「 書評(か行) 」 一覧
『子供の領分』(吉行淳之介)_書評という名の読書感想文
2014/11/17 | 『子供の領分』(吉行淳之介), 作家別(や行), 吉行淳之介, 書評(か行)
『子供の領分』吉行 淳之介 番町書房 1975年12月1日初版 吉行淳之介が亡くなって、既に20年が経ちました。 1954年、彼は『驟雨』という作品で芥川賞を受賞します。当時、吉行淳之介を含め遠
『孤独の歌声』(天童荒太)_書評という名の読書感想文
2014/11/11 | 『孤独の歌声』(天童荒太), 書評(か行)
『孤独の歌声』天童 荒太 新潮文庫 1997年3月1日発行 天童荒太が気になります。つい先日までテレビ放映されていた 「家族狩り」 の原作者ですと紹介するのが、一番通りがよいかも知れません。
『教場』(長岡弘樹)_書評という名の読書感想文
2014/11/06 | 『教場』(長岡弘樹), 作家別(な行), 書評(か行), 長岡弘樹
『教場』長岡 弘樹 小学館 2013年6月24日初版 この人の名前が広く知られるようになったのは、日本推理作家協会賞短編賞受賞作『傍聞き』(かたえぎき)の文庫化がきっかけでした。 単行本が出てか
『砕かれた鍵』(逢坂剛)_書評という名の読書感想文
2014/11/05 | 『砕かれた鍵』(逢坂剛), 作家別(あ行), 書評(か行), 逢坂剛
『砕かれた鍵』逢坂 剛 集英社 1992年6月25日第一刷 『百舌の叫ぶ夜』『幻の翼』に続くシリーズの第三話。☆百舌シリーズ書評→『百舌の叫ぶ夜』 『幻の翼』 『幻の翼』からさらに1年半くらいあ
『風の歌を聴け』(村上春樹)_書評という名の読書感想文(書評その2)
2014/10/30 | 『風の歌を聴け』(村上春樹), 作家別(ま行), 書評(か行), 村上春樹
『風の歌を聴け』(書評その2)村上 春樹 講談社 1979年7月25日第一刷 書評その1はコチラ 私にとって最も印象深いフレーズがこれです。 「高校の終り頃、僕は心に思うことの半分しか口に出す
『風の歌を聴け』(村上春樹)_書評という名の読書感想文(書評その1)
2014/10/30 | 『風の歌を聴け』(村上春樹), 作家別(ま行), 書評(か行), 村上春樹
『風の歌を聴け』(書評その1)村上 春樹 講談社 1979年7月25日第一刷 もう何度読み返したことでしょう。この本を買ったのは、地元の町の駅前にある 「栄文堂」 という小さな本屋でした。35年も
『硝子の葦』(桜木紫乃)_書評という名の読書感想文
2014/10/27 | 『硝子の葦』(桜木紫乃), 作家別(さ行), 書評(か行), 桜木紫乃
『硝子の葦』桜木 紫乃 新潮文庫 2014年6月1日発行 今私にとって一番読みたい作家さんです。何にそんなに惹かれるのかと言いますと、誠に個人的なことではありますが、小説の舞台が北海道であるという
『陰日向に咲く』(劇団ひとり)_書評という名の読書感想文
2014/10/24 | 『陰日向に咲く』(劇団ひとり), 作家別(か行), 劇団ひとり, 書評(か行)
『陰日向に咲く』劇団ひとり 幻冬舎文庫 2008年8月10日初版発行 この本が出版されたのは、もう6年も前のことになります。今更なぜこの本なのかと自分でも思うのですが、実は発売当初から気にはなって
『かわいそうだね?』(綿矢りさ)_書評という名の読書感想文
2014/10/17 | 『かわいそうだね?』(綿矢りさ), 作家別(わ行), 書評(か行), 綿矢りさ
『かわいそうだね?』 綿矢 りさ 文春文庫 2013年12月10日第一刷 あっという間で、綿矢りさもすでに30歳の大人の女性になりました。 デビュー当時は17歳の高校生だったのですよ。マスコミに
『かたみ歌』(朱川湊人)_書評という名の読書感想文
2014/10/15 | 『かたみ歌』(朱川湊人), 作家別(さ行), 書評(か行), 朱川湊人
『かたみ歌』 朱川 湊人 新潮文庫 2008年2月1日第一刷 たいして作品を読んでいるわけではないのですが、私にとってはないがしろにできない作家です。朱川湊人はホラー作家として認知されていますが、
『後妻業』黒川博行_書評という名の読書感想文(その2)
2014/10/13 | 『後妻業』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(か行), 黒川博行
『後妻業』(その2) 黒川 博行 文芸春秋 2014年8月30日第一刷 ※二部構成になってます。よろしければその1から読んで下さい。→『後妻業』(その1) 老人相手の結婚詐欺師。武内小夜子、69
『後妻業』黒川博行_書評という名の読書感想文(その1)
2014/10/13 | 『後妻業』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(か行), 黒川博行
『後妻業』(その1) 黒川 博行 文芸春秋 2014年8月30日第一刷 とうとう、本当にとうとうとしか言い様がないくらい長い年月をかけて黒川博行が直木賞を受賞しました。『カウント・プラン』で初
『格闘する者に◯(まる)』三浦しをん_書評という名の読書感想文
2014/10/10 | 『格闘する者に○(まる)』(三浦しをん), 三浦しをん, 作家別(ま行), 書評(か行)
『格闘する者に◯(まる)』 三浦 しをん 新潮文庫 2005年3月1日発行 この人の本が店頭に並んでいると、素通りできずについ手に取ってしまいます。私はこの人の本から漂う 「雰囲気」 に間違いなく
『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』(白石一文)_書評という名の読書感想文
2014/09/27 | 『この胸に突き刺さる矢を抜け』(白石一文), 作家別(さ行), 書評(か行), 白石一文
『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』 白石 一文 講談社 2009年1月26日第一刷 どちらかと言えば、読み難い。 分かっていながら、それでも気になって買ってしまう。 私にとってこの人の本はそ
『紙の月』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2014/09/23 | 『紙の月』(角田光代), 作家別(か行), 書評(か行), 角田光代
『紙の月』 角田 光代 角川春樹事務所 2012年3月8日第一刷 映画 『紙の月』 の全国ロードショーが11月から始まります。主人公の梅澤梨花を演じるのは宮沢りえで、今は9月ですが、宣伝広告をよ