_書評という名の読書感想文

『光まで5分』桜木 紫乃 光文社文庫 2021年12月20日初版1刷 北海道の東の街から流れ流れて沖縄にやってきたツキヨは、那覇の路地裏にある 「竜宮城」 という店で体を売っていた。

続きを見る

『ヒポクラテスの憂鬱』(中山七里)_書評という名の読書感想文

『ヒポクラテスの憂鬱』中山 七里 祥伝社文庫 2019年6月20日初版第1刷 全ての死には理由がある埼玉県警のホームページの掲示板に 〈修正者(コレクター)〉 を名乗る書き込みがあっ

続きを見る

『破蕾』(雲居るい)_書評という名の読書感想文

『破蕾』雲居 るい 講談社文庫 2021年11月16日第1刷 あの 冲方 丁が名前を変えて、「官能」 のイメージも塗り替える! 豪華挿絵入り - まさか官能小説で、泣くなんて!!!

続きを見る

『母と死体を埋めに行く』(大石圭)_書評という名の読書感想文

『母と死体を埋めに行く』大石 圭 角川ホラー文庫 2021年10月25日初版 美しく聡明な母は、娘を支配していた。母が、嫌い。ざらつく感動が残る、毒親サスペンス! わたしの家

続きを見る

『はるか/HAL – CA』(宿野かほる)_書評という名の読書感想文

『はるか/HAL - CA』宿野 かほる 新潮文庫 2021年10月1日発行 「再会」 した二人の、愛と狂気の行方。 賢人は小さな頃、海岸で一人の少女と出会い恋に落ちる。彼女の

続きを見る

『変な家』(雨穴)_書評という名の読書感想文

『変な家』雨穴 飛鳥新社 2021年9月10日第8刷発行 あなたは、この間取りの 「謎」 が解けますか? この家、何かがおかしい。 謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋・・・・・

続きを見る

『新装版 人殺し』(明野照葉)_書評という名の読書感想文

『新装版 人殺し』明野 照葉 ハルキ文庫 2021年8月18日新装版第1刷 本郷に住むフリーライターの野本泰史は、近所の洋食屋 「琥珀亭」 に足繁く通っている。独身の泰史は、最近店の

続きを見る

『海神 (わだつみ)』(染井為人)_書評という名の読書感想文

『海神 (わだつみ)』染井 為人 光文社文庫 2024年2月20日

『百年と一日』(柴崎友香)_書評という名の読書感想文

『百年と一日』柴崎 友香 ちくま文庫 2024年3月10日 第1刷発

『燕は戻ってこない』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文

『燕は戻ってこない』桐野 夏生 集英社文庫 2024年3月25日 第

『羊は安らかに草を食み』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文

『羊は安らかに草を食み』宇佐美 まこと 祥伝社文庫 2024年3月2

『逆転美人』(藤崎翔)_書評という名の読書感想文

『逆転美人』藤崎 翔 双葉文庫 2024年2月13日第15刷 発行

→もっと見る

  • 3 にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
PAGE TOP ↑