『麦本三歩の好きなもの 第一集』(住野よる)_書評という名の読書感想文
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最終更新日:2024/01/07
『麦本三歩の好きなもの 第一集』(住野よる), 住野よる, 作家別(さ行), 書評(ま行)
『麦本三歩の好きなもの 第一集』住野 よる 幻冬舎文庫 2021年1月15日初版

麦本三歩には好きなものがたくさんある。歩くこと。寝坊すること。本を読むこと。食べること。仕事先の図書館では先輩に怒られがちだけど、大好きなチーズ蒸しパンを食べれば気分は上々。休みの日は、お気に入りの音楽を聴きながらひとり時間を満喫する - 。何も起こらない毎日だけどなんだか幸せ。そんな三歩の日常を描いた心温まる連作短篇集。(幻冬舎文庫)
(wikipediaによると) 住野よるの6作目の小説。図書館勤務の20代女子 「麦本三歩」 を主人公とした日常小説。住野はTwitter上で 「自作品の登場人物の誰かになれるとしたら、僕は麦本三歩になりたい」 と発言している。
住野作品の表紙はこれまで全てイラストが使われてきたが、この作品では初めて写真が使われた。三歩役のモデルはBiSHのモモコグミカンパニー、撮影は外林健太が担当。(注:これは単行本のことです)
2020年1月10日に発表された、丸善、ジュンク堂書店、文教堂等の販売データをもとに集計した 「2019年 二十歳 (はたち) が一番読んだ小説ランキング」 で2位となった。
『君の膵臓をたべたい』、『また、同じ夢を見ていた』、『青くて痛くて脆い』。ついでに 『よるのばけもの』 だって読みました。確かに、読むと人気があるのがわかります。
この本のことも知っていました。買うか買うまいか、迷う間に日が経ってしまいました。先日書店で文庫を見つけた時は、(私みたいな年配者にはあまりに不似合いな) ポップな表紙に少しく戸惑いながらも、これで (廉価で) 読めると喜びました。
ところが、(残念ながら) 喜んだのはつかの間でした。”読めた” のは、ほんの20ページほどだったでしょうか。
本を開いた瞬間に、既に - どこか場違いな所へ来たような - そんな感じがしたのは、明らかに、私よりかは遙かに若い人に向けた本であるのにすぐに気付いたからでした。
本を買う時、”少しく戸惑った” のが悔やまれてなりません。ちょっとでも中身がわかっていれば、私はこの本を買いはしなかったろうし、読もうともしなかったろうと思います。作品の善し悪しではありません。それ以前の、私に限ってのことです。
評判がいい。売れている。人気があるからといって、手あたり次第に読めばいいというものではありません。その年齢だからこそ味わえるというものがきっとあるはずです。そこを見極めなければなりません。で、結論。
年甲斐もなく、買った私が悪かった。
この本を読んでみてください係数 00/000

◆住野 よる
1990年生まれの31歳(らしい)。大阪府在住。男性。
作品 「君の膵臓をたべたい」「また、同じ夢を見ていた」「青くて痛くて脆い」「か「」く「」し「」ご「」と「」「よるのばけもの」等
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