『空中ブランコ』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2014/12/25 | 『空中ブランコ』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(か行)
『空中ブランコ』奥田 英朗 文芸春秋 2004年4月25日第一刷 『最悪』『邪魔』とクライム・ノベルの傑作の後に奥田英朗が書いたものは、それまでの作風とは全く違う趣きの小説でした。 『空中ブラン
2014/12/25 | 『空中ブランコ』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(か行)
『空中ブランコ』奥田 英朗 文芸春秋 2004年4月25日第一刷 『最悪』『邪魔』とクライム・ノベルの傑作の後に奥田英朗が書いたものは、それまでの作風とは全く違う趣きの小説でした。 『空中ブラン
2014/12/23 | 『この世の全部を敵に回して』(白石一文), 作家別(さ行), 書評(か行), 白石一文
『この世の全部を敵に回して』白石 一文 小学館文庫 2012年4月11日初版 あなたは子供の頃、「どうして僕は僕なんだろう」「私は私なんだろう」とふと思ったことはなかったでしょうか。 「私はしょ
2014/12/20 | 『憂鬱たち』(金原ひとみ), 作家別(か行), 書評(や行), 金原ひとみ
『憂鬱たち』金原 ひとみ 文芸春秋 2009年9月30日第一刷 金原ひとみと綿矢りさ、二人の若い女性が同時に芥川賞を受賞したのは2004年のことでした。もう10年経ったわけですが、このニュースは当
2014/12/20 | 『幸せになる百通りの方法』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(さ行), 荻原浩
『幸せになる百通りの方法』荻原 浩 文春文庫 2014年8月10日第一刷 荻原浩の十八番、現代社会を象徴する世相を皮肉った視点で眺め、そこで生きる人々の「生きにくさ」をコミカルに描いた短編集です。
2014/12/19 | 『グロテスク』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(か行), 桐野夏生
『グロテスク』桐野 夏生 文芸春秋 2003年6月30日第一刷 「人は自分のためにしか生きられない」 北海道出身の女性作家・桜木紫乃が、小説『星々たち』の主人公・塚本千春の運命について語った言葉
2014/12/18 | 『新宿鮫』(大沢在昌), 書評(さ行)
『新宿鮫』(その2)大沢 在昌 光文社(カッパ・ノベルス) 1990年9月25日初版 書評その1はコチラ↓ 『新宿鮫』(大沢在昌)_書評という名の読書感想文(その1) 新宿歌舞伎町のラブホテル街
2014/12/18 | 『新宿鮫』(大沢在昌), 書評(さ行)
『新宿鮫』(その1)大沢 在昌 光文社(カッパ・ノベルス) 1990年9月25日初版 『新宿鮫』を初めて読んだのはもう随分昔のことですが、2011年にはシリーズの第10作『絆回廊 新宿鮫Ⅹ』が
2014/12/14 | 『学問』(山田詠美), 作家別(や行), 山田詠美, 書評(か行)
『学問』山田 詠美 新潮文庫 2014年3月1日発行 私はこの作家が書く未成年たちを無条件に信頼しています。その理由はまことにシンプルで、彼らがどこまでもまっとうだからです。あくまでもまっとうな姿
2014/12/13 | 『走れ! タカハシ』(村上龍), 作家別(ま行), 書評(は行), 村上龍
『走れ! タカハシ』村上龍 講談社 1986年5月20日第一刷 あとがきに本人も書いているのですが、村上龍には珍しく「普通の人々」が登場する短編小説です。 全てにプロ野球・広島カープの(往年
2014/12/13 | 『どこから行っても遠い町』(川上弘美), 作家別(か行), 川上弘美, 書評(た行)
『どこから行っても遠い町』川上 弘美 新潮文庫 2013年9月1日発行 久しぶりに川上弘美の本を読みました。元々たくさん読んでいるとは言えないのですが、良い小説を書く人だという印象はずっと持っ
2014/12/10 | 『疫病神』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(や行), 黒川博行
『疫病神』黒川博行 新潮社 1997年3月15日発行 黒川博行の代表的な長編が並ぶ「疫病神シリーズ」の原点となる作品です。 シリーズ5作品の内3作品が直木賞候補になり、5作目の『破門』で遂に受賞の
2014/12/10 | 『地を這う虫』(高村薫), 作家別(た行), 書評(た行), 高村薫
『地を這う虫』高村 薫 文春文庫 1999年5月10日第一刷 高村薫と言えば硬質で緻密な文章で知られる長編作家ですが、『マークスの山』 で直木賞と日本冒険小説協会大賞をダブル受賞した同時期に、いく
2014/12/10 | 『星々たち』(桜木紫乃), 作家別(さ行), 書評(は行), 桜木紫乃
『星々たち』桜木 紫乃 実業之日本社 2014年6月4日初版 この小説は、実母の咲子とも、二度目の結婚で授かった娘のやや子とも生き別れ、北の大地を彷徨った塚本千春という女の生きざまを描いた連作短編
2014/12/07 | 『すべての男は消耗品である』(村上龍), 作家別(ま行), 書評(さ行), 村上龍
『すべての男は消耗品である』村上 龍 KKベストセラーズ 1987年8月1日初版 1987年といえば、村上龍が作家デビューして約10年、35歳の頃です。 私にとって村上龍はちょっと歳の離れた兄
2014/12/05 | 『邪魔』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(さ行)
『邪魔』奥田 英朗 講談社 2001年4月1日第一刷 『最悪』と双璧をなす、奥田英朗のクライム・ノベルの傑作。第4回大藪春彦賞受賞作。 渡辺裕輔は高校2年生。既に高校を辞めた弘樹と洋平の3人でつ
『八月の母』早見 和真 角川文庫 2025年6月25日 初版発行
『おまえレベルの話はしてない』芦沢 央 河出書房新社 2025年9月
『絶縁病棟』垣谷 美雨 小学館文庫 2025年10月11日 初版第1
『木挽町のあだ討ち』永井 紗耶子 新潮文庫 2025年10月1日 発
『帰れない探偵』柴崎 友香 講談社 2025年8月26日 第4刷発行
『ミス・サンシャイン』(吉田修一)_書評という名の...
『地面師たち アノニマス』(新庄耕)_書評という名...
『おしまいの日』(新井素子)_書評という名の読書感...
『野火の夜/木部美智子シリーズ』(望月諒子)_書評...
『ロング・アフタヌーン』(葉真中顕)_書評という名...
『帰れない探偵』(柴崎友香)_書評という名の読書感...
『絶縁病棟』(垣谷美雨)_書評という名の読書感想文
『レッドクローバー』(まさきとしか)_書評という名...
『おまえレベルの話はしてない』(芦沢央)_書評とい...
『橘の家』(中西智佐乃)_書評という名の読書感想文
『棺桶も花もいらない』(朝倉かすみ)_書評という名...
『悲鳴』(櫛木理宇)_書評という名の読書感想文
『子供の領分』(吉行淳之介)_書評という名の読書感...
『ひとでちゃんに殺される』(片岡翔)_書評という名...
『木挽町のあだ討ち』(永井紗耶子)_書評という名の...