「 書評(か行) 」 一覧
『金曜のバカ』(越谷オサム)_書評という名の読書感想文
2016/08/13 | 『金曜のバカ』(越谷オサム), 作家別(か行), 書評(か行), 越谷オサム
『金曜のバカ』越谷 オサム 角川文庫 2012年11月25日初版 天然女子高生と気弱なストーカーが繰り返す、週に一度の奇天烈な逢瀬の行き着く先は - ? (「金曜のバカ」)「また、星が降る夜に逢えた
『きれいなほうと呼ばれたい』(大石圭)_書評という名の読書感想文
2016/08/07 | 『きれいなほうと呼ばれたい』(大石圭), 作家別(あ行), 大石圭, 書評(か行)
『きれいなほうと呼ばれたい』大石 圭 徳間文庫 2015年6月15日初刷 星野鈴音は十人並以下の容姿。けれど初めて見た瞬間、榊原優一は激しく心を動かされた。見つけた! 彼女はダイヤモンドの原石だ。一
『グラジオラスの耳』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
2016/07/21 | 『グラジオラスの耳』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(か行)
『グラジオラスの耳』井上 荒野 光文社文庫 2003年1月20日初版 グラジオラスの耳 単行本の刊行は1991年5月、井上荒野の第1創作集です。表題作「グラジオラスの耳
『こちらあみ子』(今村夏子)_書評という名の読書感想文
2016/07/18 | 『こちらあみ子』(今村夏子), 今村夏子, 作家別(あ行), 書評(か行)
『こちらあみ子』今村 夏子 ちくま文庫 2014年6月10日第一刷 あみ子は、少し風変りな女の子。優しい父、一緒に登下校をしてくれる兄、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいる母、憧れの同級生のり君。
『家系図カッター』(増田セバスチャン)_書評という名の読書感想文
2016/07/15 | 『家系図カッター』(増田セバスチャン), 作家別(ま行), 増田セバスチャン, 書評(か行)
『家系図カッター』増田 セバスチャン 角川文庫 2016年4月25日初版 料理もせず子育てに無関心の母。秘密裏に離婚届を出し愛人と出来ちゃった再婚した父。常に情緒不安定な妹。凄絶な家庭に育ち荒れ
『キッドナップ・ツアー』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2016/07/11 | 『キッドナップ・ツアー』(角田光代), 作家別(か行), 書評(か行), 角田光代
『キッドナップ・ツアー』角田 光代 新潮文庫 2003年7月1日発行 五年生の夏休みの第一日目、私はユウカイ(=キッドナップ)された。犯人は二か月前から家にいなくなっていたおとうさん。だらしなくて、
『買い物とわたし/お伊勢丹より愛をこめて』(山内マリコ)_書評という名の読書感想文
2016/07/06 | 『買い物とわたし/お伊勢丹より愛をこめて』(山内マリコ), 作家別(や行), 山内マリコ, 書評(か行)
『買い物とわたし/お伊勢丹より愛をこめて』山内 マリコ 文春文庫 2016年3月10日第一刷 あれはたしか、25歳をちょっと過ぎたころ。久しぶりに会った高校の同級生の財布がルイ・ヴィトンの長財布
『カソウスキの行方』(津村記久子)_書評という名の読書感想文
2016/04/25 | 『カソウスキの行方』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(か行), 津村記久子
『カソウスキの行方』津村 記久子 講談社文庫 2012年1月17日第一刷 不倫バカップルのせいで、郊外の倉庫に左遷されたイリエ。28歳、独身、彼氏なし。やりきれない毎日から逃れるため、同僚の森川
『くちびるに歌を』(中田永一)_書評という名の読書感想文
2016/04/22 | 『くちびるに歌を』(中田永一), 中田永一, 作家別(な行), 書評(か行)
『くちびるに歌を』中田 永一 小学館文庫 2013年12月11日初版 中田永一が「乙一」の別名だと知ってからずっと気になっていた本です。やっと読むことができました。現代版『二十四の瞳』- 20
『岸辺の旅』(湯本香樹実)_書評という名の読書感想文
2016/04/16 | 『岸辺の旅』(湯本香樹実), 作家別(や行), 書評(か行), 湯本香樹実
『岸辺の旅』湯本 香樹実 文春文庫 2012年8月10日第一刷 きみが三年の間どうしていたか、話してくれないか - 長い間失踪していた夫・優介がある夜ふいに帰ってくる。ただしその身は遠い水底で蟹に喰
『ここは退屈迎えに来て』(山内マリコ)_書評という名の読書感想文
2016/04/14 | 『ここは退屈迎えに来て』(山内マリコ), 作家別(や行), 山内マリコ, 書評(か行)
『ここは退屈迎えに来て』山内 マリコ 幻冬舎文庫 2014年4月10日初版 そばにいても離れていても、私の心はいつも君を呼んでいる - 。都会からUターンした30歳、結婚相談所に駆け込む親友同士
『彼女がその名を知らない鳥たち』(沼田まほかる)_書評という名の読書感想文
2016/04/06 | 『彼女がその名を知らない鳥たち』(沼田まほかる), 作家別(な行), 書評(か行), 沼田まほかる
『彼女がその名を知らない鳥たち』沼田 まほかる 幻冬舎文庫 2009年10月10日初版 8年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、淋しさから15歳年上の男・陣治と暮らし始める。下品で、貧相で、地
『高校入試』(湊かなえ)_書評という名の読書感想文
2016/03/18 | 『高校入試』(湊かなえ), 作家別(ま行), 書評(か行), 湊かなえ
『高校入試』湊 かなえ 角川文庫 2016年3月10日初版 県下有数の公立進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす! 」と書かれた貼り紙を見つける。迎えた
『グ、ア、ム』(本谷有希子)_書評という名の読書感想文
2016/03/11 | 『グ、ア、ム』(本谷有希子), 作家別(ま行), 書評(か行), 本谷有希子
『グ、ア、ム』本谷 有希子 新潮文庫 2011年7月1日発行 北陸育ちの姉妹。長女は大学を出たもののバイト生活を送る、いわゆる「ワーキングプア」。そんな姉を反面教師にした次女は、高卒で信用金庫に
『けむたい後輩』(柚木麻子)_書評という名の読書感想文
2016/03/03 | 『けむたい後輩』(柚木麻子), 作家別(や行), 書評(か行), 柚木麻子
『けむたい後輩』柚木 麻子 幻冬舎文庫 2014年12月5日初版 14歳で作家デビューした過去があり、今もなお文学少女気取りの栞子は、世間知らずな真実子の憧れの先輩。二人の関係にやたらイラついて