「 書評(あ行) 」 一覧
『おまえじゃなきゃだめなんだ』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2015/01/13 | 『おまえじゃなきゃだめなんだ』(角田光代), 作家別(か行), 書評(あ行), 角田光代
『おまえじゃなきゃだめなんだ』角田 光代 文春文庫 2015年1月10日第一刷 新刊の文庫オリジナル、角田光代の恋愛短編集を読みました。 ティファニー、プラチナ・ギルド・インターナショナル、JT、
『折れた竜骨(下)』(米澤穂信)_書評という名の読書感想文
2015/01/07 | 『折れた竜骨』(米澤穂信), 作家別(や行), 書評(あ行), 米澤穂信
『折れた竜骨(下)』米澤 穂信 東京創元社 2013年7月12日初版 後半の大きな山場は、二つあります。一つは言うまでもなく<走狗>の正体が暴かれる場面です。確かな証拠を積み重ね、緻密
『折れた竜骨(上)』(米澤穂信)_書評という名の読書感想文
2015/01/07 | 『折れた竜骨』(米澤穂信), 作家別(や行), 書評(あ行), 米澤穂信
『折れた竜骨(上)』米澤 穂信 東京創元社 2013年7月12日初版 一人の老兵の死から、この長大な物語は始まります。 時は12世紀末、ヨーロッパ・ブリテン島の東、ロンドンから出帆し北海を3日も
『絵が殺した』(黒川博行)_書評という名の読書感想文
2015/01/04 | 『絵が殺した』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(あ行), 黒川博行
『絵が殺した』黒川 博行 創元推理文庫 2004年9月30日初版 富田林市佐備の竹林。竹の子採りに来た地元農家の主婦が発見したのは、白骨化した死体でした。被害者は、京都伏見の日本画家・黒田理弘であ
『溺レる』(川上弘美)_書評という名の読書感想文
2014/12/28 | 『溺レる』(川上弘美), 作家別(か行), 川上弘美, 書評(あ行)
『溺レる』川上 弘美 文芸春秋 1999年8月10日第一刷 読んだ感想がうまく言葉にできないので、ちょっとズルをしてプロの仕業を借りてしまいます。10年も前に買った単行本の帯に掲載されたコメン
『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(江國香織)_書評という名の読書感想文
2014/11/26 | 『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(江國香織), 書評(あ行)
『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』江國 香織 集英社 2002年3月10日第一刷 It's not safe or suitable for swim. 著者がアメリカの田舎町を旅行して
『田舎でロックンロール』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2014/11/25 | 『田舎でロックンロール』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(あ行)
『田舎でロックンロール』奥田 英朗 角川書店 2014年10月30日初版 これは小説ではありません。ロックに目覚め、ロックと共に過ごした青春時代が、小説家・奥田英朗の原点であることを証明した洋楽体
『俺はまだ本気出してないだけ』(丹沢まなぶ)_書評という名の読書感想文
2014/11/11 | 『俺はまだ本気出してないだけ』(丹沢まなぶ), 書評(あ行)
『俺はまだ本気出してないだけ』丹沢 まなぶ 小学館文庫 2013年4月10日第一刷 元々は青野春秋の漫画が原作で、先に映画になってます。堤真一が四十路にして夢を追いかけるおっさん・大黒シズオを
『オロロ畑でつかまえて』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2014/10/05 | 『オロロ畑でつかまえて』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(あ行), 荻原浩
『オロロ畑でつかまえて』 荻原 浩 集英社 1998年1月10日第一刷 萩原浩の代表作と言えば、映画化された『明日の記憶』と紹介されることが多いと思います。俳優の渡辺謙が自ら映画化を懇願したという