『欺す衆生』(月村了衛)_書評という名の読書感想文

『欺す衆生』月村 了衛 新潮文庫 2022年3月1日発行 詐欺の天才が闇の帝王に成り上がる - 傑作保証 山田風太郎賞受賞の犯罪巨編 戦後最大の詐欺集団、横田商事。その崩壊を目

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『私以外みんな不潔』(能町みね子)_書評という名の読書感想文

『私以外みんな不潔』能町 みね子 幻冬舎文庫 2022年2月10日初版 他の子供に、私のなかに入ってこられるのはごめんである。か弱くも気高い五歳児を描いた、著者初の私小説。 北

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『カエルの小指/a murder of crows』(道尾秀介)_書評という名の読書感想文

『カエルの小指/a murder of crows』道尾 秀介 講談社文庫 2022年2月15日第1刷 道尾秀介がもう一度会いたかった 『カラスの親指』 のあいつらが帰ってきた! 最

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『くらやみガールズトーク』(朱野帰子)_書評という名の読書感想文

『くらやみガールズトーク』朱野 帰子 角川文庫 2022年2月25日初版 「わたし、定時で帰ります。」 シリーズが話題! "社会の不平等感" を吹き飛ばす、一気読みの物語! 小

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『Blue/ブルー』(葉真中顕)_書評という名の読書感想文

『Blue/ブルー』葉真中 顕 光文社文庫 2022年2月20日初版1刷 ※本作は書下ろし作品です。この物語は平成30年間の文化・風俗を俯瞰しながら、児童虐待、子供の貧困、無戸籍児、モ

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『地面師たち』(新庄耕)_書評という名の読書感想文

『地面師たち』新庄 耕 集英社文庫 2022年2月14日第2刷 そこに土地があるかぎり、奴らは必ず現れる - 。 ある事件で妻子を亡くした拓海は、大物地面師・ハリソン山中のもと

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『人面瘡探偵』(中山七里)_書評という名の読書感想文

『人面瘡探偵』中山 七里 小学館文庫 2022年2月9日初版第1刷 天才。5ページ読めば、もう面白い。 相続鑑定士・三津木六兵の肩には人面瘡が寄生している。頭脳明晰な彼を六兵は

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『出身成分』(松岡圭祐)_書評という名の読書感想文

『出身成分』松岡 圭祐 角川文庫 2022年1月25日初版 貴方が北朝鮮に生まれていたら、この物語は貴方の人生である脱北者の証言に基づく - 史上初、平壌郊外での殺人事件を描くミステ

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『まつらひ』(村山由佳)_書評という名の読書感想文

『まつらひ』村山 由佳 文春文庫 2022年2月10日第1刷 神々を祭らふこの夜、踏み外す 原始のかけ声、謎を秘めた伝説。今宵、炎が男たちの軀を照らし出す祭りとエロス 6つの秘

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『正体』(染井為人)_書評という名の読書感想文

『正体』染井 為人 光文社文庫 2022年1月20日初版1刷 罪もない一家を惨殺した死刑囚はなぜ脱獄したのか!? その488日を追うミステリー! WOWOW 「連続ドラマW」 202

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『歩道橋シネマ』(恩田陸)_書評という名の読書感想文

『歩道橋シネマ』恩田 陸 新潮文庫 2022年4月1日発行 ありふれた事件 - 銀行立てこもり事件の関係者が証言する想像を絶する事実。 今年の春の連休直前に、とある地方の県庁所在

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『永遠についての証明』(岩井圭也)_書評という名の読書感想文

『永遠についての証明』岩井 圭也 角川文庫 2022年1月25日初版 圧倒的 「数覚」 に恵まれた三ツ矢瞭司、同じく特別推薦生として数学科に入学した熊沢、佐那の3人は、共同研究で画期

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『木曜日の子ども』(重松清)_書評という名の読書感想文

『木曜日の子ども』重松 清 角川文庫 2022年1月25日初版 世界の終わりを見たくはないか - ? "あいつ" の影が息子を奪う。父親になろうとした男は、絶望の先に広がる光景に涙す

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『悪い夏』(染井為人)_書評という名の読書感想文

『悪い夏』染井 為人 角川文庫 2022年1月5日8版発行 クズとワルしか出てこない。最低にして最高。鬼畜ノワールサスペンス! 26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワ

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『第8監房/Cell 8』(柴田 錬三郎/日下三蔵編)_書評という名の読書感想文

『第8監房/Cell 8』柴田 錬三郎/日下三蔵編 ちくま文庫 2022年1月10日第1刷 さあ、殺されておいで 剣豪小説の大家が残した 〈狂気〉 のミステリ短篇巧みなストーリ

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『悪逆』(黒川博行)_書評という名の読書感想文

『悪逆』黒川 博行 朝日新聞出版 2023年10月30日 第1刷発行

『エンド・オブ・ライフ』(佐々涼子)_書評という名の読書感想文

『エンド・オブ・ライフ』佐々 涼子 集英社文庫 2024年4月25日

『アトムの心臓 「ディア・ファミリー」 23年間の記録』(清武英利)_書評という名の読書感想文

『アトムの心臓 「ディア・ファミリー」 23年間の記録』清武 英利 

『メイド・イン京都』(藤岡陽子)_書評という名の読書感想文

『メイド・イン京都』藤岡 陽子 朝日文庫 2024年4月30日 第1

『あいにくあんたのためじゃない』(柚木麻子)_書評という名の読書感想文

『あいにくあんたのためじゃない』柚木 麻子 新潮社 2024年3月2

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