『怪物』(脚本 坂元裕二 監督 是枝裕和 著 佐野晶)_書評という名の読書感想文
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最終更新日:2024/01/06
『怪物』(脚本 坂元裕二 監督 是枝裕和 著 佐野晶), 作家別(さ行), 坂元裕二, 書評(か行)
『怪物』脚本 坂元裕二 監督 是枝裕和 著 佐野晶 宝島社文庫 2023年5月8日第1刷
![](http://choshohyo.com/wp-content/uploads/2024/01/814pXYECqEL._AC_UL320_-1.jpg)
息子を思う母親、変わり者の教師、”何か” に苦しむ子供たち 次第に明らかになる “怪物” の正体とは - 夢のタッグが描く圧巻の人間ドラマ、完全ノベライズ!
「豚の脳を移植した人間は? 人間? 豚? 」 シングルマザーの早織に、息子の湊が投げかけた奇妙な質問。それ以降、不審な行動を繰り返す湊に、早織は学校でのいじめを疑うが・・・・・・・。母親・教師・子供の3つの視点から語られる物語に潜む “怪物” の正体とは。
日本を代表するストーリーテラー・坂元裕二と映画作家・是枝裕和が初めてタッグを組んで描く、圧巻の人間ドラマ、完全小説化! (宝島社文庫)
大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。
それは、よくある子供同士のケンカに見えた。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した - 。
いったい 「怪物」 とは何か。登場人物それぞれの視点を通した 「怪物探し」 の果てに、私たちは何を見るのか。その結末に心揺さぶられる、圧巻のヒューマンドラマ。(映画公式サイトより)
※読んだ私が言うのも何なのですが - やっぱり、本で読むより映画が観たいと思いました。おそらくは、描こうとするやりきれなさや無力感、迫りくる激情の度合いが格段に違うのではないかと。
映画 『怪物』 6.2 (FRI) ROADSHOW
監督:是枝裕和 「万引き家族」 × 脚本:坂元裕二 「花束みたいな恋をした」
音楽:坂本龍一
安藤サクラ 永山瑛太 黒川想矢 柊木陽太 / 高畑充希 角田晃広 中村獅童 / 田中裕子
この本を読んでみてください係数 80/100
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◆坂元 裕二
1967年大阪府生まれ。
作品 19歳で第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞しデビュー。「わたしたちの教科書」「それでも、生きてゆく」「最高の離婚」「Mother」「Woman」「カルテット」「大豆田とわ子と三人の元夫」等
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