『ハラサキ』(野城亮)_書評という名の読書感想文

公開日: : 最終更新日:2019/01/23 『ハラサキ』(野城亮), 作家別(な行), 書評(は行), 野城亮

『ハラサキ』野城 亮 角川ホラー文庫 2017年10月25日初版


ハラサキ (角川ホラー文庫)

第24回日本ホラー小説大賞読者賞受賞。ラストの数行に鳥肌!!

百崎日向(ももさきひなた)は結婚が決まり、十年ぶりに故郷の竹之山を訪ねようとしていた。日向には小学校卒業までの記憶がほとんどなかったが夕陽に照らされる雪景色だけは覚えていた。日向は駅のホームで親友だったと語る相原沙耶子と出会う。突然、電車内を暗闇が覆い、日向は気を失う。目覚めるといつの間にか夜の竹之山駅にいた。人がまったくいない、明らかに異世界の竹之山駅の外には雪が積もり始めた女性の死体があり、その手には謎の手紙が握られており、竹之山温泉へ向かうよう書かれていた。襲いかかってくる黒い影から逃げながら、この出られない世界からなんとか脱出しようと温泉街をさまよう。日向の婚約者である神原正樹は、消えた日向を探し始める。繰り返される残酷な悪夢。一体この町で何があったのか。失った記憶を取り戻したとき、真の恐怖が日向を襲う - 。戦慄のノンストップホラー。涙なしには読めない衝撃のラスト! 書店員様より「これは最高に怖い! 」と大絶賛。(アマゾン内容紹介より)

勇んで読んだ割にはつまらない。というか、これを絶賛する人の気持ちがわかりません。どこがよくて星が4つも付くのでしょうか? けっこう期待して買ったのですが、(私にとっては)不満ばかりが残ります。

買う方も買う方なのですが、輪をかけて酷いのが文庫に巻かれた帯。派手な上に、煽るわ煽るわ・・・・・・・

急いで買いに行ったジュンク堂では売り切れで、取り寄せまでしてもらったのに。

涙なしには読めない」「最高に怖い」・・・・・・ よくもまあそんなありもしないことをいけしゃあしゃあと言えたもんだと。

はっきり言って、怖くも何ともありません。そもそも、これを薦める〈書店員〉の感性が信じられません。本心からそう思ってる?   言わされてるだけじゃないの?  そんな感じがしてなりません。

この本を読んでみてください係数  75/100


ハラサキ (角川ホラー文庫)

◆野城 亮
1989年千葉県生まれ。
千葉県立柏井高等学校卒業。

作品 本作で第24回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。

関連記事

『ぼぎわんが、来る』(澤村伊智)_書評という名の読書感想文

『ぼぎわんが、来る』澤村 伊智 角川ホラー文庫 2018年2月25日初版 ぼぎわんが、来る (

記事を読む

『ハコブネ』(村田沙耶香)_書評という名の読書感想文

『ハコブネ』村田 沙耶香 集英社文庫 2016年11月25日第一刷 ハコブネ (集英社文庫)

記事を読む

『走ル』(羽田圭介)_書評という名の読書感想文

『走ル』羽田 圭介 河出文庫 2010年11月20日初版 走ル (河出文庫)  

記事を読む

『ひと呼んでミツコ』(姫野カオルコ)_書評という名の読書感想文

『ひと呼んでミツコ』姫野 カオルコ 集英社文庫 2001年8月25日第一刷 ひと呼んでミツコ

記事を読む

『風葬』(桜木紫乃)_書評という名の読書感想文

『風葬』桜木 紫乃 文春文庫 2016年12月10日第一刷 風葬 (文春文庫) 釧路で書道教

記事を読む

『ふる』(西加奈子)_書評という名の読書感想文

『ふる』西 加奈子 河出文庫 2015年11月20日初版 ふる (河出文庫)  

記事を読む

『偏愛読書館/つかみどころのない話』(林雄司)_書評という名の読書感想文

『偏愛読書館/つかみどころのない話』林 雄司 本の話WEB 2016年5月12日配信 http:/

記事を読む

『浮遊霊ブラジル』(津村記久子)_書評という名の読書感想文

『浮遊霊ブラジル』津村 記久子 文芸春秋 2016年10月20日第一刷 浮遊霊ブラジル

記事を読む

『パトロネ』(藤野可織)_書評という名の読書感想文

『パトロネ』藤野 可織 集英社文庫 2013年10月25日第一刷 パトロネ  

記事を読む

『あおい』(西加奈子)_書評という名の読書感想文

『あおい』西 加奈子 小学館文庫 2007年6月11日初版 あおい (小学館文庫) &n

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

『傲慢と善良』(辻村深月)_書評という名の読書感想文

『傲慢と善良』辻村 深月 朝日新聞出版 2019年3月30日第一刷

『ニワトリは一度だけ飛べる』(重松清)_書評という名の読書感想文

『ニワトリは一度だけ飛べる』重松 清 朝日文庫 2019年3月30日

『県民には買うものがある』(笹井都和古)_書評という名の読書感想文

『県民には買うものがある』笹井 都和古 新潮社 2019年3月20日

『連続殺人鬼カエル男ふたたび』(中山七里)_書評という名の読書感想文

『連続殺人鬼カエル男ふたたび』中山 七里 宝島社文庫 2019年4月

『肝、焼ける』(朝倉かすみ)_書評という名の読書感想文

『肝、焼ける』朝倉 かすみ 講談社文庫 2009年5月15日第一刷

→もっと見る

  • 3 にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
PAGE TOP ↑