「 書評(あ行) 」 一覧
『愛のようだ』(長嶋有)_そうだ! それが愛なんだ。
2020/03/31 | 『愛のようだ』(長嶋有), 作家別(な行), 書評(あ行), 長嶋有
『愛のようだ』長嶋 有 中公文庫 2020年3月25日初版 40歳にして免許を取得した戸倉は、友人須崎、その恋人琴美と3人で、伊勢神宮へドライブに出かけた。本当の願掛けにいくのだ。著
『AX アックス』(伊坂幸太郎)_恐妻家の父に殺し屋は似合わない
2020/03/18 | 『AX アックス』(伊坂幸太郎), 伊坂幸太郎, 作家別(あ行), 書評(あ行)
『AX アックス』伊坂 幸太郎 角川文庫 2020年2月20日初版 最強の殺し屋は - 恐妻家。『グラスホッパー』 『マリアビートル』 に連なる 〈殺し屋シリーズ〉 最新作 「
『終わりなき夜に生れつく』(恩田陸)_書評という名の読書感想文
2020/02/12 | 『終わりなき夜に生れつく』(恩田陸), 作家別(あ行), 恩田陸, 書評(あ行)
『終わりなき夜に生れつく』恩田 陸 文春文庫 2020年1月10日第1刷 はじめに、あなたは恩田陸の傑作 - 架空の高知 「途鎖国」 を舞台にしたダーク・ファンタジー 『夜の底は柔らか
『美しい距離』(山崎ナオコーラ)_この作品に心の芥川賞を(豊崎由美)
2020/01/29 | 『美しい距離』(山崎ナオコーラ), 作家別(や行), 山崎ナオコーラ, 書評(あ行)
『美しい距離』山崎 ナオコーラ 文春文庫 2020年1月10日第1刷 第155回芥川賞候補作第23回島清恋愛文学賞受賞作 視点人物は、生命保険会社営業教育部で後進の育成にあたって
『文庫版 オジいサン』(京極夏彦)_なにも起きない老後。でも、それがいい。
2020/01/15 | 『文庫版 オジいサン』(京極夏彦), 京極夏彦, 作家別(か行), 書評(あ行)
『文庫版 オジいサン』京極 夏彦 角川文庫 2019年12月25日初版 72歳の益子徳一は定年定職後、公団アパートで一人暮らし。誰かに優しく 「オジいさん」 と呼びかけられたことを思
『 i (アイ)』(西加奈子)_西加奈子の新たなる代表作
2020/01/13 | 『 i (アイ)』(西加奈子), 作家別(な行), 書評(あ行), 西加奈子
『 i (アイ)』西 加奈子 ポプラ文庫 2019年11月5日第1刷 『サラバ! 』 (直木賞受賞) から2年、西加奈子が全身全霊で現代 (いま) に挑む衝撃作! 「この世界
『大人になれない』(まさきとしか)_歌子は滅多に語らない。
2020/01/06 | 『大人になれない』(まさきとしか), まさきとしか, 作家別(ま行), 書評(あ行)
『大人になれない』まさき としか 幻冬舎文庫 2019年12月5日初版 学校から帰宅し、母親に捨てられたと知った小学生の純矢。母の親戚・歌子の家に預けられたがそこはデブ女、無職の中年
『ある女の証明』(まさきとしか)_まさきとしかのこれが読みたかった!
2019/12/06 | 『ある女の証明』(まさきとしか), まさきとしか, 作家別(ま行), 書評(あ行)
『ある女の証明』まさき としか 幻冬舎文庫 2019年10月10日初版 主婦の小浜芳美は、新宿でかつての同級生、一柳貴和子に再会する。中学時代、憧れの男子を奪われた芳美だったが、今は
『悪徳の輪舞曲(ロンド)』(中山七里)_シリーズ最高傑作を見逃すな!
2019/12/04 | 『悪徳の輪舞曲(ロンド)』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(あ行)
『悪徳の輪舞曲(ロンド)』中山 七里 講談社文庫 2019年11月14日第1刷 報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。梓の依頼は、旦那
『おめでとう』(川上弘美)_書評という名の読書感想文
2019/11/11 | 『おめでとう』(川上弘美), 作家別(か行), 川上弘美, 書評(あ行)
『おめでとう』川上 弘美 新潮文庫 2003年7月1日発行 いつか別れる私たちのこの一瞬をいとおしむ短篇集 最終話 「おめでとう」 西暦三千年一月一日のわたしたちへ
『いちばん悲しい』(まさきとしか)_書評という名の読書感想文
2019/11/06 | 『いちばん悲しい』(まさきとしか), まさきとしか, 作家別(ま行), 書評(あ行)
『いちばん悲しい』まさき としか 光文社文庫 2019年10月20日初版 ある大雨の夜、冴えない中年男・戸沼暁男が刺殺された。暁男の不倫相手の妄想女・真由奈や残された妻・杏子と子供た
『大きな鳥にさらわれないよう』(川上弘美)_書評という名の読書感想文
2019/10/30 | 『大きな鳥にさらわれないよう』(川上弘美), 作家別(か行), 川上弘美, 書評(あ行)
『大きな鳥にさらわれないよう』川上 弘美 講談社文庫 2019年10月16日第1刷 遠く遥かな未来、滅亡の危機に瀕した人類は、「母」 のもと小さなグループに分かれて暮らしていた。異な
『明るい夜に出かけて』(佐藤多佳子)_書評という名の読書感想文
2019/10/28 | 『明るい夜に出かけて』(佐藤多佳子), 佐藤多佳子, 作家別(さ行), 書評(あ行)
『明るい夜に出かけて』佐藤 多佳子 新潮文庫 2019年5月1日発行 富山は、ある事件がもとで心を閉ざし、大学を休学して海の側の街でコンビニバイトをしながら一人暮らしを始めた。バイト