「 書評(た行) 」 一覧
『妻は忘れない』(矢樹純)_書評という名の読書感想文
2021/01/19 | 『妻は忘れない』(矢樹純), 作家別(や行), 書評(た行), 矢樹純
『妻は忘れない』矢樹 純 新潮文庫 2020年11月1日発行 妻は忘れない(新潮文庫) 葬儀の晩に訪れた、前妻 - 。急速に距離をつめる、ママ友。私はいずれ、夫に殺されるかも知れない。日
『隣のずこずこ』(柿村将彦)_書評という名の読書感想文
2020/12/14 | 『隣のずこずこ』(柿村将彦), 作家別(か行), 書評(た行), 柿村将彦
『隣のずこずこ』柿村 将彦 新潮文庫 2020年12月1日発行 隣のずこずこ(新潮文庫) 帯に 「衝撃のディストピア・ファンタジー」 とあります。ディストピアを描いた話でありながらファン
『角の生えた帽子』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文
2020/12/07 | 『角の生えた帽子』(宇佐美まこと), 作家別(あ行), 宇佐美まこと, 書評(た行)
『角の生えた帽子』宇佐美 まこと 角川ホラー文庫 2020年11月25日初版 角の生えた帽子 (角川ホラー文庫) 何度も同じような夢を見る。それはさまざまな女をいたぶり殺すことでエクスタ
『罪の名前』(木原音瀬)_書評という名の読書感想文
2020/12/02 | 『罪の名前』(木原音瀬), 作家別(か行), 書評(た行), 木原音瀬
『罪の名前』木原 音瀬 講談社文庫 2020年9月15日第1刷 罪の名前 (講談社文庫) 木原音瀬著 「罪の名前」高校1年で優等生の日向には虫やカエルを生きたまま食べる性癖があった。秘め
『地下鉄に乗って〈新装版〉』(浅田次郎)_書評という名の読書感想文
2020/11/02 | 『地下鉄に乗って〈新装版〉』(浅田次郎), 作家別(あ行), 書評(た行), 浅田次郎
『地下鉄に乗って〈新装版〉』浅田 次郎 講談社文庫 2020年10月15日第1刷 地下鉄に乗って 新装版 (講談社文庫) 浅田次郎の原点にして名作中の名作 『地下鉄 (メトロ) に乗って
『誰もボクを見ていない/なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか』(山寺香)_書評という名の読書感想文
2020/10/28 | 『誰もボクを見ていない/なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか』(山寺香), 作家別(や行), 山寺香, 書評(た行)
『誰もボクを見ていない/なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか』山寺 香 ポプラ文庫 2020年4月5日第1刷 誰もボクを見ていない: なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか (ポプラ文庫
『毒母ですが、なにか』(山口恵以子)_書評という名の読書感想文
2020/09/23 | 『毒母ですが、なにか』(山口恵以子), 作家別(や行), 山口恵以子, 書評(た行)
『毒母ですが、なにか』山口 恵以子 新潮文庫 2020年9月1日発行 毒母ですが、なにか (新潮文庫) 16歳で両親が事故死し孤児となったりつ子は、絶縁状態だった父の生家・財閥の玉垣家に
『樽とタタン』(中島京子)_書評という名の読書感想文
2020/09/14 | 『樽とタタン』(中島京子), 中島京子, 作家別(な行), 書評(た行)
『樽とタタン』中島 京子 新潮文庫 2020年9月1日発行 樽とタタン(新潮文庫) 今から三十年以上前、小学校帰りに通った喫茶店。店の隅にはコーヒー豆の大樽があり、そこがわたしの特等席だ
『ドクター・デスの遺産』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/08/12 | 『ドクター・デスの遺産』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(た行)
『ドクター・デスの遺産』中山 七里 角川文庫 2020年5月15日4版発行 ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人 (角川文庫) 警視庁に入った1人の少年からの通報。突然自宅にやって来た見知
『デルタの悲劇/追悼・浦賀和宏』(浦賀和宏)_書評という名の読書感想文
2020/07/22 | 『デルタの悲劇/追悼・浦賀和宏』(浦賀和宏), 作家別(あ行), 書評(た行), 浦賀和宏
『デルタの悲劇/追悼・浦賀和宏』浦賀 和宏 角川文庫 2020年7月5日再版 デルタの悲劇 (角川文庫) ひと気のない公園の池で10歳の少年の溺死体が発見された。少年をイジメていたクラス
『逃亡刑事』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2020/07/08 | 『逃亡刑事』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(た行)
『逃亡刑事』中山 七里 PHP文芸文庫 2020年7月2日第1刷 逃亡刑事 単独で麻薬密売ルートを探っていた刑事が銃殺された。千葉県警刑事部捜査一課の高頭班が捜査にあたるが、事件の真相を
『太陽の塔』(森見登美彦)_書評という名の読書感想文
2020/07/06 | 『太陽の塔』(森見登美彦), 作家別(ま行), 書評(た行), 森見登美彦
『太陽の塔』森見 登美彦 新潮文庫 2018年6月5日27刷 太陽の塔(新潮文庫) 私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が
『ただしくないひと、桜井さん』(滝田愛美)_書評という名の読書感想文
2020/05/26 | 『ただしくないひと、桜井さん』(滝田愛美), 作家別(た行), 書評(た行), 滝田愛美
『ただしくないひと、桜井さん』滝田 愛美 新潮文庫 2020年5月1日発行 ただしくないひと、桜井さん (新潮文庫) 滝田さんの小説は、怖い。怖くて、とても誠実だ。 - 彩瀬まる悪いと思
『冬雷』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
2020/05/22 | 『冬雷』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(た行), 遠田潤子
『冬雷』遠田 潤子 創元推理文庫 2020年4月30日初版 冬雷 (創元推理文庫) 因習に縛られた港町。12年前、名家を襲った失踪事件。事件で全てを失った青年が辿り着いた、悲劇の真相とは
『逃亡者』(中村文則)_山峰健次という男。その存在の意味
2020/05/08 | 『逃亡者』(中村文則), 中村文則, 作家別(な行), 書評(た行)
『逃亡者』中村 文則 幻冬舎 2020年4月15日第1刷 逃亡者 「一週間後、君が生きている確率は4%だ」突如始まった逃亡の日々。男は、潜伏キリシタンの末裔に育てられた。「君が最もなりた