「 井上荒野 」 一覧
『錠剤F』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2024/05/27 | 『錠剤F』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(さ行)
『錠剤F』井上 荒野 集英社 2024年1月15日 第1刷発行 ひとは、「独り」 から逃れられない。短編の名手が、日常の隙間にひそむ 「孤独」 を描き出す - 著者史上最もグロテスクで怖い10
『ママナラナイ』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2023/11/23 | 『ママナラナイ』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(ま行)
『ママナラナイ』井上 荒野 祥伝社文庫 2023年10月20日 初版第1刷発行 いつだって、心も体もママナラナイ。老いも若きも、男も女も、心と体は刻々と変化してゆく - 。制御不能な心身を描い
『あたしたち、海へ』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2022/06/23 | 『あたしたち、海へ』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(あ行)
『あたしたち、海へ』井上 荒野 新潮文庫 2022年6月1日発行 親友同士が引き裂かれた。いじめる側と、いじめられる側へ - 。生贄になんて絶対になる必要がない。手を取り合って、逃げ
『生皮/あるセクシャルハラスメントの光景』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2022/04/25 | 『生皮/あるセクシャルハラスメントの光景』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(な行)
『生皮/あるセクシャルハラスメントの光景』井上 荒野 朝日新聞出版 2022年4月30日第1刷 皮を剥がされた体と心は未だに血を流している。 動物病院の看護師で、物を書くことが
『あなたならどうする』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2020/07/24 | 『あなたならどうする』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(あ行)
『あなたならどうする』井上 荒野 文春文庫 2020年7月10日第1刷 病院で出会った男と女の行き場のない愛 - 「時の過ぎゆくままに」。カルト宗教の男を愛してしまった女の悲劇 -
『潤一』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2019/07/10 | 『潤一』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(さ行)
『潤一』井上 荒野 新潮文庫 2019年6月10日3刷 「好きだよ」 と、潤一は囁いた。 それが嘘だとわかっていても、私は彼に、抱かれたかった - 。 伊月潤一、26歳。住所も
『そこへ行くな』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2019/06/03 | 『そこへ行くな』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(さ行)
『そこへ行くな』井上 荒野 集英社文庫 2014年9月16日第2刷 長年一緒に暮らす男の秘密を知らせる一本の電話、 中学の同窓生たちの関係を一変させたある出来事・・・・ 見てはならな
『綴られる愛人』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2019/05/13 | 『綴られる愛人』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(た行)
『綴られる愛人』井上 荒野 集英社文庫 2019年4月25日第1刷 夫に支配される人気作家・柚。先が見えない三流大学三回生の航大。二人はひょんなことから 「綴り人の会」 というサイト
『あちらにいる鬼』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2019/03/18 | 『あちらにいる鬼』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(あ行)
『あちらにいる鬼』井上 荒野 朝日新聞出版 2019年2月28日第1刷 小説家の父、美しい母、そして瀬戸内寂聴をモデルに、〈書くこと〉 と情愛によって貫かれた三人の 〈特別な関係〉
『ママがやった』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2019/01/21 | 『ママがやった』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(ま行)
『ママがやった』井上 荒野 文春文庫 2019年1月10日第一刷 「まさか本当に死ぬとは思わなかったの。びっくりしたわ」 79歳の母が72歳の父を殺した、との連絡に姉弟3人が駆け
『悪い恋人』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2018/11/12 | 『悪い恋人』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(わ行)
『悪い恋人』井上 荒野 朝日文庫 2018年7月30日第一刷 恋人に 「わたしをさがさないで」 とわざわざ書き置きを残して失踪するとき、そのひとの心には 「あなたの言いなりにはもうならない」 とい
『その話は今日はやめておきましょう』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2018/06/13 | 『その話は今日はやめておきましょう』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(さ行)
『その話は今日はやめておきましょう』井上 荒野 毎日新聞出版 2018年5月25日発行 定年後の誤算。 一人の青年の出現で揺らぎはじめる夫婦の日常 - 。 「老いゆく者」の心境に迫る、著者の新境地!
『つやのよる』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2017/03/10 | 『つやのよる』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(た行)
『つやのよる』井上 荒野 新潮文庫 2012年12月1日発行 男ぐるいの女がひとり、死の床についている。その名は艶。夫・松生は、かつて妻子を捨て艶と出奔したのだった。艶の危篤を、彼女が関係した男たち
『虫娘』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2017/02/15 | 『虫娘』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(ま行)
『虫娘』井上 荒野 小学館文庫 2017年2月12日初版 四月の雪の日。あの夜、シェアハウスで開かれたパーティーで、一体何があったのか? 「樅木照はもう死んでいた」という衝撃的な一行からこの物語は始
『赤へ』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2017/01/03 | 『赤へ』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(あ行)
『赤へ』井上 荒野 祥伝社 2016年6月20日初版 ふいに思い知る。すぐそこにあることに。時に静かに、時に声高に - 。 「死」を巡って炙り出される人間の“ほんとう” 直木賞作家が描く「死」を巡