「 書評(か行) 」 一覧
『逆転美人』(藤崎翔)_書評という名の読書感想文
2024/04/04 | 『逆転美人』(藤崎翔), 作家別(は行), 書評(か行), 藤崎翔
『逆転美人』藤崎 翔 双葉文庫 2024年2月13日第15刷 発行 美しすぎるのは不幸なのか? 美人であるがゆえに引き寄せられる壮絶な事件。生々しい手記の違和感に気づいた瞬間、追いかけていた景
『氷の致死量』(櫛木理宇)_書評という名の読書感想文
2024/04/01 | 『氷の致死量』(櫛木理宇), 作家別(か行), 書評(か行), 櫛木理宇
『氷の致死量』櫛木 理宇 ハヤカワ文庫 2024年2月25日 発行 『死刑にいたる病』 の著者が放つ新たなるサイコ・サスペンスの金字塔 被害者を解体し、その臓物に抱かれる殺人鬼
『颶風の王』(河﨑秋子)_書評という名の読書感想文
2024/02/29 | 『颶風の王』(河﨑秋子), 作家別(か行), 書評(か行), 河﨑秋子
『颶風の王』河﨑 秋子 角川文庫 2024年1月25日 8刷発行 新・直木賞作家の話題作 三浦綾子文学賞・JRA賞馬事文化賞受賞作品 明治の世。新天地・北海道を目指す捨造は道中
『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』(川上弘美)_書評という名の読書感想文
2024/01/29 | 『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』(川上弘美), 作家別(か行), 川上弘美, 書評(か行)
『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』川上 弘美 講談社 2023年8月22日 第1刷発行 あ、また時間に捕まえられる、と思った。 捕まえられるままに、しておいた。 じわり、心に届く
『コロナと潜水服』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2024/01/15 | 『コロナと潜水服』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(か行)
『コロナと潜水服』奥田 英朗 光文社文庫 2023年12月20日 初版1刷発行 ちょっぴり切なく、ほんのり笑えて、最後はやさしい人生が愛おしくなる “ささやかな奇跡“ の物語5編 奥田英朗のマ
『愚行録』(貫井徳郎)_書評という名の読書感想文
2023/12/28 | 『愚行録』(貫井徳郎), 作家別(な行), 書評(か行), 貫井徳郎
『愚行録』貫井 徳郎 創元推理文庫 2023年9月8日 21版 貫井徳郎デビュー三十周年記念プレミアムカバーで登場! ええ、はい。あの事件のことでしょ? - 幸せ
『銀の夜』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2023/12/25 | 『銀の夜』(角田光代), 作家別(か行), 書評(か行), 角田光代
『銀の夜』角田 光代 光文社文庫 2023年11月20日 初版1刷発行 「これは、私たちにとってやり遂げなくてはならない何かなのだ」 人生と本当に向き合い始めた大人女性の 「生きる手応えとは?
『草祭』(恒川光太郎)_書評という名の読書感想文
2023/12/21 | 『草祭』(恒川光太郎), 作家別(た行), 恒川光太郎, 書評(か行)
『草祭』恒川 光太郎 新潮文庫 2011年5月1日 発行 たとえば、苔むして古びた水路の先、住宅街にひしめく路地のつきあたり。理由も分からずたどりつく、この世界のひとつ奥にある美しい
『君が手にするはずだった黄金について』(小川哲)_書評という名の読書感想文
2023/12/14 | 『君が手にするはずだった黄金について』(小川哲), 作家別(あ行), 小川哲, 書評(か行)
『君が手にするはずだった黄金について』小川 哲 新潮社 2023年10月20日 発行 いま最も注目を集める直木賞作家が成功と承認を渇望する人々の虚実を描く 著者自身を彷彿とさせる 「僕」 が、
『掲載禁止 撮影現場』 (長江俊和)_書評という名の読書感想文
2023/12/08 | 『掲載禁止 撮影現場』 (長江俊和), 作家別(な行), 書評(か行), 長江利和
『掲載禁止 撮影現場』 長江 俊和 新潮文庫 2023年11月1日 発行 「心臓の弱い方」 はご注意ください 「出版禁止」 シリーズ 文庫オリジナル 「例の支店」 「イップスの
『小島』(小山田浩子)_書評という名の読書感想文
2023/11/30 | 『小島』(小山田浩子), 作家別(あ行), 小山田浩子, 書評(か行)
『小島』小山田 浩子 新潮文庫 2023年11月1日発行 私が観ると、絶対に負けるの。自宅も、会社も、球場も、またたく間に異界になる。19ヶ国で著作が翻訳され、世界が注目する作家の最
『近畿地方のある場所について』 (背筋)_書評という名の読書感想文
2023/11/06 | 『近畿地方のある場所について』 (背筋), 作家別(さ行), 書評(か行), 背筋
『近畿地方のある場所について』 背筋 KADOKAWA 2023年8月30日 初版発行 ネットでだったか、この本が紹介されているのを偶然目にしました。“そそられた“ のは、そのタイトル
『希望が死んだ夜に』(天祢涼)_書評という名の読書感想文
2023/10/09 | 『希望が死んだ夜に』(天祢涼), 作家別(あ行), 天祢涼, 書評(か行)
『希望が死んだ夜に』天祢 涼 文春文庫 2023年9月1日第7刷 - 『あの子の殺人計画』 と読むと、一層切ない。社会派ミステリー・仲田蛍シリーズ クラスの人気者だった彼女は、なぜ殺
『琥珀の夏』(辻村深月)_書評という名の読書感想文
2023/09/25 | 『琥珀の夏』(辻村深月), 作家別(た行), 書評(か行), 辻村深月
『琥珀の夏』辻村 深月 文春文庫 2023年9月10日第1刷 見つかったのは、ミカちゃんなんじゃないか。私も、あの夏、あそこにいた。『かがみの孤城』 『傲慢と善良』 著者が描く、瑞々
『怪物の木こり』(倉井眉介)_書評という名の読書感想文
2023/09/04 | 『怪物の木こり』(倉井眉介), 作家別(か行), 倉井眉介, 書評(か行)
『怪物の木こり』倉井 眉介 宝島社文庫 2023年8月10日 第6刷発行 第17回 『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作 強烈な個性に選考委員たちも瞠目! すべては二十六