「 遠田潤子 」 一覧
『雨の中の涙のように』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2023/09/18 | 『雨の中の涙のように』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(あ行), 遠田潤子
『雨の中の涙のように』遠田 潤子 光文社文庫 2023年8月20日初版第1刷発行 雨に溶けていく、罪もけがれも - 。『雪の鉄樹』 の名手が紡ぐ連作短編集。 一編一編が実にうま
『廃墟の白墨』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2022/04/11 | 『廃墟の白墨』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(は行), 遠田潤子
『廃墟の白墨』遠田 潤子 光文社文庫 2022年3月20日初版 今夜 「王国」 に男たちが集められる ここは牢獄か、それとも楽園か? 和久井ミモザは、死の床にある父親に届いた
『オブリヴィオン』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2020/06/04 | 『オブリヴィオン』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(あ行), 遠田潤子
『オブリヴィオン』遠田 潤子 光文社文庫 2020年3月20日初版 苦痛の果てに、希望は見えるか。小説の、渾身の一撃! 「本の雑誌が選ぶ2017年度ベスト10」 第1位の話題作、つい
『冬雷』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2020/05/22 | 『冬雷』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(た行), 遠田潤子
『冬雷』遠田 潤子 創元推理文庫 2020年4月30日初版 因習に縛られた港町。12年前、名家を襲った失踪事件。事件で全てを失った青年が辿り着いた、悲劇の真相とは? 人間ドラマの名手
『月桃夜』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2018/03/28 | 『月桃夜』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(か行), 遠田潤子
『月桃夜』遠田 潤子 新潮文庫 2015年12月1日発行 この世の終わりなら ふたりの全てが許される 奄美の海を漂う少女の元に、隻眼の大鷲が舞い降り、語り始めたある兄妹の物語。親を亡くし、一生を下
『アンチェルの蝶』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2018/02/19 | 『アンチェルの蝶』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(あ行), 遠田潤子
『アンチェルの蝶』遠田 潤子 光文社文庫 2014年1月20日初版 大阪の港町で居酒屋を経営する藤太の元へ、中学の同級生・秋雄が少女ほづみを連れてきた。奇妙な共同生活の中で次第に心を通わせる二人だっ
『カラヴィンカ』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2018/02/13 | 『カラヴィンカ』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(か行), 遠田潤子
『カラヴィンカ』遠田 潤子 角川文庫 2017年10月25日初版 売れないギタリストの多聞は、音楽誌に穴埋めコラムを書いて生計を立てている。最近、離婚して、妻のつくった借金を抱えて困窮していた。ある
『蓮の数式』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2018/02/07 | 『蓮の数式』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(は行), 遠田潤子
『蓮の数式』遠田 潤子 中公文庫 2018年1月25日初版 35歳のそろばん塾講師・千穂は不妊治療を始めて10年。夫と義母からの度重なる嫌味に耐え続けてきた。ある日、夫の運転する車がひとりの男と接触
『あの日のあなた』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2017/06/19 | 『あの日のあなた』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(あ行), 遠田潤子
『あの日のあなた』遠田 潤子 角川事務所 2017年5月18日第一刷 交通事故で唯一の肉親である父を亡くした、大学生の片瀬在。尊敬する父の「弔いごと一切不要」という遺言に戸惑いつつも、その通りにすま
『雪の鉄樹』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2016/12/30 | 『雪の鉄樹』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(や行), 遠田潤子
『雪の鉄樹』遠田 潤子 光文社文庫 2016年4月20日初版 母は失踪。女の出入りが激しい「たらしの家」で祖父と父に育てられた庭師の雅雪は、両親を失った少年、遼平の世話をしてきた。しかし遼平の祖母は