「 作家別(か行) 」 一覧

『日没』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文

『日没』桐野 夏生 岩波書店 2020年9月29日第1刷 ポリコレ、ネット中傷、出版不況、国家の圧力。海崖に聳える収容所を舞台に 「表現の不自由」 の近未来を描く、戦慄の警世小説。

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『物語が、始まる』(川上弘美)_書評という名の読書感想文

『物語が、始まる』川上 弘美 中公文庫 2012年4月20日9刷 いつもの暮らしのそこここに、ひっそり開いた異世界への扉 - 公園の砂場で拾った 〈雛型〉 との不思議なラブ・ストーリ

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『理系。』(川村元気)_書評という名の読書感想文

『理系。』川村 元気 文春文庫 2020年9月10日第1刷 いかに 「理系の知恵」 を 「文系の物語」 をもって適切に使い、難局を乗り越えるか。危機の先にある、大きなチャンスをどうや

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『すみなれたからだで』(窪美澄)_書評という名の読書感想文

『すみなれたからだで』窪 美澄 河出文庫 2020年7月20日初版 無様に。だけど、私はまだ生きているのだ。 三年前のよく晴れた冬の日、五日市線の終着駅から父が入居予定の施設に

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『知らない女が僕の部屋で死んでいた』(草凪優)_書評という名の読書感想文

『知らない女が僕の部屋で死んでいた』草凪 優 実業之日本社文庫 2020年6月15日初版 最下層の僕と高嶺の花だった彼女  目が覚めると、知らない女が自宅のベッドで、全裸で死ん

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『肉弾』(河﨑秋子)_書評という名の読書感想文

『肉弾』河﨑 秋子 角川文庫 2020年6月25日初版 大学を休学中の貴美也は、父親に反発しながらもその庇護下から抜け出せずにいた。北海道での鹿狩りに連れ出され、山深く分け入ったその

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『夜の公園』(川上弘美)_書評という名の読書感想文

『夜の公園』川上 弘美 中公文庫 2017年4月30日再版発行 「申し分のない」 夫と、二十五年ローンのマンションに暮らすリリ。このまま一生、こういうふうに過ぎてゆくのかもしれない・

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『ここは、おしまいの地』(こだま)_書評という名の読書感想文

『ここは、おしまいの地』こだま 講談社文庫 2020年6月11日第1刷 私は 「かわいそう」 なんかじゃない。『夫のちんぽが入らない』 から一年。辺境で暮らす主婦が振り返る、失敗続き

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『悪の血』(草凪優)_書評という名の読書感想文

『悪の血』草凪 優 祥伝社文庫 2020年4月20日初版 和翔は十三歳の時に母親を捨てた。二十歳の今も家なんてない。ドラッグの売人として生きる和翔だったが、宝物がいた。悪友基生の妹の

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『人間に向いてない』(黒澤いづみ)_書評という名の読書感想文

『人間に向いてない』黒澤 いづみ 講談社文庫 2020年5月15日第1刷 とある若者の間で流行する奇病、異形性変異症候群 (ミュータント・シンドローム) にかかり、一夜にしておぞまし

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『死んでもいい』(櫛木理宇)_彼ら彼女らの、胸の奥の奥

『死んでもいい』櫛木 理宇 早川書房 2020年4月25日発行 「ぼくが殺しておけばよかった」 中学三年の不良少年・樋田真俊が何者かに刺殺された事件。彼にいじめを受けていた同級生・河

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『アニーの冷たい朝』(黒川博行)_黒川最初期の作品。猟奇を味わう。

『アニーの冷たい朝』黒川 博行 角川文庫 2020年4月25日初版 大阪府豊中市で宅配業者を装った男に若い女性が殺された。遺体はセーラー服に着替えさせられ、奇抜な化粧を施されていた。

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『じっと手を見る』(窪美澄)_自分の弱さ。人生の苦さ。

『じっと手を見る』窪 美澄 幻冬舎文庫 2020年4月10日初版 物語の舞台は、富士山が "誇るべき世界遺産" としてではなく、外の世界へ出ようとする者を阻む壁、または外の世界に出た

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『熱源』(川越宗一)_書評という名の読書感想文

『熱源』川越 宗一 文藝春秋 2020年1月25日第5刷 樺太 (サハリン) で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行

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『続々・ヒーローズ (株)!!! 』(北川恵海)_仕事や人生に悩む若いあなたに

『続々・ヒーローズ (株)!!! 』北川 恵海 メディアワークス文庫 2019年12月25日初版 ごく普通の青年・修司が、ヒーローをつくるお手伝いを始めて早数年。クセ者揃いの依頼人

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『曾根崎心中/新装版』(角田光代 原作 近松門左衛門)_書評という名の読書感想文

『曾根崎心中/新装版』角田 光代 原作 近松門左衛門 リトルモア 2

『枯木灘』(中上健次)_書評という名の読書感想文

『枯木灘』中上 健次 河出文庫 2019年10月30日 新装新版3刷

『僕の女を探しているんだ』(井上荒野)_書評という名の読書感想文

『僕の女を探しているんだ』井上 荒野 新潮文庫 2026年1月1日

『この本を盗む者は』(深緑野分)_書評という名の読書感想文

『この本を盗む者は』深緑 野分 角川文庫 2025年11月5日 8版

『いつも彼らはどこかに』(小川洋子)_書評という名の読書感想文

『いつも彼らはどこかに』小川 洋子 新潮文庫 2025年11月25日

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