「 作家別(な行) 」 一覧
『にらみ』(長岡弘樹)_書評という名の読書感想文
2021/02/04 | 『にらみ』(長岡弘樹), 作家別(な行), 書評(な行), 長岡弘樹
『にらみ』長岡 弘樹 光文社文庫 2021年1月20日初版 にらみ (光文社文庫 な 51-1) 窃盗の常習犯・保原尚道が仮釈放中に保護司を殺害しようとして逮捕された。取り調べる片平成之
『芝公園六角堂跡/狂える藤澤清造の残影』(西村賢太)_書評という名の読書感想文
2020/12/28 | 『芝公園六角堂跡/狂える藤澤清造の残影』(西村賢太), 作家別(な行), 書評(さ行), 西村賢太
『芝公園六角堂跡/狂える藤澤清造の残影』西村 賢太 文春文庫 2020年12月10日第1刷 芝公園六角堂跡 狂える藤澤清造の残影 (文春文庫) 落伍者には、落伍者の流儀がある。
『能面検事』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/12/16 | 『能面検事』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(な行)
『能面検事』中山 七里 光文社文庫 2020年12月20日初版 能面検事 (光文社文庫) 大阪地検一級検事の不破俊太郎はどんな圧力にも屈せず、微塵も表情を変えないことから、陰で 〈能面〉
『ゴースト』(中島京子)_書評という名の読書感想文
2020/11/30 | 『ゴースト』(中島京子), 中島京子, 作家別(な行), 書評(か行)
『ゴースト』中島 京子 朝日文庫 2020年11月30日第1刷 ゴースト (朝日文庫) 風格のある原宿の洋館に出没する少女、激動の20世紀を生き抜いたミシン、少しぼけた曾祖父が繰り返す
『笑え、シャイロック』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/11/11 | 『笑え、シャイロック』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(わ行)
『笑え、シャイロック』中山 七里 角川文庫 2020年10月25日初版 笑え、シャイロック (角川文庫) 入行三年目の銀行員・結城が配属されたのは、日陰部署と囁かれる渉外部。落胆する結城
『夜がどれほど暗くても』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/10/16 | 『夜がどれほど暗くても』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(や行)
『夜がどれほど暗くても』中山 七里 ハルキ文庫 2020年10月8日第1刷 夜がどれほど暗くても (ハルキ文庫) 追う側から、追われる側へ。絶望の淵で記者が掴んだ、真実。志賀倫成は、大手
『樽とタタン』(中島京子)_書評という名の読書感想文
2020/09/14 | 『樽とタタン』(中島京子), 中島京子, 作家別(な行), 書評(た行)
『樽とタタン』中島 京子 新潮文庫 2020年9月1日発行 樽とタタン(新潮文庫) 今から三十年以上前、小学校帰りに通った喫茶店。店の隅にはコーヒー豆の大樽があり、そこがわたしの特等席だ
『セイレーンの懺悔』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/09/07 | 『セイレーンの懺悔』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(さ行)
『セイレーンの懺悔』中山 七里 小学館文庫 2020年8月10日初版 セイレーンの懺悔 (小学館文庫) 不祥事で番組存続の危機に陥った帝都テレビ 「アフタヌーンJAPAN」。配属二年目の
『ドクター・デスの遺産』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/08/12 | 『ドクター・デスの遺産』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(た行)
『ドクター・デスの遺産』中山 七里 角川文庫 2020年5月15日4版発行 ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人 (角川文庫) 警視庁に入った1人の少年からの通報。突然自宅にやって来た見知
『逃亡刑事』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/07/08 | 『逃亡刑事』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(た行)
『逃亡刑事』中山 七里 PHP文芸文庫 2020年7月2日第1刷 逃亡刑事 単独で麻薬密売ルートを探っていた刑事が銃殺された。千葉県警刑事部捜査一課の高頭班が捜査にあたるが、事件の真相を
『サムのこと 猿に会う』(西加奈子)_書評という名の読書感想文
2020/06/19 | 『サムのこと 猿に会う』(西加奈子), 作家別(な行), 書評(さ行), 西加奈子
『サムのこと 猿に会う』西 加奈子 小学館文庫 2020年3月11日初版 サムのこと 猿に会う (小学館文庫) そぼ降る雨のなか、様々なことが定まらない二十代男女5人が、突然の死を迎えた
『十九歳の地図』(中上健次)_書評という名の読書感想文
2020/06/17 | 『十九歳の地図』(中上健次), 中上健次, 作家別(な行), 書評(さ行)
『十九歳の地図』中上 健次 河出文庫 2020年1月30日新装新版2刷 十九才の地図 (河出文庫) 「俺は何者でもない、何者かになろうとしているのだ」- 予備校生のノートに記された地図と
『山中静夫氏の尊厳死』(南木佳士)_書評という名の読書感想文
2020/06/15 | 『山中静夫氏の尊厳死』(南木佳士), 作家別(な行), 南木佳士, 書評(や行)
『山中静夫氏の尊厳死』南木 佳士 文春文庫 2019年7月15日第2刷 山中静夫氏の尊厳死 (文春文庫) 生まれ故郷にみずからの墓を作り、苦しまずに死ぬことを願う末期癌患者。家族との妥協
『逃亡者』(中村文則)_山峰健次という男。その存在の意味
2020/05/08 | 『逃亡者』(中村文則), 中村文則, 作家別(な行), 書評(た行)
『逃亡者』中村 文則 幻冬舎 2020年4月15日第1刷 逃亡者 「一週間後、君が生きている確率は4%だ」突如始まった逃亡の日々。男は、潜伏キリシタンの末裔に育てられた。「君が最もなりた
『流浪の月』(凪良ゆう)_デジタルタトゥーという消えない烙印
2020/04/13 | 『流浪の月』(凪良ゆう), 作家別(な行), 凪良ゆう, 書評(ら行)
『流浪の月』凪良 ゆう 東京創元社 2020年4月3日6版 【2020年本屋大賞 大賞受賞作】流浪の月 せっかくの善意を、わたしは捨てていく。そんなものでは、わたしはかけらも救われない。