『氷菓 The niece of time』(米澤穂信)_書評という名の読書感想文
2015/01/09 | 『氷菓 The niece of time』(米澤穂信), 作家別(や行), 書評(は行), 米澤穂信
『氷菓 The niece of time』米澤穂信 角川文庫 2001年11月1日初版 米澤穂信の 『満願』 『折れた竜骨』 に続き、『氷菓 The niece of time』 を読みました。
2015/01/09 | 『氷菓 The niece of time』(米澤穂信), 作家別(や行), 書評(は行), 米澤穂信
『氷菓 The niece of time』米澤穂信 角川文庫 2001年11月1日初版 米澤穂信の 『満願』 『折れた竜骨』 に続き、『氷菓 The niece of time』 を読みました。
2015/01/07 | 『折れた竜骨』(米澤穂信), 作家別(や行), 書評(あ行), 米澤穂信
『折れた竜骨(下)』米澤 穂信 東京創元社 2013年7月12日初版 後半の大きな山場は、二つあります。一つは言うまでもなく<走狗>の正体が暴かれる場面です。確かな証拠を積み重ね、緻密
2015/01/07 | 『折れた竜骨』(米澤穂信), 作家別(や行), 書評(あ行), 米澤穂信
『折れた竜骨(上)』米澤 穂信 東京創元社 2013年7月12日初版 一人の老兵の死から、この長大な物語は始まります。 時は12世紀末、ヨーロッパ・ブリテン島の東、ロンドンから出帆し北海を3日も
2015/01/04 | 『絵が殺した』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(あ行), 黒川博行
『絵が殺した』黒川 博行 創元推理文庫 2004年9月30日初版 富田林市佐備の竹林。竹の子採りに来た地元農家の主婦が発見したのは、白骨化した死体でした。被害者は、京都伏見の日本画家・黒田理弘であ
2015/01/04 | 『夜よ鼠たちのために』(連城三紀彦), 書評(や行)
『夜よ鼠たちのために』(復刻名作1位)連城 三紀彦 宝島社 2014年9月18日第一刷 年末年始に読む本を仕入れに行ったら、どどっと並んでいたので思わず買ってしまいました。「このミステリーがす
2014/12/31 | 『ロック母』:「ゆうべの神様」と「ロック母」(角田光代), 作家別(か行), 書評(ら行), 角田光代
『ロック母』:「ゆうべの神様」と「ロック母」角田 光代 講談社文庫 2010年6月15日第一刷 川端康成賞を受賞した 「ロック母」 もさることながら、私は「ゆうべの神様」が読みたくてこの本を買いま
2014/12/28 | 『溺レる』(川上弘美), 作家別(か行), 川上弘美, 書評(あ行)
『溺レる』川上 弘美 文芸春秋 1999年8月10日第一刷 読んだ感想がうまく言葉にできないので、ちょっとズルをしてプロの仕業を借りてしまいます。10年も前に買った単行本の帯に掲載されたコメン
2014/12/27 | 『線の波紋』(長岡弘樹), 作家別(な行), 書評(さ行), 長岡弘樹
『線の波紋』長岡 弘樹 小学館文庫 2012年11月11日初版 思うに、長岡弘樹という人は元来穏やかで謙虚な人、そんな感じがします。文庫の写真を見てもそうで、あくがなく誰もに善意で接するような
2014/12/27 | 『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』(谷川俊太郎), 作家別(た行), 書評(や行), 谷川俊太郎
『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』谷川 俊太郎 青土社 1975年9月20日初版発行 とてもシンプルで美しい表紙です。 そして、なんて魅力的なタイトルなんでしょう。 ・・・・・・・・
2014/12/25 | 『満願』(米澤穂信), 作家別(や行), 書評(ま行), 米澤穂信
『満願』米澤 穂信 新潮社 2014年3月20日発行 米澤穂信の『満願』をようやく読みました。なんせ評判がすごいものですから気にはなっていたのですが、ミステリーランキングの国内編3冠獲得ですか。こ
2014/12/25 | 『空中ブランコ』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(か行)
『空中ブランコ』奥田 英朗 文芸春秋 2004年4月25日第一刷 『最悪』『邪魔』とクライム・ノベルの傑作の後に奥田英朗が書いたものは、それまでの作風とは全く違う趣きの小説でした。 『空中ブラン
2014/12/23 | 『この世の全部を敵に回して』(白石一文), 作家別(さ行), 書評(か行), 白石一文
『この世の全部を敵に回して』白石 一文 小学館文庫 2012年4月11日初版 あなたは子供の頃、「どうして僕は僕なんだろう」「私は私なんだろう」とふと思ったことはなかったでしょうか。 「私はしょ
2014/12/20 | 『憂鬱たち』(金原ひとみ), 作家別(か行), 書評(や行), 金原ひとみ
『憂鬱たち』金原 ひとみ 文芸春秋 2009年9月30日第一刷 金原ひとみと綿矢りさ、二人の若い女性が同時に芥川賞を受賞したのは2004年のことでした。もう10年経ったわけですが、このニュースは当
2014/12/20 | 『幸せになる百通りの方法』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(さ行), 荻原浩
『幸せになる百通りの方法』荻原 浩 文春文庫 2014年8月10日第一刷 荻原浩の十八番、現代社会を象徴する世相を皮肉った視点で眺め、そこで生きる人々の「生きにくさ」をコミカルに描いた短編集です。
2014/12/19 | 『グロテスク』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(か行), 桐野夏生
『グロテスク』桐野 夏生 文芸春秋 2003年6月30日第一刷 「人は自分のためにしか生きられない」 北海道出身の女性作家・桜木紫乃が、小説『星々たち』の主人公・塚本千春の運命について語った言葉
『おしまいの日』新井 素子 中公文庫 2025年6月25日 改版発行
『サリン/それぞれの証』木村 晋介 角川文庫 2025年2月25日
『スナーク狩り』宮部 みゆき 光文社文庫プレミアム 2025年3月3
『小説 木の上の軍隊 』著 平 一紘 (脚本・監督) 原作 「木の上
『能面検事の死闘』中山 七里 光文社文庫 2025年6月20日 初版