「 書評(は行) 」 一覧
『ホーンテッド・キャンパス』(櫛木理宇)_書評という名の読書感想文
2018/02/17 | 『ホーンテッド・キャンパス』(櫛木理宇), 作家別(か行), 書評(は行), 櫛木理宇
『ホーンテッド・キャンパス』櫛木 理宇 角川ホラー文庫 2012年12月25日初版 八神森司は、幽霊なんて見たくないのに、「視えてしまう」体質の大学生。片想いの美少女こよみのために、いやいやながらオ
『蓮の数式』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2018/02/07 | 『蓮の数式』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(は行), 遠田潤子
『蓮の数式』遠田 潤子 中公文庫 2018年1月25日初版 35歳のそろばん塾講師・千穂は不妊治療を始めて10年。夫と義母からの度重なる嫌味に耐え続けてきた。ある日、夫の運転する車がひとりの男と接触
『鼻に挟み撃ち』(いとうせいこう)_書評という名の読書感想文
2018/01/02 | 『鼻に挟み撃ち』(いとうせいこう), いとうせいこう, 作家別(あ行), 書評(は行)
『鼻に挟み撃ち』いとう せいこう 集英社文庫 2017年11月25日第一刷 御茶ノ水、聖橋のたもとで演説をする奇妙な男。ゴーゴリの「鼻」と後藤明生の「挟み撃ち」について熱く語るその男は、大声を出すに
『はぶらし』(近藤史恵)_書評という名の読書感想文
2017/12/03 | 『はぶらし』(近藤史恵), 作家別(か行), 書評(は行), 近藤史恵
『はぶらし』近藤 史恵 幻冬舎文庫 2014年10月10日初版 脚本家として順調に生活する鈴音(36歳)が、高校時代の友達・水絵に突然呼び出された。子連れの水絵は離婚し、リストラに遭ったことを打ち明
『ハラサキ』(野城亮)_書評という名の読書感想文
2017/11/15 | 『ハラサキ』(野城亮), 作家別(な行), 書評(は行), 野城亮
『ハラサキ』野城 亮 角川ホラー文庫 2017年10月25日初版 第24回日本ホラー小説大賞読者賞受賞。ラストの数行に鳥肌!! 百崎日向(ももさきひなた)は結婚が決まり、十年ぶりに故郷の竹之山を訪
『フォルトゥナの瞳』(百田尚樹)_書評という名の読書感想文
2017/10/27 | 『フォルトゥナの瞳』(百田尚樹), 作家別(は行), 書評(は行), 百田尚樹
『フォルトゥナの瞳』百田 尚樹 新潮文庫 2015年12月1日発行 幼い頃に家族を火事で失い天涯孤独の身となった木山慎一郎は友人も恋人もなく、自動車塗装工として黙々と働くだけの日々を送っていた。だが
『本屋さんのダイアナ』(柚木麻子)_書評という名の読書感想文
2017/09/13 | 『本屋さんのダイアナ』(柚木麻子), 作家別(や行), 書評(は行), 柚木麻子
『本屋さんのダイアナ』柚木 麻子 新潮文庫 2016年7月1日発行 私の名は、大穴(ダイアナ)。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った
『4TEEN/フォーティーン』(石田衣良)_書評という名の読書感想文
2017/09/01 | 『4TEEN/フォーティーン』(石田衣良), 作家別(あ行), 書評(は行), 石田衣良
『4TEEN/フォーティーン』石田 衣良 新潮文庫 2005年12月1日発行 東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同
『春の庭』(柴崎友香)_書評という名の読書感想文
2017/08/11 | 『春の庭』(柴崎友香), 作家別(さ行), 書評(は行), 柴崎友香
『春の庭』柴崎 友香 文春文庫 2017年4月10日第一刷 東京・世田谷の取り壊し間近のアパートに住む太郎は、住人の女と知り合う。彼女は隣に建つ「水色の家」に、異様な関心を示していた。街に積み重なる
『不連続殺人事件』(坂口安吾)_書評という名の読書感想文
2017/08/06 | 『不連続殺人事件』(坂口安吾), 作家別(さ行), 坂口安吾, 書評(は行)
『不連続殺人事件』坂口 安吾 角川文庫 1974年6月10日初版 戦後間もないある夏、詩人・歌川一馬の招待で、山奥の豪邸に集まったさまざまな男女。作家、詩人、画家、劇作家、女優など、いずれ劣らぬ変人
『ビニール傘』(岸政彦)_書評という名の読書感想文
2017/08/02 | 『ビニール傘』(岸政彦), 作家別(か行), 岸政彦, 書評(は行)
『ビニール傘』岸 政彦 新潮社 2017年1月30日発行 共鳴する街の声 - 。絶望と向き合い、それでも生きようとする人に静かに寄り添う、二つの物語。第156回芥川賞候補作。気鋭の社会学者による、初
『星の子』(今村夏子)_書評という名の読書感想文
2017/07/22 | 『星の子』(今村夏子), 今村夏子, 作家別(あ行), 書評(は行)
『星の子』今村 夏子 朝日新聞出版 2017年6月30日第一刷 林ちひろは中学3年生。病弱だった娘を救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込みその信仰は少しずつ家族のかたちを歪めていく。前作
『ひざまずいて足をお舐め』(山田詠美)_書評という名の読書感想文
2017/06/17 | 『ひざまずいて足をお舐め』(山田詠美), 作家別(や行), 山田詠美, 書評(は行)
『ひざまずいて足をお舐め』山田 詠美 新潮文庫 1991年11月25日発行 SMクラブの女王様が、新人賞受賞の注目作家になった! 親友、忍お姉さんが語る主人公・ちかの世界は、ストリップ劇場、黒人に群
『ひと呼んでミツコ』(姫野カオルコ)_書評という名の読書感想文
2017/06/10 | 『ひと呼んでミツコ』(姫野カオルコ), 作家別(は行), 姫野カオルコ, 書評(は行)
『ひと呼んでミツコ』姫野 カオルコ 集英社文庫 2001年8月25日第一刷 彼女はミツコ。私立薔薇十字女子大英文科在籍中。名高い香水と同じ名前を持つ女 - 。その盲腸の手術痕がうずく時、不埒なやつら
『パリ行ったことないの』(山内マリコ)_書評という名の読書感想文
2017/05/31 | 『パリ行ったことないの』(山内マリコ), 作家別(や行), 山内マリコ, 書評(は行)
『パリ行ったことないの』山内 マリコ 集英社文庫 2017年4月25日第一刷 女性たちの憧れの街〈パリ〉。ずっとパリに行くことを夢見ていながら、臆病すぎて一度も海外に行ったことのなかったあゆこ。35