「 書評(は行) 」 一覧
『春のこわいもの』(川上未映子)_書評という名の読書感想文
2025/04/17 | 『春のこわいもの』(川上未映子), 作家別(か行), 川上未映子, 書評(は行)
『春のこわいもの』川上 未映子 新潮文庫 2025年4月1日 発行 「わたし、忘れたことないからね」 世界が待ち望んだ傑作短編集 六人の男女が体験する甘美きわまる地獄めぐり
『星への旅』(吉村昭)_書評という名の読書感想文
2025/04/03 | 『星への旅』(吉村昭), 作家別(や行), 吉村昭, 書評(は行)
『星への旅』吉村 昭 新潮文庫 2024年4月10日 40刷発行 平穏な日々の内に次第に瀰漫する倦怠と無力感。そこから脱け出そうとしながら、ふと呟かれた死という言葉の奇妙な熱っぽさの
『ハング 〈ジウ〉サーガ5 』(誉田哲也)_書評という名の読書感想文
2024/11/25 | 『ハング 〈ジウ〉サーガ5 』(誉田哲也), 作家別(は行), 書評(は行), 誉田哲也
『ハング 〈ジウ〉サーガ5 』誉田 哲也 中公文庫 2024年10月25日 改版発行 Key Person 津原英太 (つはらえいた) 捜査一課第五強行犯捜査特捜一係堀田班。巡査部長。両親が
『Phantom/ファントム』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文
2024/11/21 | 『Phantom/ファントム』(羽田圭介), 作家別(は行), 書評(は行), 羽田圭介
『Phantom/ファントム』羽田 圭介 文春文庫 2024年9月10日 第1刷 FIREの先は薔薇色なのか 自らの価値観と生き方を問われる、いま読まれるべき傑作小説! 目標
『破 船』(吉村昭)_書評という名の読書感想文
2024/11/18 | 『破 船』(吉村昭), 作家別(や行), 吉村昭, 書評(は行)
『破 船』吉村 昭 新潮文庫 2024年9月20日 37刷 2022年 本屋大賞 「超発掘本! 」 受賞作 僻地の寒村に幸をもたらす難破船 「お船様」。しかし、今度の 「お船様
『彼岸花が咲く島』(李琴峰)_書評という名の読書感想文
2024/11/04 | 『彼岸花が咲く島』(李琴峰), 作家別(わ行), 書評(は行), 李琴峰
『彼岸花が咲く島』李 琴峰 文春文庫 2024年7月10日 第1刷 第165回芥川賞受賞作 少女が流れ着いた島では 〈ニホン語〉 と 〈女語 (じょご)〉、二つの言語が話されて
『半島へ』(稲葉真弓)_書評という名の読書感想文
2024/10/31 | 『半島へ』(稲葉真弓), 作家別(あ行), 書評(は行), 稲葉真弓
『半島へ』稲葉 真弓 講談社文芸文庫 2024年9月10日 第1刷発行 親友の自死、元不倫相手の死、東京を離れ、志摩半島の海を臨む町に移住した私。人生の棚卸しをしながら、自然に抱かれ日々の暮ら
『バリ山行』(松永K三蔵)_書評という名の読書感想文
2024/10/07 | 『バリ山行』(松永K三蔵), 作家別(ま行), 書評(は行), 松永K三蔵
『バリ山行』松永K三蔵 講談社 2024年7月25日 第1刷発行 第171回芥川賞受賞作 古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。
『ひきなみ』(千早茜)_書評という名の読書感想文
2024/09/16 | 『ひきなみ』(千早茜), 作家別(た行), 千早茜, 書評(は行)
『ひきなみ』千早 茜 角川文庫 2024年7月25日 初版発行 直木賞作家が全女性へ贈る 自他への肯定と再生の物語 自分であることを受け入れ、生きていくこと。- 孤独な少女が
『ブルース Red 』(桜木紫乃)_書評という名の読書感想文
2024/09/02 | 『ブルース Red 』(桜木紫乃), 作家別(さ行), 書評(は行), 桜木紫乃
『ブルース Red 』桜木 紫乃 文春文庫 2024年8月10日 第1刷 守りたいモノがあるから いくらでもワルになれる。 北の街に生きるダークヒロイン誕生 父の死という重い十
『ボーンヤードは語らない』(市川憂人)_書評という名の読書感想文
2024/08/05 | 『ボーンヤードは語らない』(市川憂人), 作家別(あ行), 市川憂人, 書評(は行)
『ボーンヤードは語らない』市川 憂人 創元推理文庫 2024年6月21日 初版 人気のない 『飛行場の墓場』 でなぜ兵士は変死したのか? シリーズ累計10万部突破 マリアと漣が挑む四つの不可能
『百年と一日』(柴崎友香)_書評という名の読書感想文
2024/04/15 | 『百年と一日』(柴崎友香), 作家別(さ行), 書評(は行), 柴崎友香
『百年と一日』柴崎 友香 ちくま文庫 2024年3月10日 第1刷発行 朝日、読売、毎日、日経各紙で紹介。第1回 「みんなのつぶやき文学賞」 国内篇第1位 「こんな小説、読んだことない」 と話
『羊は安らかに草を食み』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文
2024/04/08 | 『羊は安らかに草を食み』(宇佐美まこと), 作家別(あ行), 宇佐美まこと, 書評(は行)
『羊は安らかに草を食み』宇佐美 まこと 祥伝社文庫 2024年3月20日 初版第1刷発行 認知症になった友人の人生を辿る、女性三人、最後の旅。戦争を生き延びた彼女が、生涯隠し続けた “秘密“
『僕の神様』(芦沢央)_書評という名の読書感想文
2024/03/28 | 『僕の神様』(芦沢央), 作家別(あ行), 書評(は行), 芦沢央
『僕の神様』芦沢 央 角川文庫 2024年2月25日 初版発行 あなたは後悔するかもしれない。第一話で読むのをやめればよかった、と。 教室に浸透する噂と呪い - 。「神さま」
『パッキパキ北京』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文
2024/02/26 | 『パッキパキ北京』(綿矢りさ), 作家別(わ行), 書評(は行), 綿矢りさ
『パッキパキ北京』綿矢 りさ 集英社 2023年12月10日 第1刷 味わい尽くしてやる、この都市のギラつきのすべてを。パッキパキの駐妻、真冬の北京を大暴走! 著者自身の中国滞在経験とその観察