「 書評(ら行) 」 一覧
『路上のX』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2018/02/26 | 『路上のX』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(ら行), 桐野夏生
『路上のX』桐野 夏生 朝日新聞出版 2018年2月28日第一刷 こんなに叫んでも、私たちの声は届かないの? 幸せな日常を断ち切られた女子高生たち。ネグレクト、虐待、DV、レイプ、JKビジネス。
『冷蔵庫を抱きしめて』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2017/10/16 | 『冷蔵庫を抱きしめて』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(ら行), 荻原浩
『冷蔵庫を抱きしめて』荻原 浩 新潮文庫 2017年10月1日発行 幸せなはずの新婚生活で摂食障害がぶり返した。原因不明の病に、たった一人で向き合う直子を照らすのは(表題作)。DV男から幼い娘を守る
『螺旋の手術室』(知念実希人)_書評という名の読書感想文
2017/10/13 | 『螺旋の手術室』(知念実希人), 作家別(た行), 書評(ら行), 知念実希人
『螺旋の手術室』知念 実希人 新潮文庫 2017年10月1日発行 読書メーター読みたい本ランキング第1位。驚愕のどんでん返し!! 手術室での不可解な死。次々と殺される教授選の候補者たち。事件に秘
『老老戦記』(清水義範)_書評という名の読書感想文
2017/10/09 | 『老老戦記』(清水義範), 作家別(さ行), 書評(ら行), 清水義範
『老老戦記』清水 義範 新潮文庫 2017年9月1日発行 グループホームの老人たちがクイズ大会に参加した。珍解答を期待する主催者を手玉に取る面々。覚醒した彼らは海外旅行に出かけ、合コンに妖しく浮き立
『ルビンの壺が割れた』(宿野かほる)_書評という名の読書感想文
2017/09/03 | 『ルビンの壺が割れた』(宿野かほる), 作家別(や行), 宿野かほる, 書評(ら行)
『ルビンの壺が割れた』宿野 かほる 新潮社 2017年8月20日発行 この小説は、あなたの想像を超える。 結末は、絶対に誰にも言わないでください。 「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失
『リバース』(湊かなえ)_書評という名の読書感想文
2017/04/12 | 『リバース』(湊かなえ), 作家別(ま行), 書評(ら行), 湊かなえ
『リバース』湊 かなえ 講談社文庫 2017年3月15日第一刷 深瀬和久は平凡なサラリーマン。自宅の近所にある〈クローバー・コーヒー〉に通うことが唯一の楽しみだ。そんな穏やかな生活が、越智美穂子との
『ロゴスの市』(乙川優三郎)_書評という名の読書感想文
2017/02/06 | 『ロゴスの市』(乙川優三郎), 乙川優三郎, 作家別(あ行), 書評(ら行)
『ロゴスの市』乙川 優三郎 徳間書店 2015年11月30日初版 至福の読書時間を約束します。乙川文学の新しい姿がここに! 昭和55年、弘之と悠子は、大学のキャンパスで出会う。翻訳家と同時通訳と
『ルパンの消息』(横山秀夫)_書評という名の読書感想文
2016/08/30 | 『ルパンの消息』(横山秀夫), 作家別(や行), 書評(ら行), 横山秀夫
『ルパンの消息』横山 秀夫 光文社文庫 2009年4月20日初版 15年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人 - 。警視庁に入った1本のタレ込みで事件が息を吹き返す。当時、期末テスト奪取を
『冷血(上・下)』(高村薫)_書評という名の読書感想文
2016/03/01 | 『冷血(上・下)』(高村薫), 作家別(た行), 書評(ら行), 高村薫
『冷血(上・下)』高村 薫 朝日新聞社 2012年11月30日発行 2002年、クリスマス前夜。東京郊外で発生した「歯科医師一家殺害事件」- 衝動のままATMを破壊し、通りすがりのコンビニを襲い
『路傍』(東山彰良)_書評という名の読書感想文
2016/01/27 | 『路傍』(東山彰良), 作家別(は行), 書評(ら行), 東山彰良
『路傍』東山 彰良 集英社文庫 2015年5月25日第一刷 俺、28歳。金もなけりゃ、女もいない。定職にも就いてない。同い年の善彦とつるんでは行きつけのバーで酒を呑み、泥酔したサラリーマンから財
『流転の魔女』(楊逸/ヤン・イー)_書評という名の読書感想文
2015/12/30 | 『流転の魔女』(楊逸/ヤン・イー), 作家別(や行), 書評(ら行), 楊逸/ヤン・イー
『流転の魔女』楊 逸(ヤン・イー) 文春文庫 2015年12月10日第一刷 居酒屋で時給900円のバイトをしながら法律の勉強に励む中国人女子留学生・林杏(りんきょう)は、ある日通訳を頼まれ、1万
『落英』(黒川博行)_書評という名の読書感想文
2015/12/15 | 『落英』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(ら行), 黒川博行
『落英』黒川 博行 幻冬舎 2013年3月20日第一刷 大阪府警薬物対策課の桐尾と上坂は覚醒剤密売捜査の最中、容疑者宅で想定外のブツを発見した。発射痕のある中国製のトカレフ - 迷宮入りしている
『ロコモーション』(朝倉かすみ)_書評という名の読書感想文
2015/10/30 | 『ロコモーション』(朝倉かすみ), 作家別(あ行), 書評(ら行), 朝倉かすみ
『ロコモーション』朝倉 かすみ 光文社文庫 2012年1月20日第一刷 小さなまちで、男の目を引くからだを持て余しつつ大人になった地味な性格のアカリ。静かな生活を送りたくて大きなまちに引っ越し、