『これが私の優しさです』(谷川俊太郎)_書評という名の読書感想文
2015/08/26 | 『これが私の優しさです』(谷川俊太郎), 作家別(た行), 書評(か行), 谷川俊太郎
『これが私の優しさです』谷川 俊太郎 集英社文庫 1993年1月25日第一刷 1952年のデビュー作『二十億光年の孤独』を始めとして、これまでに発表された谷川俊太郎の全詩集の中から選りすぐりが
2015/08/26 | 『これが私の優しさです』(谷川俊太郎), 作家別(た行), 書評(か行), 谷川俊太郎
『これが私の優しさです』谷川 俊太郎 集英社文庫 1993年1月25日第一刷 1952年のデビュー作『二十億光年の孤独』を始めとして、これまでに発表された谷川俊太郎の全詩集の中から選りすぐりが
2015/08/25 | 『さいはての彼女』(原田マハ), 作家別(は行), 原田マハ, 書評(さ行)
『さいはての彼女』原田 マハ 角川文庫 2013年1月25日初版 25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せてい
2015/08/24 | 『切り裂きジャックの告白』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(か行)
『切り裂きジャックの告白』中山 七里 角川文庫 2014年12月25日初版 東京・深川警察署の目の前で、臓器をすべてくり抜かれた若い女性の無残な死体が発見された。戸惑う捜査本部を嘲笑うかのように
2015/08/21 | 『えんじ色心中』(真梨幸子), 作家別(ま行), 書評(あ行), 真梨幸子
『えんじ色心中』真梨 幸子 講談社文庫 2014年9月12日第一刷 ライターの収入だけでは満足な生活を送れない久保は派遣会社から紹介された職場で働き、糊口を凌いでいた。マニュアル作成の仕事を受け
2015/08/20 | 『玉蘭』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(か行), 桐野夏生
『玉蘭』桐野 夏生 朝日文庫 2004年2月28日第一刷 ここではないどこかへ・・・・・・・。東京の日常に疲れ果てた有子は、編集者の仕事も恋人も捨てて上海留学を選ぶ。だが、心の空虚は埋まらない。そん
2015/08/19 | 『青色讃歌』(丹下健太), 丹下健太, 作家別(た行), 書評(あ行)
『青色讃歌』丹下 健太 河出書房新社 2007年11月30日初版 第44回文藝賞受賞作。同棲する彼女の収入で暮らす高橋の、猫探しと仕事探しの日々はいつ終わる? 明け方の青い光に彷徨う青春小説。「
2015/08/17 | 『だれかのいとしいひと』(角田光代), 作家別(か行), 書評(た行), 角田光代
『だれかのいとしいひと』角田 光代 文春文庫 2004年5月10日第一刷 角田光代のことは、好きになったばかりだ。 会ったのはまだ二度だけ。あまり話をしないように気をつけている。僕は今まで一気に人を
2015/08/14 | 『ふたりの距離の概算』(米澤穂信), 作家別(や行), 書評(は行), 米澤穂信
『ふたりの距離の概算』米澤 穂信 角川文庫 2012年6月25日初版 春を迎え高校2年生となった奉太郎たちの〈古典部〉に新入生・大日向友子が仮入部する。千反田えるたちともすぐに馴染んだ大日向だが
2015/08/13 | 『うさぎパン』(瀧羽麻子), 作家別(た行), 書評(あ行), 瀧羽麻子
『うさぎパン』瀧羽 麻子 幻冬舎文庫 2011年2月10日初版 まずは、ざっとしたあらすじを。 主人公の優子は、私立の女子中学から外部受験で男女共学の高校へ進学したばかりの女の子です。彼女は幼い
2015/08/12 | 『炎上する君』(西加奈子), 作家別(な行), 書評(あ行), 西加奈子
『炎上する君』西 加奈子 角川文庫 2012年11月25日初版 「君は戦闘にいる。恋という戦闘のさなかにいる。誰がそれを、笑うことが出来ようか。君は炎上している」(「炎上する君」より) これだけでは
2015/08/10 | 『きのうの神さま』(西川美和), 作家別(な行), 書評(か行), 西川美和
『きのうの神さま』西川 美和 ポプラ文庫 2012年8月5日初版 ポプラ社の解説を借りると、『ゆれる』 の映画監督が 〈真実と嘘の境界〉 をテーマに人間の本性を炙り出した短編小説集で、映画『ディア
2015/08/07 | 『ぼっけえ、きょうてえ』(岩井志麻子), 作家別(あ行), 岩井志麻子, 書評(は行)
『ぼっけえ、きょうてえ』岩井 志麻子 角川書店 1999年10月30日初版 連日、うだるような暑さが続いています。天気のせいにするわけではありませんが、ちょっと毛色の変わった本が読みたくなってあれ
2015/08/06 | 『鍵のない夢を見る』(辻村深月), 作家別(た行), 書評(か行), 辻村深月
『鍵のない夢を見る』辻村 深月 文春文庫 2015年7月10日第一刷 誰もが顔見知りの小さな町で盗みを繰り返す友達のお母さん、結婚をせっつく田舎体質にうんざりしている女の周囲で続くボヤ、出会い系
2015/08/04 | 『なまづま』(堀井拓馬), 作家別(は行), 堀井拓馬, 書評(な行)
『なまづま』堀井 拓馬 角川ホラー文庫 2011年10月25日初版 激臭を放つ粘液に覆われた醜悪な生物ヌメリヒトモドキ。日本中に蔓延するその生物を研究している私は、それが人間の記憶や感情を習得する
2015/08/03 | 『その街の今は』(柴崎友香), 作家別(さ行), 書評(さ行), 柴崎友香
『その街の今は』柴崎 友香 新潮社 2006年9月30日発行 ここが昔どんなんやったか、知りたいねん-。28歳の歌ちゃんは、勤めていた会社が倒産し、カフェでバイトをしている。初めて参加したのに最低最
『オーブランの少女』深緑 野分 創元推理文庫 2019年6月21日
『揺籠のアディポクル』市川 憂人 講談社文庫 2024年3月15日
『海神 (わだつみ)』染井 為人 光文社文庫 2024年2月20日
『百年と一日』柴崎 友香 ちくま文庫 2024年3月10日 第1刷発
『燕は戻ってこない』桐野 夏生 集英社文庫 2024年3月25日 第