「 書評(あ行) 」 一覧
『アンダーリポート/ブルー』(佐藤正午)_書評という名の読書感想文
2017/09/30 | 『アンダーリポート/ブルー』(佐藤正午), 佐藤正午, 作家別(さ行), 書評(あ行)
『アンダーリポート/ブルー』佐藤 正午 小学館文庫 2015年9月13日初版 15年前、ある地方都市のマンションで男が撲殺される事件が起こった。凶器は金属バット。死体の第一発見者は被害者の隣人で、
『乙女の家』(朝倉かすみ)_書評という名の読書感想文
2017/09/27 | 『乙女の家』(朝倉かすみ), 作家別(あ行), 書評(あ行), 朝倉かすみ
『乙女の家』朝倉 かすみ 新潮文庫 2017年9月1日発行 内縁関係を貫いた曾祖母、族のヘッドの子どもを高校生で産んだシングルマザーの祖母、普通の家庭を夢見たのに別居中の母、そして自分のキャラを探し
『ウエストウイング』(津村記久子)_書評という名の読書感想文
2017/09/22 | 『ウエストウイング』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(あ行), 津村記久子
『ウエストウイング』津村 記久子 朝日文庫 2017年8月30日第一刷 女性事務員ネゴロ、塾通いの小学生ヒロシ、若手サラリーマンのフカボリ。ビルの物置き場で、3人は物々交換から繋がりができる。そんな
『愛なんて嘘』(白石一文)_書評という名の読書感想文
2017/09/18 | 『愛なんて嘘』(白石一文), 作家別(さ行), 書評(あ行), 白石一文
『愛なんて嘘』白石 一文 新潮文庫 2017年9月1日発行 結婚や恋愛に意味なんて、ない。けれどもまだ誰かといることを切望してしまう。正解のない人生ならば、私は私のやり方で、幸せをつかみとる。かつて
『青が破れる』(町屋良平)_書評という名の読書感想文
2017/09/05 | 『青が破れる』(町屋良平), 作家別(ま行), 書評(あ行), 町屋良平
『青が破れる』町屋 良平 河出書房新社 2016年11月30日初版 この冬、彼女が死んで、友達が死んで、友達の彼女が死んだ。ボクサーになりたいが、なれない青年・秋吉。夏澄との不倫恋愛を重ねながら、ボ
『おはなしして子ちゃん』(藤野可織)_書評という名の読書感想文
2017/08/25 | 『おはなしして子ちゃん』(藤野可織), 作家別(は行), 書評(あ行), 藤野可織
『おはなしして子ちゃん』藤野 可織 講談社文庫 2017年6月15日第一刷 理科準備室に並べられたホルマリン漬けの瓶。ただの無駄な存在に見えた標本のひとつが、けれども「私」には意外と使えた。クラスの
『影裏』(沼田真佑)_書評という名の読書感想文
2017/08/13 | 『影裏』(沼田真佑), 作家別(な行), 書評(あ行), 沼田真佑
『影裏』沼田 真佑 文藝春秋 2017年7月30日第一刷 北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、ただひとり心を許したのが、同僚の日浅だった。ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。いつしか疎
『失はれる物語』(乙一)_書評という名の読書感想文
2017/08/08 | 『失はれる物語』(乙一), 乙一, 作家別(あ行), 書評(あ行)
『失はれる物語』乙一 角川文庫 2006年6月25日初版 目覚めると、私は闇の中にいた。交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていたのだ。残ったのは右腕の皮膚感覚のみ。ピアニスト
『Aではない君と』(薬丸岳)_書評という名の読書感想文
2017/07/26 | 『Aではない君と』(薬丸岳), 作家別(や行), 書評(あ行), 薬丸岳
『Aではない君と』薬丸 岳 講談社文庫 2017年7月14日第一刷 あの晩、あの電話に出ていたら。同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。親や弁護士の問いに口を閉ざす翼は事件の直前、父親に電
『あの日のあなた』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2017/06/19 | 『あの日のあなた』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(あ行), 遠田潤子
『あの日のあなた』遠田 潤子 角川事務所 2017年5月18日第一刷 交通事故で唯一の肉親である父を亡くした、大学生の片瀬在。尊敬する父の「弔いごと一切不要」という遺言に戸惑いつつも、その通りにすま
『ifの悲劇』(浦賀和宏)_書評という名の読書感想文
2017/06/15 | 『ifの悲劇』(浦賀和宏), 作家別(あ行), 書評(あ行), 浦賀和宏
『ifの悲劇』浦賀 和宏 角川文庫 2017年4月25日初版 小説家の加納は、愛する妹の自殺に疑惑を感じていた。やがて妹の婚約者だった奥津の浮気が原因だと突き止め、奥津を呼び出して殺害。しかし偽装工
『R.S.ヴィラセリョール』(乙川優三郎)_書評という名の読書感想文
2017/06/12 | 『R.S.ヴィラセリョール』(乙川優三郎), 乙川優三郎, 作家別(あ行), 書評(あ行)
『R.S.ヴィラセリョール』乙川 優三郎 新潮社 2017年3月30日発行 レイ・市東・ヴィラセリョールは房総半島に染色工房を構え、成果をあげかけていた。その矢先、父は病身をおして独りフィリピンへの
『エヴリシング・フロウズ』(津村記久子)_書評という名の読書感想文
2017/06/05 | 『エヴリシング・フロウズ』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(あ行), 津村記久子
『エヴリシング・フロウズ』津村 記久子 文春文庫 2017年5月10日第一刷 クラス替えは、新しい人間関係の始まり。絵の好きなヒロシは、背が高くいつもひとりでいる矢澤、ソフトボール部の野末と大土居の
『泳いで帰れ』(奥田英朗)_書評という名の読書感想文
2017/06/03 | 『泳いで帰れ』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(あ行)
『泳いで帰れ』奥田 英朗 光文社文庫 2008年7月20日第一刷 8月16日、月曜日。朝の品川駅はいつもどおりの通勤ラッシュであった。サラリーマンやOLたちが忙しそうに先を急いでいる。普段とちがう
















