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『過ぎ去りし王国の城』(宮部みゆき)_書評という名の読書感想文

『過ぎ去りし王国の城』宮部 みゆき 角川文庫 2018年6月25日初版 中学3年の尾垣真が拾った中世ヨーロッパの古城のデッサン。分身(アバター)を描き込むと絵の世界に入り込めることを知った真は、同級

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『ディス・イズ・ザ・デイ』(津村記久子)_書評という名の読書感想文

『ディス・イズ・ザ・デイ』津村 記久子 朝日新聞出版 2018年6月30日第一刷 なんでそんな吐瀉物みたいな名前を付けるんだ、と中学生の時から貴志は思っていたし、貴志の周囲の中学生たちはより思ってい

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『安岡章太郎 戦争小説集成』(安岡章太郎)_書評という名の読書感想文

『安岡章太郎 戦争小説集成』安岡 章太郎 中公文庫 2018年6月25日初版 満州北部の孫呉に応召した安木加介。この万年二等兵の眼を通して軍隊生活をユーモアを交えて描き出した長篇 「遁走」。「銃」「

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『リリース』(古谷田奈月)_書評という名の読書感想文

『リリース』古谷田 奈月 光文社 2016年10月20日初版 女性首相ミタ・ジョズの活躍の下、同性婚が合法化され、男女同権が実現した "オーセル国" 。精子(スパーム)バンクが国営化され、人々はもう

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『ユートピア』(湊かなえ)_書評という名の読書感想文

『ユートピア』湊 かなえ 集英社文庫 2018年6月30日第一刷 第29回 山本周五郎賞受賞作 太平洋を望む美しい景観の港町・鼻崎町。先祖代々からの住人と新たな入居者が混在するその町で生まれ育った

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『暗幕のゲルニカ』(原田マハ)_書評という名の読書感想文

『暗幕のゲルニカ』原田 マハ 新潮文庫 2018年7月1日発行 反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの 〈ゲルニカ〉。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年

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『もう「はい」としか言えない』(松尾スズキ)_書評という名の読書感想文

『もう「はい」としか言えない』松尾 スズキ 文藝春秋 2018年6月30日第一刷 主人公は初老のシナリオライター/俳優で、二度目の妻に浮気がバレて二十四時間監視状態の日々を送る羽目になる。彼はもう離

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『あこがれ』(川上未映子)_書評という名の読書感想文

『あこがれ』川上 未映子 新潮文庫 2018年7月1日発行 第1回 渡辺淳一文学賞受賞作品 まずは文庫の裏表紙にある解説を。 おかっぱ頭のやんちゃ娘ヘガティーと、絵が得意でやせっぽちの麦くん。ク

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『泥濘』(黒川博行)_書評という名の読書感想文

『泥濘』黒川 博行 文藝春秋 2018年6月30日第一刷 「待たんかい。わしが躾をするのは、極道と半グレと、性根の腐った堅気だけやぞ」 疫病神シリーズの名コンビ、桑原と二宮が帰ってきた! 今度の標的

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『珠玉の短編』(山田詠美)_書評という名の読書感想文

『珠玉の短編』山田 詠美 講談社文庫 2018年6月14日第一刷 作家・夏耳漱子は掲載誌の目次に茫然とする。自作に付された「珠玉の短編」という惹句。作風に最も遠いその言葉。やがて「珠玉」は妄念となり

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『金魚姫』(荻原浩)_書評という名の読書感想文

『金魚姫』荻原 浩 角川文庫 2018年6月25日初版 金魚の歴史は、いまを遡ること凡そ千七百年前、中国の晋の時代を嚆矢とする。長江(揚子江)水系の深山に棲息するヂイ(中国ブナ)のうちの一匹に、「火

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『宇喜多の捨て嫁』(木下昌輝)_書評という名の読書感想文

『宇喜多の捨て嫁』木下 昌輝 文春文庫 2017年4月10日第一刷 第一話  表題作より 「碁に捨て石という考えがありもうす。一石を敵に与えて、それ以上の利を得るというもの。あるいは将棋の捨て駒

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『伝説のエンドーくん』(まはら三桃)_書評という名の読書感想文

『伝説のエンドーくん』まはら 三桃 小学館文庫 2018年6月11日初版 中学校の職員室を舞台に、14歳という繊細で多感な年齢の子どもたちと日々真剣に向きあう中学教師たちの、リアルな姿を描いた連作集

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『きみは誤解している』(佐藤正午)_書評という名の読書感想文

『きみは誤解している』佐藤 正午 小学館文庫 2012年3月11日初版 出会いと別れ、切ない人生に輝く一瞬と普遍的な人間心理を、競輪場を舞台に透明感あふれる文章で綴った珠玉の作品集。(小学館文庫)

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『猫を拾いに』(川上弘美)_書評という名の読書感想文

『猫を拾いに』川上 弘美 新潮文庫 2018年6月1日発行 誕生日の夜、プレーリードッグや地球外生物が集い、老婦人は可愛い息子の将来を案じた日々を懐かしむ。年寄りだらけになった日本では誰もが贈り物の

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『カフェーの帰り道』(嶋津輝)_書評という名の読書感想文

『カフェーの帰り道』嶋津 輝 東京創元社 2026年1月23日 4版

『きっと君は泣く』(山本文緒)_書評という名の読書感想文

『きっと君は泣く』山本 文緒 角川文庫 2026年1月25日 改版初

『彼女たちが隠したかったこと』(一木けい)_書評という名の読書感想文

『彼女たちが隠したかったこと』一木 けい 角川文庫 2026年1月2

『カンザキさん』(ピンク地底人3号)_書評という名の読書感想文

『カンザキさん』 ピンク地底人3号 集英社 2026年1月10日 第

『真珠とダイヤモンド 上下』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文

『真珠とダイヤモンド 上下』桐野 夏生 朝日文庫 2026年1月25

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