「 作家別(な行) 」 一覧

『眺望絶佳』(中島京子)_書評という名の読書感想文

『眺望絶佳』中島 京子 角川文庫 2015年1月25日初版 藤野可織が書いている解説に、とても感心しました。文庫の帯には、「本書は、神様を持たない人に神様をくれる本だと思う」と大書してあります

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『さくら』(西加奈子)_書評という名の読書感想文

『さくら』西 加奈子 小学館 2005年3月20日初版 「この体で、また年を越すのが辛いです。ギブアップ」 紙切れにそう書き残して、一(はじめ)兄ちゃんは公園で首を吊って死んでしまったのでした。 「

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『円卓』(西加奈子)_書評という名の読書感想文

『円卓』西 加奈子 文春文庫 2013年10月10日第一刷 直木賞の『サラバ!』を読む前に、一冊別の小説を買いました。今まで名前すらよく知らなかった人なので、とりあえずエクササイズに読もうと思

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『線の波紋』(長岡弘樹)_書評という名の読書感想文

『線の波紋』長岡 弘樹 小学館文庫 2012年11月11日初版 思うに、長岡弘樹という人は元来穏やかで謙虚な人、そんな感じがします。文庫の写真を見てもそうで、あくがなく誰もに善意で接するような

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『教場』(長岡弘樹)_書評という名の読書感想文

『教場』長岡 弘樹 小学館 2013年6月24日初版 この人の名前が広く知られるようになったのは、日本推理作家協会賞短編賞受賞作『傍聞き』(かたえぎき)の文庫化がきっかけでした。 単行本が出てか

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『土の中の子供』(中村文則)_書評という名の読書感想文

『土の中の子供』 中村 文則 新潮社 2005年7月30日発行 この人の小説は大体が暗くて、難解です。ドストエフスキーやカミュ、カフカなどの影響を受けているというのですから言わずもがなです。 私

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『猫鳴り』沼田まほかる_書評という名の読書感想文

『猫鳴り』 沼田 まほかる 双葉文庫 2010年9月19日第一刷 「沼田まほかる」 という人をご存じでしょうか。世にも珍しい名の作家の文庫本が、いきなり書店に並び出したのはそんなに昔のことではあり

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『執着者』(櫛木理宇)_書評という名の読書感想文

『執着者』櫛木 理宇 創元推理文庫 2024年1月12日 初版 

『オーブランの少女』(深緑野分)_書評という名の読書感想文

『オーブランの少女』深緑 野分 創元推理文庫 2019年6月21日

『揺籠のアディポクル』(市川憂人)_書評という名の読書感想文

『揺籠のアディポクル』市川 憂人 講談社文庫 2024年3月15日

『海神 (わだつみ)』(染井為人)_書評という名の読書感想文

『海神 (わだつみ)』染井 為人 光文社文庫 2024年2月20日

『百年と一日』(柴崎友香)_書評という名の読書感想文

『百年と一日』柴崎 友香 ちくま文庫 2024年3月10日 第1刷発

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