「 荻原浩 」 一覧
『楽園の真下』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2022/04/22 | 『楽園の真下』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(ら行), 荻原浩
『楽園の真下』荻原 浩 文春文庫 2022年4月10日第1刷 「日本でいちばん天国に近い島」 が地獄になる 巨大カマキリ来襲! "日本でいちばん天国に近い島" 「志手島」 は
『海馬の尻尾』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2020/08/24 | 『海馬の尻尾』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(か行), 荻原浩
『海馬の尻尾』荻原 浩 光文社文庫 2020年8月20日初版 二度目の原発事故でどん底に落ちた社会 - 。三年前に懲役を終えたばかりの及川頼也は、若頭に 「アル中を治せ」 と命じられ
『神様からひと言』(荻原浩)_昔わたしが、わざとしたこと
2020/04/05 | 『神様からひと言』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(か行), 荻原浩
『神様からひと言』荻原 浩 光文社文庫 2020年2月25日43刷 大手広告代理店を辞め、「珠川食品」 に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所
『逢魔が時に会いましょう』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2019/07/15 | 『逢魔が時に会いましょう』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(あ行), 荻原浩
『逢魔が時に会いましょう』荻原 浩 集英社文庫 2018年11月7日第2刷 大学4年生の高橋真矢は、映画研究会在籍の実力を買われ、アルバイトで民俗学者・布目准教授の助手となった。布目
『海の見える理髪店』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2019/05/29 | 『海の見える理髪店』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(あ行), 荻原浩
『海の見える理髪店』荻原 浩 集英社文庫 2019年5月25日第1刷 第155回直木賞受賞作 伝えられなかった言葉。忘れられない後悔。もしも 「あの時」 に戻ることができたら・
『ギブ・ミー・ア・チャンス』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2019/05/20 | 『ギブ・ミー・ア・チャンス』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(か行), 荻原浩
『ギブ・ミー・ア・チャンス』荻原 浩 文春文庫 2018年10月10日第1刷 若年性アルツハイマーにかかった中年男性とその妻の日々が感動を呼んだ 『明日の記憶』、クレーム係への左遷さ
『金魚姫』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2018/07/02 | 『金魚姫』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(か行), 荻原浩
『金魚姫』荻原 浩 角川文庫 2018年6月25日初版 金魚の歴史は、いまを遡ること凡そ千七百年前、中国の晋の時代を嚆矢とする。長江(揚子江)水系の深山に棲息するヂイ(中国ブナ)のうちの一匹に、「火
『冷蔵庫を抱きしめて』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2017/10/16 | 『冷蔵庫を抱きしめて』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(ら行), 荻原浩
『冷蔵庫を抱きしめて』荻原 浩 新潮文庫 2017年10月1日発行 幸せなはずの新婚生活で摂食障害がぶり返した。原因不明の病に、たった一人で向き合う直子を照らすのは(表題作)。DV男から幼い娘を守る
『二千七百の夏と冬』(上下)(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2017/06/23 | 『二千七百の夏と冬』(上下)(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(な行), 荻原浩
『二千七百の夏と冬』(上下)荻原 浩 双葉文庫 2017年6月18日第一刷 [物語の発端。現代の話] ダム工事の現場で、縄文人男性と弥生人女性の人骨が発見された。二体はしっかりと手を重ね、互いに向き
『幸せになる百通りの方法』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2014/12/20 | 『幸せになる百通りの方法』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(さ行), 荻原浩
『幸せになる百通りの方法』荻原 浩 文春文庫 2014年8月10日第一刷 荻原浩の十八番、現代社会を象徴する世相を皮肉った視点で眺め、そこで生きる人々の「生きにくさ」をコミカルに描いた短編集です。
『誰にも書ける一冊の本』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2014/11/22 | 『誰にも書ける一冊の本』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(た行), 荻原浩
『誰にも書ける一冊の本』荻原 浩 光文社 2011年6月25日初版 この小説は複数の作家による競作の中の一つで、「死様(しにざま)」が共通のテーマになっています。他には、佐藤正午、白石一文、
『月の上の観覧車』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2014/11/05 | 『月の上の観覧車』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(た行), 荻原浩
『月の上の観覧車』荻原 浩 新潮文庫 2014年3月1日発行 本書『月の上の観覧車』は著者5作目の短編集。荻原浩が書く本は、ほんとうに「安心」して読めます。奇を衒わず、ちょっと優しい気持ちになりた
『オロロ畑でつかまえて』(荻原浩)_書評という名の読書感想文
2014/10/05 | 『オロロ畑でつかまえて』(荻原浩), 作家別(あ行), 書評(あ行), 荻原浩
『オロロ畑でつかまえて』 荻原 浩 集英社 1998年1月10日第一刷 萩原浩の代表作と言えば、映画化された『明日の記憶』と紹介されることが多いと思います。俳優の渡辺謙が自ら映画化を懇願したという