「 作家別(あ行) 」 一覧

『あなたの燃える左手で』(朝比奈秋)_書評という名の読書感想文

『あなたの燃える左手で』朝比奈 秋 河出書房新社 2023年12月10日 4刷発行 この手の元々の持ち主は、何処の、どんな人物だったのか? 彼には何も知らされません。わかるのは、明らかに日本人

続きを見る

『末裔』(絲山秋子)_書評という名の読書感想文

『末裔』絲山 秋子 河出文庫 2023年9月20日 初版発行 家を閉め出された孤独な中年男の冒険譚 俺の祈りの時代は、終わったのだ。さまよえる男たちに贈る傑作長編 自宅に

続きを見る

『受け月』(伊集院静)_書評という名の読書感想文

『受け月』伊集院 静 文春文庫 2023年12月20日 第18刷 追悼 伊集院静  感動の直木賞受賞作 祈りとは、親子の情とは - 永遠の名作短篇集 選考委員も絶賛。短篇の名手

続きを見る

『アルマジロの手/宇能鴻一郎傑作短編集』(宇能鴻一郎)_書評という名の読書感想文

『アルマジロの手/宇能鴻一郎傑作短編集』宇能 鴻一郎 新潮文庫 2024年1月1日 発行 ただならぬ陶酔がここにある。『姫君を喰う話』 に続く傑作! 異様な危うさを孕む表題作

続きを見る

『コロナと潜水服』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文

『コロナと潜水服』奥田 英朗 光文社文庫 2023年12月20日 初版1刷発行 ちょっぴり切なく、ほんのり笑えて、最後はやさしい人生が愛おしくなる “ささやかな奇跡“ の物語5編 奥田英朗のマ

続きを見る

『青い壺』(有吉佐和子)_書評という名の読書感想文

『青い壺』有吉 佐和子 文春文庫 2023年10月20日 第19刷 (新装版第1刷 2011年7月10日) 無名の陶芸家が生み出した美しい青磁の壺。売られ盗まれ、十余年後に作者と再会

続きを見る

『君が手にするはずだった黄金について』(小川哲)_書評という名の読書感想文

『君が手にするはずだった黄金について』小川 哲 新潮社 2023年10月20日 発行 いま最も注目を集める直木賞作家が成功と承認を渇望する人々の虚実を描く 著者自身を彷彿とさせる 「僕」 が、

続きを見る

『にぎやかな落日』(朝倉かすみ)_書評という名の読書感想文

『にぎやかな落日』朝倉 かすみ 光文社文庫 2023年11月20日 初版1刷発行 「今まで自分が書いた中で一番好きだと思いました。」 『平場の月』 の著者が贈る切なくもユーモラスな人生最晩年へ

続きを見る

『汚れた手をそこで拭かない』(芦沢央)_書評という名の読書感想文

『汚れた手をそこで拭かない』芦沢 央 文春文庫 2023年11月10日 第1刷 話題沸騰の 「最恐」 ミステリ 直木賞候補作 もうやめて ひたひたと忍び寄る恐怖 ぬるりと変容す

続きを見る

『小島』(小山田浩子)_書評という名の読書感想文

『小島』小山田 浩子 新潮文庫 2023年11月1日発行 私が観ると、絶対に負けるの。自宅も、会社も、球場も、またたく間に異界になる。19ヶ国で著作が翻訳され、世界が注目する作家の最

続きを見る

『ママナラナイ』(井上荒野)_書評という名の読書感想文

『ママナラナイ』井上 荒野 祥伝社文庫 2023年10月20日 初版第1刷発行 いつだって、心も体もママナラナイ。老いも若きも、男も女も、心と体は刻々と変化してゆく - 。制御不能な心身を描い

続きを見る

『猫を処方いたします。』 (石田祥)_書評という名の読書感想文

『猫を処方いたします。』 石田 祥 PHP文芸文庫 2023年8月2日 第1版第7刷 京都を舞台に人と猫の触れ合いを描く、もふもふハートフルストーリー! 「大丈夫ですよ、だい

続きを見る

『スモールワールズ』(一穂ミチ)_書評という名の読書感想文

『スモールワールズ』一穂 ミチ 講談社文庫 2023年10月13日 第1刷発行 2022年本屋大賞第3位 第43回吉川英治文学新人賞! 共感と絶賛の声を集めた宝物のような1冊。

続きを見る

『あの子の殺人計画』(天祢涼)_書評という名の読書感想文

『あの子の殺人計画』天祢 涼 文春文庫 2023年9月10日 第1刷 社会派ミステリー・仲田シリーズ 第2弾 母を慕う気持ちが、憎しみに変わる・・・・・・・。少女の想いに胸が引き裂かれる、シリ

続きを見る

『残像』(伊岡瞬)_書評という名の読書感想文

『残像』伊岡 瞬 角川文庫 2023年9月25日 初版発行 訪れたアパートの住人は、全員 “元犯罪者“ だった。騙し合いに息をのむ著者渾身のサスペンス! 角川文庫75周年記念、文庫書下ろし!

続きを見る

『朱色の化身』(塩田武士)_書評という名の読書感想文

『朱色の化身』塩田 武士 講談社文庫 2024年2月15日第1刷発行

『あなたが殺したのは誰』(まさきとしか)_書評という名の読書感想文

『あなたが殺したのは誰』まさき としか 小学館文庫 2024年2月1

『ある行旅死亡人の物語』(共同通信大阪社会部 武田惇志 伊藤亜衣)_書評という名の読書感想文

『ある行旅死亡人の物語』共同通信大阪社会部 武田惇志 伊藤亜衣 毎日

『アンソーシャル ディスタンス』(金原ひとみ)_書評という名の読書感想文

『アンソーシャル ディスタンス』金原 ひとみ 新潮文庫 2024年2

『十七八より』(乗代雄介)_書評という名の読書感想文

『十七八より』乗代 雄介 講談社文庫 2022年1月14日 第1刷発

→もっと見る

  • 3 にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
PAGE TOP ↑