「 桐野夏生 」 一覧
『インドラネット』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2024/09/05 | 『インドラネット』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(あ行), 桐野夏生
『インドラネット』桐野 夏生 角川文庫 2024年7月25日 初版発行 闇のその奥へと誘う 「現代の黙示録」 絶望と希望が最後の1ページまで反転し続ける、スリルに満ちあふれた桐野文学の到達点!
『燕は戻ってこない』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2024/04/11 | 『燕は戻ってこない』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(た行), 桐野夏生
『燕は戻ってこない』桐野 夏生 集英社文庫 2024年3月25日 第1刷 女性の困窮と憤怒を捉え続ける著者が 「代理母出産」 を問う衝撃長編 この身体こそ、文明の最後の利器。「
『もっと悪い妻』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2023/07/13 | 『もっと悪い妻』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(ま行), 桐野夏生
『もっと悪い妻』桐野 夏生 文藝春秋 2023年6月30日第1刷発行 「悪い妻」 とは何ですか? 妻の貌を、男たちは知らない 男たちの身勝手さを、一行で打ち砕く桐野文学の極北!
『メタボラ』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2023/03/24 | 『メタボラ』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(ま行), 桐野夏生
『メタボラ』桐野 夏生 文春文庫 2023年3月10日新装版第1刷 ココニイテハイケナイ。 孤独。貧困。破滅の予感 - 。僕たちはいったいどこへ行けばいいのだろう? 沖縄を舞台
『Yuming Tribute Stories』(桐野夏生、綿矢りさ他)_書評という名の読書感想文
2022/09/29 | 『Yuming Tribute Stories』(桐野夏生、綿矢りさ他), 作家別(か行), 書評(や行), 桐野夏生
『Yuming Tribute Stories』桐野夏生、綿矢りさ他 新潮文庫 2022年7月25日3刷 いまも胸にのこる後悔、運命と信じたはかない恋心、忘れえぬ異国の光景、取り戻し
『砂に埋もれる犬』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2021/12/13 | 『砂に埋もれる犬』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(さ行), 桐野夏生
『砂に埋もれる犬』桐野 夏生 朝日新聞出版 2021年10月30日第1刷 ジャンルを超えて文学界をリードする著者の新たな傑作予定調和を打ち砕く圧倒的リアリズム貧困と虐待の連鎖 - 母
『日没』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2020/10/21 | 『日没』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(な行), 桐野夏生
『日没』桐野 夏生 岩波書店 2020年9月29日第1刷 ポリコレ、ネット中傷、出版不況、国家の圧力。海崖に聳える収容所を舞台に 「表現の不自由」 の近未来を描く、戦慄の警世小説。
『抱く女』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2018/09/12 | 『抱く女』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(た行), 桐野夏生
『抱く女』桐野 夏生 新潮文庫 2018年9月1日発行 女は男の従属物じゃない - 。1972年、東京、吉祥寺。ジャズ喫茶でアルバイトをする大学生の直子は、傷つけられ、社会へ憤りながら、同時に新左翼
『リアルワールド』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2018/08/15 | 『リアルワールド』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(ら行), 桐野夏生
『リアルワールド』桐野 夏生 集英社文庫 2006年2月25日第一刷 高校三年の夏休み、隣家の少年が母親を撲殺して逃走。ホリニンナこと山中十四子は、携帯電話を通して、逃げる少年ミミズとつながる。そし
『路上のX』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2018/02/26 | 『路上のX』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(ら行), 桐野夏生
『路上のX』桐野 夏生 朝日新聞出版 2018年2月28日第一刷 こんなに叫んでも、私たちの声は届かないの? 幸せな日常を断ち切られた女子高生たち。ネグレクト、虐待、DV、レイプ、JKビジネス。
『顔に降りかかる雨/新装版』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2017/06/28 | 『顔に降りかかる雨/新装版』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(か行), 桐野夏生
『顔に降りかかる雨/新装版』桐野 夏生 講談社文庫 2017年6月15日第一刷 親友の耀子が、曰く付きの大金を持って失踪した。被害者は耀子の恋人で、暴力団ともつながる男・成瀬。夫の自殺後、新宿の片隅
『魂萌え! 』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2017/05/07 | 『魂萌え! 』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(た行), 桐野夏生
『魂萌え! 』桐野 夏生 毎日新聞社 2005年4月25日発行 夫婦ふたりで平穏な生活を送っていた関口敏子、59歳。63歳の夫・隆之が心臓麻痺で急死し、その人生は一変した。8年ぶりにあらわれ強引に同
『夜の谷を行く』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2017/04/10 | 『夜の谷を行く』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(や行), 桐野夏生
『夜の谷を行く』桐野 夏生 文芸春秋 2017年3月30日第一刷 39年前、西田啓子はリンチ殺人の舞台となった連合赤軍の山岳ベースから脱走した。5年余の服役を経て、いまは一人で静かに過ごしている。だ
『だから荒野』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2016/11/21 | 『だから荒野』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(た行), 桐野夏生
『だから荒野』桐野 夏生 文春文庫 2016年11月10日第一刷 46歳の誕生日、夫と2人の息子と暮らす主婦・朋美は、自分を軽んじる、身勝手な家族と決別。夫の愛車で高速道路をひた走る。家出した妻より
『猿の見る夢』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2016/10/02 | 『猿の見る夢』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(さ行), 桐野夏生
『猿の見る夢』桐野 夏生 講談社 2016年8月8日第一刷 薄井正明、59歳。元大手銀行勤務で、出向先ではプチ・エリート生活を謳歌している。近く都内に二世帯住宅を建築予定で、十年来の愛人・美優樹との