「 書評(や行) 」 一覧
『夜がどれほど暗くても』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/10/16 | 『夜がどれほど暗くても』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(や行)
『夜がどれほど暗くても』中山 七里 ハルキ文庫 2020年10月8日第1刷 追う側から、追われる側へ。絶望の淵で記者が掴んだ、真実。 志賀倫成は、大手出版社の雑誌 「週刊春潮」
『夜の公園』(川上弘美)_書評という名の読書感想文
2020/07/31 | 『夜の公園』(川上弘美), 作家別(か行), 川上弘美, 書評(や行)
『夜の公園』川上 弘美 中公文庫 2017年4月30日再版発行 「申し分のない」 夫と、二十五年ローンのマンションに暮らすリリ。このまま一生、こういうふうに過ぎてゆくのかもしれない・
『山中静夫氏の尊厳死』(南木佳士)_書評という名の読書感想文
2020/06/15 | 『山中静夫氏の尊厳死』(南木佳士), 作家別(な行), 南木佳士, 書評(や行)
『山中静夫氏の尊厳死』南木 佳士 文春文庫 2019年7月15日第2刷 生まれ故郷にみずからの墓を作り、苦しまずに死ぬことを願う末期癌患者。家族との妥協を拒み、患者本人との契約によっ
『ユージニア』(恩田陸)_思った以上にややこしい。容易くない。
2020/05/15 | 『ユージニア』(恩田陸), 作家別(あ行), 恩田陸, 書評(や行)
『ユージニア』恩田 陸 角川文庫 2018年10月30日17版 [あらすじ]北陸・K市の名士・青澤家を襲った大量毒殺事件。乾杯の音頭の直後、皆がもがき苦しみ始めた。家族・親族、相伴に与
『やめるときも、すこやかなるときも』(窪美澄)_書評という名の読書感想文
2019/12/09 | 『やめるときも、すこやかなるときも』(窪美澄), 作家別(か行), 書評(や行), 窪美澄
『やめるときも、すこやかなるときも』窪 美澄 集英社文庫 2019年11月25日第1刷 大切な人の死を忘れられない男と、恋の仕方を知らない女。- 他者と共に生きることの温かみに触れる、
『45°ここだけの話』(長野まゆみ)_書評という名の読書感想文
2019/09/23 | 『45°ここだけの話』(長野まゆみ), 作家別(な行), 書評(や行), 長野まゆみ
『45° ここだけの話』長野 まゆみ 講談社文庫 2019年8月9日第1刷 カフェで、ファストフードで、教室で、ケアホームで、一見普通の人物が語りはじめる不可思議な物語。一卵性双生
『夢を売る男』(百田尚樹)_書評という名の読書感想文
2019/09/09 | 『夢を売る男』(百田尚樹), 作家別(は行), 書評(や行), 百田尚樹
『夢を売る男』百田 尚樹 幻冬舎文庫 2015年5月1日初版 『永遠の0 (ゼロ)』 の百田尚樹、大暴走!! 出版界を舞台にした掟破りのブラック・コメディ! ◆あらすじ◆
『許されようとは思いません』(芦沢央)_書評という名の読書感想文
2019/06/17 | 『許されようとは思いません』(芦沢央), 作家別(あ行), 書評(や行), 芦沢央
『許されようとは思いません』芦沢 央 新潮文庫 2019年6月1日発行 あなたは絶対にこの 「結末」 を予測できない! 新時代到来を告げる、驚愕の暗黒ミステリ。 かつて祖母
『夜に啼く鳥は』(千早茜)_書評という名の読書感想文
2019/06/10 | 『夜に啼く鳥は』(千早茜), 作家別(た行), 千早茜, 書評(や行)
『夜に啼く鳥は』千早 茜 角川文庫 2019年5月25日初版 辛く哀しい記憶と共に続く永遠の命。 いつしか、小さきものたちがひっそりとこの身に宿っていた。闇で瞬くその緑色の光を美
『余命二億円』(周防柳)_書評という名の読書感想文
2019/05/06 | 『余命二億円』(周防柳), 作家別(さ行), 周防柳, 書評(や行)
『余命二億円』周防 柳 角川文庫 2019年3月25日初版 工務店を営んでいた父親が不慮の交通事故で植物状態になった。次男の次也は父の延命治療を望んだが、長男の一也はそれに異を唱えた
『屋根をかける人』(門井慶喜)_書評という名の読書感想文
2019/05/03 | 『屋根をかける人』(門井慶喜), 作家別(か行), 書評(や行), 門井慶喜
『屋根をかける人』門井 慶喜 角川文庫 2019年3月25日初版 明治38年に来日し、建築家、実業家として活躍したアメリカ人、W・M・ヴォーリズ。彼は日米開戦の前夜、日本にとどまり帰
『よるのばけもの』(住野よる)_書評という名の読書感想文
2019/04/24 | 『よるのばけもの』(住野よる), 住野よる, 作家別(さ行), 書評(や行)
『よるのばけもの』住野 よる 双葉文庫 2019年4月14日第1刷 夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても、それは深夜に突然やってくる。ある日、化け物になった僕は、忘れ
『昨夜のカレー、明日のパン』(木皿泉)_書評という名の読書感想文
2019/03/20 | 『昨夜のカレー、明日のパン』(木皿泉), 作家別(か行), 書評(や行), 木皿泉
『昨夜のカレー、明日のパン』木皿 泉 河出文庫 2016年2月20日25刷 7年前、25歳で死んでしまった一樹。遺された嫁・テツコと今も一緒に暮らす一樹の父・ギフが、テツコの恋人・岩
『やがて海へと届く』(彩瀬まる)_書評という名の読書感想文
2019/02/25 | 『やがて海へと届く』(彩瀬まる), 作家別(あ行), 彩瀬まる, 書評(や行)
『やがて海へと届く』彩瀬 まる 講談社文庫 2019年2月15日第一刷 一人旅の途中ですみれが消息を絶ったあの震災から三年。今もなお親友の不在を受け入れられない真奈は、すみれのかつて
『世にも奇妙な君物語』(朝井リョウ)_書評という名の読書感想文
2018/12/24 | 『世にも奇妙な君物語』(朝井リョウ), 作家別(あ行), 書評(や行), 朝井リョウ
『世にも奇妙な君物語』朝井 リョウ 講談社文庫 2018年11月15日第一刷 彼は子供の頃から 『世にも奇妙な物語』 が大好きで、当初は単純に、最後にどんでん返しがあるとか手軽にゾクっ