「 作家別(か行) 」 一覧
『続・ヒーローズ(株)!!! 』(北川恵海)_書評という名の読書感想文
2017/05/12 | 『続・ヒーローズ(株)!!! 』(北川恵海), 作家別(か行), 北川恵海, 書評(さ行)
『続・ヒーローズ(株)!!! 』北川 恵海 メディアワークス文庫 2017年4月25日初版 『 ヒーローになりたい方お手伝いします! 』 が売り文句のヒーローズ(株)。いろいろ不思議なこの会社の中
『自覚/隠蔽捜査5.5』(今野敏)_書評という名の読書感想文
2017/05/10 | 『自覚/隠蔽捜査5.5』(今野敏), 今野敏, 作家別(か行), 書評(さ行)
『自覚/隠蔽捜査5.5』今野 敏 新潮文庫 2017年5月1日発行 以前ほどではないにせよ、時々、私はこの手の本が無性に読みたくなります。 今野敏の代表作『隠蔽捜査』シリーズの、『初陣』に続く二
『魂萌え! 』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2017/05/07 | 『魂萌え! 』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(た行), 桐野夏生
『魂萌え! 』桐野 夏生 毎日新聞社 2005年4月25日発行 夫婦ふたりで平穏な生活を送っていた関口敏子、59歳。63歳の夫・隆之が心臓麻痺で急死し、その人生は一変した。8年ぶりにあらわれ強引に同
『サクリファイス』(近藤史恵)_書評という名の読書感想文
2017/04/17 | 『サクリファイス』(近藤史恵), 作家別(か行), 書評(さ行), 近藤史恵
『サクリファイス』近藤 史恵 新潮文庫 2010年2月1日発行 ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと - 。陸上競技から自転車競技に転じた白石誓(ちかう)は、プロのロードレース
『夜の谷を行く』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2017/04/10 | 『夜の谷を行く』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(や行), 桐野夏生
『夜の谷を行く』桐野 夏生 文芸春秋 2017年3月30日第一刷 39年前、西田啓子はリンチ殺人の舞台となった連合赤軍の山岳ベースから脱走した。5年余の服役を経て、いまは一人で静かに過ごしている。だ
『果鋭(かえい)』(黒川博行)_書評という名の読書感想文
2017/04/08 | 『果鋭(かえい)』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(か行), 黒川博行
『果鋭(かえい)』黒川 博行 幻冬舎 2017年3月15日第一刷 右も左も腐れか狸や! 元刑事の名コンビがマトにかけたのはパチンコ業界。出玉の遠隔操作、極道顔負けの集金力、警察との癒着・・・・。我欲
『カナリアは眠れない』(近藤史恵)_書評という名の読書感想文
2017/03/29 | 『カナリアは眠れない』(近藤史恵), 作家別(か行), 書評(か行), 近藤史恵
『カナリアは眠れない』近藤 史恵 祥伝社文庫 1999年7月20日初版 変わり者の整体師合田力は "身体の声を聞く" 能力に長けている。助手を務める屈託のない美人姉妹も、一皮剥くと何がしかの依存症に
『笹の舟で海をわたる』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2017/02/20 | 『笹の舟で海をわたる』(角田光代), 作家別(か行), 書評(さ行), 角田光代
『笹の舟で海をわたる』角田 光代 毎日新聞社 2014年9月15日第一刷 終戦から10年、主人公・左織(さおり)は22歳の時、銀座で女に声をかけられる。風美子(ふみこ)と名乗る女は、左織と疎開先が一
『森に眠る魚』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2017/01/16 | 『森に眠る魚』(角田光代), 作家別(か行), 書評(ま行), 角田光代
『森に眠る魚』角田 光代 双葉文庫 2011年11月13日第一刷 東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通して心をかよわせるが、いつしかその関係性は変容していた。- あの人たちと離れればいい
『喧嘩(すてごろ)』(黒川博行)_書評という名の読書感想文
2017/01/13 | 『喧嘩(すてごろ)』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(さ行), 黒川博行
『喧嘩(すてごろ)』黒川 博行 角川書店 2016年12月9日初版 「売られた喧嘩は買う。わしの流儀や」 建設コンサルタントの二宮は、議員秘書からヤクザ絡みの依頼を請け負った。大阪府議会議員補欠選
『薄闇シルエット』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2016/12/09 | 『薄闇シルエット』(角田光代), 作家別(か行), 書評(あ行), 角田光代
『薄闇シルエット』角田 光代 角川文庫 2009年6月25日初版 「結婚してやる。ちゃんとしてやんなきゃな」と恋人に得意げに言われ、ハナは「なんかつまんねえ」と反発する。共同経営する下北沢の古着屋で
『櫛挽道守(くしひきちもり)』(木内昇)_書評という名の読書感想文
2016/12/05 | 『櫛挽道守(くしひきちもり)』(木内昇), 作家別(か行), 書評(か行), 木内昇
『櫛挽道守(くしひきちもり)』木内 昇 集英社文庫 2016年11月25日第一刷 幕末の木曽山中。神業と呼ばれるほどの腕を持つ父に憧れ、櫛挽職人を目指す登瀬。しかし女は嫁して子をなし、家を守ることが
『だから荒野』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2016/11/21 | 『だから荒野』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(た行), 桐野夏生
『だから荒野』桐野 夏生 文春文庫 2016年11月10日第一刷 46歳の誕生日、夫と2人の息子と暮らす主婦・朋美は、自分を軽んじる、身勝手な家族と決別。夫の愛車で高速道路をひた走る。家出した妻より
『私のなかの彼女』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2016/11/16 | 『私のなかの彼女』(角田光代), 作家別(か行), 書評(わ行), 角田光代
『私のなかの彼女』角田 光代 新潮文庫 2016年5月1日発行 「男と張り合おうとするな」醜女と呼ばれながら、物書きを志した祖母の言葉の意味は何だったのだろう。心に芽生えた書きたいという衝動を和歌が